秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

アネモネ

2024年03月25日 21時38分36秒 | 日記
小粒でも 深紅アネモネ ビッグバン
       江東区東砂 個人花壇


 小粒でもピリリと辛い山椒の実、ではありませんが、足元で咲いている小さなアネモネさん、この深紅、強烈ですね~!まず思い浮かんだのが岡本太郎さんの「芸術は爆発だ!」。次に、地球が極小の一粒でしかないこの宇宙の始まり、ビッグバン。そして、NHK・BS番組「コズミックフロント」で見た超新星爆発。
 赤いアネモネの花言葉は「君を愛す」だそうです。たまたま写っている紫のアネモネは「あなたを信じて待つ」。色の醸し出す雰囲気の違いを言い得て妙です。可愛い勿忘草(ワスレナグサ)も写っていました。
 小さな花壇でしたが、育てている方の思い、自然の素晴らしさに暫しひたりました。

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沈丁花

2024年03月25日 14時46分34秒 | 日記
通り過ぎ ふとふりかへる 沈丁花
            小名木川

 

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木の芽

2024年03月24日 21時51分39秒 | 日記
子の生まるるを 待つが心地の 木の芽かな
             小名木川

 
 人間のお母さんのお腹の中で胎児が育っていく様子が、今では動画で見れるようになりました。この今にも割れて開きそうな木の芽たちを観ていますと、この芽の中の時空で新しい花が形成されている最中、とこの頃思います。春寒の日が続いていますが、間もなく、ある日突然、数多の木の芽から一斉にお花さんたちがこの世に生まれ出てくる、待ち遠しいこの頃です。

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木瓜の赤花

2024年03月23日 15時29分53秒 | 日記
平安の 人も愛でしや 木瓜の赤花
          仙台堀川公園


 同じ木瓜(ぼけ)の花でも、色が異なるとこうも印象が違うのでしょうか・・・ 
 白は静謐な平安、この赤は温かい平安・・・
 平安時代の人々も観ていたのかと思うと、親しみがまします。

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白木瓜

2024年03月23日 14時34分16秒 | 日記
平安も 今も癒さる 木瓜の白花
         仙台堀川公園


 木瓜(ぼけ)は平安時代に中国から渡来し、「ぼけ」の名の由来は、この実の形が瓜に似ているため、木になる瓜、木瓜を「もけ」と呼んでいたのが、なまっていき「ぼっくわ」→「ぼけ」となったとも言われています。いわゆる、名の由来としては、惚(ほ)けるからの「ぼけ」とは無関係のようです。
 この淡い緑がかったこの白い木瓜の花を観ていますと、心が安らぎます。

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