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秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

(その1 東京・金沢)北陸・山陰紀行

2019年07月02日 23時05分13秒 | 旅行

2019年5月15日から21日に、金沢、三朝温泉、三徳山三佛寺投入堂、足立美術館、月山富田城跡、安来駅近くの和鋼博物館を旅してきました。金沢にはこれまで、度々訪れていましたが、その他は初めての地。いずれも、いつかは訪ねてみたいと思っていたところで、期待にたがわず、食と温泉、美と歴史・文化を満喫できました。


鴨そばで雅な加賀へ初夏の旅


東京駅発の旅の時は、朝の7時頃に駅構内のすし好で朝食。今回は1時間遅かったので結構混んでいました。で、隣のそば屋さん。加賀は小京都、ちなんで鴨そば、にしました。

金沢に近づいてきますと、黒瓦屋根が目につき始め、加賀に来たな~、といつも思います。

黒瓦に初夏の陽加賀に 来たりけり

 

 

金沢の昼餉は雅 風薫る



昼餉は大学時代の友人三人と金沢駅からタクシーで20分ほどの「茶寮 卯辰かなざわ」。
卯辰山から金沢の新緑を愛でつつ、雅なお弁当を楽しみました。

「卯辰かなざわ」からは金沢奥座敷へ。タクシーで30分ほどですが、緑と静けさにつつまれています。

恋多き夢二の湯宿竹の秋


泊りし宿は「湯涌温泉 お宿 やました」。歴代加賀藩主の湯治湯で、大正時代は夢二が恋人彦乃と逗留した宿との由緒あるお宿です。時代を感じさせる室内には夢二の絵が多く展示されており、ゆっくりと鑑賞できます。

竹の秋古風湯宿に癒やされて
 
 
殿様と夢二と初夏の夕餉かな


この後、日本酒に進みましたが、浴衣、日本酒、由緒宿、と金沢奥座敷の舞台仕掛けのお蔭で、歴史と文化を偲び、一転、明日のゴルフ、と話は時空を駆け巡りました。

夢二の絵かさなるムンク竹の秋
ものかなし夢二女人画竹の秋



宿の斜め向かいに「金沢湯涌夢二館」があります。夢二の絵をたくさん観るにつけ、夢二という人は複雑な人なんだろうな、と思うと共に、自分が知っている数少ないムンクの絵数点を重ねて観ていました。

「茶寮 卯辰かなざわ」と「お宿 やました」で、小京都・金沢の食・文化・温泉を堪能したよく日は、金沢ゴルフクラブ。七十代の四人は、新緑の金沢奥座敷・丘陵コースを、気は半世紀前の若さに戻りながら楽しいひと時を過ごしました。
夕刻、二人は金沢駅からそれぞれ神戸と東京への帰路に。私ともう一人の友人は、近江町市場に向かいました。「鮨処 源平」で美味な鮨を食べ終え、友人は能代空港に向かい、東京へ。
ここから私の一人旅の始まりです。その夜は、以前に地元の友人と行ったスナックで、見ず知らずの地元の方と語らい、駅前のホテルで一泊。

(その1 東京・金沢)終わり。
次は、三朝温泉です。

追記:
この記事は、私にとりまして初めてのブログ記事です。高校後輩のH女史に強く勧められ、且つ技術上のご助言を得てようやく作り上げることができました。
ここに感謝の意を表します

コメント (2)
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