陸奥の 雪の温泉 夢に見て
松葉杖つき いざや初旅
初旅や 始めいつもの 駅寿司で
東京駅 すし好
陸奥や湯煙もうもう冬の月
湯煙:ゆけむ
松葉杖で初旅(その1)
松の内に左膝を痛めまして、生まれて初めて松葉杖のお世話になっています。平地を歩く時は先ず右腕脇でかかえた杖と左足を同時に前に出した後で右足を持ってくる、階段を上る時は右足を先ず一段上に置き、下る時は・・・、と初めのうちは結構戸惑いました。今回の旅の目的は磐梯熱海での雪見の温泉三昧でしたので、歩き回ることもないしということで決行しました。
磐梯熱海温泉までは郡山経由の電車で行きましたが、車窓の景色は雪のない乾いた刈田が続いていました。温泉街も雪に薄くおおわれている程度でしたが、さすがに寒く、露天風呂は湯けむりがもうもうと立ち込めていました。寝る前にも露天風呂に行きましたら、湯けむり越しにお月さんが出ていました。