礼文着 祝いビールに 礼文ウニ 遥か利尻の 富士も肴に
香深港 海鮮処カフカにて
東京の自宅を出たのがこの日の8時頃。羽田から稚内まで2時間、稚内空港から稚内港までバスで30分、稚内港から礼文島の香深(かふか)港までフェリーで2時間。香深港に着いたので16時でした。
都合8時間、北端の島はやはり遠いな~、と感じ、とうとう来たぞ、念願の島に、という感じでした。
素泊まり宿は香深港内にある「ゲストハウス のんの」。荷物を置いて、先ずはバフンウニを、と入ったのが「海鮮処カフカ」でした。「カフカ」との看板を見て、この北端の地の店で(あの「変身」作者の)「カフカ」の名が付けられているとは?、と思ったのですが、この港、香深(カフカ)の名前なんだ~、と早合点を一人笑ってしまいました。
昆布食む獲りたてウニの甘味かな
食む:はむ
この4日後に行きました利尻島で知ったのですが、ウニの漁期は6月から8月までで、しかも、朝5時半から7時半の2時間に制限されているとのことです。しかもバフンウニの食べ頃は7月、とのこと。お花の事しか考えていませんでしたので、これはラッキー!、と感謝しました。
獲りたてのバフンウニを食べたのは今回が初めて。淡く甘く、上品な味と舌触りです。東京で食べたウニは少し苦味があるように感じていましたが、全くありませんでした。ウニは本来雑食とのことですが、ここのウニの主食は高級昆布の利尻昆布とのことで、何とも贅沢な礼文バフンウニさんです。それを食べる人間様も贅沢か・・・。ちなみに、このウニ小鉢で2040円でした。
冷に合ふネギ味噌ホッケの組み合はせ
冷:ひや、ひや酒
ホッケをネギ味噌で食べるのも初めてでした。「ホッケちゃんちゃん焼き」というのだそうです。冷酒に合いました。ちなみに、この初料理のお値段は820円・・・