新フェミニズム 知りて違和感 年の暮
12月25日 読売新聞
【新フェミニズム】男性への敵意 利益でない…歴史人口学者 エマニュエル・トッド氏 71 [あすへの考]
これは記事の標題で、男性への敵意をもつ「新フェミニズム」があるとは知りませんでしたし、フランスの代表的知識人で歴史人口学者トッド氏への取材記事ということで興味をもって読みました。
記事の中で印象的な文は;
「米欧は女性解放運動の第3波のただ中にある」
「男性支配の上流に挑む、女性が主役の中流、新たな階級対立」
男性を敵視する女性たちの運動があることに正直、ショックを受けました。これから勉強しなければとも思いました。
いまだ女性が社会人として生きて行く上で、男性よりも多くの社会的障害があることは事実であり、社会変革の手前の段階では過激な考え、運動があったということは、人間のこれまでの変革の歴史が語っています。
この記事の結びのトッド氏の言葉に共鳴します。
「ホモサピエンスの成功の一歩は狩猟採集時代の男女協働でした。新フェミニズムが男女対立から転じ、男女協働という第4波に脱皮することを願ってやみません。」