秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

目借時

2024年03月22日 00時45分52秒 | 日記
白雲や 平和しみじみ 目借時



 穏やかな春暖の候、仰向けになって真青(まさお)の空にぽっかりと浮かぶ白雲を眺めていますと、平和な今の日常がつくづくありがたく思います。そして、眠気も忍び寄ります。
 目借時とは、カエルの声が聞こえる頃になると、カエルに目を借りられるので眠くなるというので、春の季語になっているとのこと。年取るとカエルに目を借りられなくとも、うつらうつらと眠くなっている自分に気付きます。

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龍天に登る

2024年03月21日 13時44分03秒 | 旅行
龍天に 登り一雨 地に帰る
      鎌倉建長寺法堂龍雲図



 「龍天に登る」は春の季語で、龍が春分の頃に天に登り雲を起こし雨を降らせるという中国の古代伝説から季語になったとのことです。この写真は天井写真を180度右回転したもので、天井図を床に見る感じです。龍が天井に登って一仕事して地上に帰ってくるような・・・

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ほとけの座

2024年03月20日 23時28分52秒 | 日記
山川草木 悉有仏性 ほとけの座
          仙台堀川公園

 さんせんそうもく しつうぶっしょう
 公園や町の道の端、山の道の辺で木々や草花に出逢うと、この言の葉がしみいります。
 「仏の座」という名は、茎を取り囲むような葉が仏様が座る蓮華座(れんげざ)のように見えることから付けられたとのことです。

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山吹

2024年03月20日 17時34分55秒 | 日記
山吹の 花一つ今 開かむと
         仙台堀川公園


  
 七重八重とたくさん花が咲いている山吹の中で、今開かんとしている一つの花に出逢いました。芽、蕾、このひと時、そして開花。それぞれに味わいがあり美しい・・・


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ハクモクレン

2024年03月18日 23時47分13秒 | 日記
咲ききらむ ハクモクレンの 有終の美
            仙台堀川公園

 
 ハクモクレンと泰山木の白色の大きな花びらが咲く美しいままの終局場面は、咲き切る、生き切るんだ~という強い意志のようなものと寂しさを感じてしまいます。

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