分かるかな L + I の 革のキズ
遂に繕ふ 無い知恵絞り
革コートの裂けキズ修理成し遂げり
お笑い話です。
長年愛用していました革コートが右手ポケット入口半分から裾まで L + I の形に裂けてしまいました。このコートの裏生地は布ですので、本格的な冬の前後に重宝していました。
キズの全長は20㎝くらい。直ぐにジャスコの仕立て直しやさんに持って行きましたら「できませんね~。革製品修理専門店はやってくれると思いますが、何万円かかるかですね~、きっと」とのこと。「捨てるしかないか~」と思って奥さんに薄手のセミフォーマルコートを買ってもらいました。
が、未練は断ち切れず、インターネットで革製品の修理を検索しましたら、キズは皆小さいものの接着剤と当て布で修理が可とのこと。私の場合はキズが結構大きいので、ダメ元で今度は手工芸コーナーに行きましたら、店員さんも「ダメかもしれませんが」との留意付きで丁寧に修理の仕方を教えてくれました。お薦め接着剤は「ボンド裁ほう上手」。
当て布は何故かとっていたズボンの端切れ。お教えの通りに修理して24時間経ちました。恐るおそるキズ口を軽く引っ張りましたら、付いていました~! 次に強く引っ張りましたがOK!
そして、少し離れて見ましたら、そんなに目立たないような気がしました。どうでしょうか???
これまで、自転車のパンク修理や微調整、布製品の繕い、接着剤を使った革靴やゴルフシューズの修理はしましたが、革製品のキズ修理は今回が初めてです。レパートリーが広がった気分です。最後の昭和世代の性分でしょうか・・・