海へだて 冷で献杯 利尻富士
冷:ひや、冷や酒、 海鮮処カフカ
波静か 夕焼け淡く 利尻富士
夕焼けや 澄みし浅瀬も 底の静けく
香深港よりしばし南に歩きて
礼文島に16時に着いてから宿に寝に戻るまでの3時間、ずっと利尻富士に魅せられていました。本当に端正、優美な姿で、本家の富士山とは異なる意味で、日本一、という思いです。
「カフカ」を出たのが18時前でまだ明るかったので、香深港の防波堤とテトラポットが視界に入らずに利尻富士を観れるところまで一人南に歩いていきました。とても静かで、利尻富士と空が夕焼けて少しづつ赤みを帯びて行きます。時折、海猫が一羽、二羽海原に浮かび沈み、又は利尻富士を横切っていきます。
私の他誰もおらず、海岸道路脇に腰を下ろし、澄み切った浅瀬の底の岩とさざ波を眺めていました。
ウミネコと目でご挨拶礼文島
ところで、私の住んでいる江東区にはカモメがたくさんいます。礼文島に着いてからもカモメかなと思いつつも、体が少し大きい感じがしましたのでインターネットで調べましたら、私が見たのは海猫でした。カモメとウミネコの違いについてインターネット曰く;「外見上の一番の特徴は、カモメのくちばしが黄色一色であるのに対し、ウミネコは黄色いくちばしの先端に黒帯と赤班があること」。海猫さんの写真を添付します。鳴き声も海猫は猫のように鳴くとのこと。