春寒の 蒼天疼く ウクライナ
木場公園
この2月24日で一年経つも、ウクライナの人々は厳寒の中、戦時の極めて厳しい生活を強いられています。テレビでウクライナのドキュメンタリー番組を見ていますと胸が疼きます。蒼天の青はウクライナの国の色を連想させます。ウクライナに思いが馳せます。
NHKの日曜美術館「ルーブル美術館 美の殿堂の500年”太陽王”が夢見た芸術」のナレーションで、次のルイ14世の言葉が紹介された時、と慄然としました;
「領土を拡大することは、王に最もふさわしい、最も気持ちのよい仕事である」
そして、この直ぐ後に、以下の説明が続きます;
「ルイ14世の治世は、周辺国との戦争に明け暮れた時代でもありました」
ルイ14世は1638年から1715年に生きた人間で、自らを太陽王と称していました。それから400年が経ち、今、プーチン政権下のロシアで絶対王政が蘇りつつあるのかという信じたくない現実に、今の世界は遭遇しているのかもしれません。
絶対に繰り返したくない人間の歴史です。