ゆく川の流れに海月町の中
海月:くらげ 小名木川にて
小名木川は、徳川家康の時代に千葉県の行徳塩田の塩を江戸市中に運ぶため、隅田川と旧中川(と今の荒川)を結ぶ運河として開削されました。この海月は東京湾からユラユラと迷い込んできたのかもしれません。
方丈記の一節:ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある人と、栖(すみか)とまたかくのごとし。
コロナ禍で小名木川を散歩している時に、流れに身を任せてゆく海月に出逢いました・・・
町中で海月に出逢える自然が、江東区にはありました・・・