禁酒しないといけない私😎
20代から私は、お酒を飲み始めて74歳の現在までほとんど毎日お酒を飲み続けてきました。
お酒の弊害、肝臓、脳への影響などは報道などで認識していました。
しかし、お酒を飲むおいしさ楽しさから、習慣的にお酒を飲んでいました。
昨年3月の腹部エコー検査で、脂肪肝の診断結果がありました。
私の父親が、お酒の飲み過ぎから、肝炎、肝硬変、肝臓がんと病気が進行して70歳で亡くなりました。
それらのことが原因で
私は、昨年3月から12月まで約10ヵ月位禁酒をしました。
しかし、昨年12月のクリスマスから正月とお酒を飲む機会が増えて、また前のようにお酒を飲むようになりました。
先日、ブログを見ていたところ、お酒を飲むと脳が委縮するという記事を読みましたので心配になり、インターネットで調べました。
その結果、アルコールが脳の萎縮をするということがわかりました。
検索記事の要約(引用)
英国内のMRI検査を受けた平均年齢43歳の男女550人を対象に、過去30年にわたるデータを解析して、1週間のアルコール摂取量と脳の変化との関連を調べています。
飲酒しない人と比べて、多量飲酒する人は5.8倍海馬が萎縮しやすくなっていました。また、適度に飲酒する人でも、3.4倍海馬の萎縮しやすくなっていることが明らかになりました。
なお、加齢による萎縮は脳全体に及ぶのに対し、飲酒で萎縮するのは主に脳の前頭葉と側頭葉で、記憶や想像力、判断力などを司る部位です。
そして、断酒して数ヵ月くらいすると、徐々に回復していくと言われています。
受診者の平均年齢は男性48歳、女性53歳であった。
1日2合の飲酒で違う
1日2合を基準に飲酒量によって分けてみると、非飲酒群と1日2合以下の群(平均1日1合弱、363人)では脳萎縮の割合はそれぞれ27%と24%で差はなかった。
1日2合以上飲酒する群(246人)の脳萎縮の割合は36%にのぼり、他の2つの群と比べて明らかな差が認められた。
さらにこの36%のうち、中等度萎縮が10%を占めている点でも、他の2群の中等度萎縮が5%を切っているのと際だった違いを示していた。
酒飲みは10年早く脳萎縮が進行する
慢性アルコール中毒患者では、脳血流やグルコース代謝が低下し、判断力などの高次機能が障害され、反社会的行動を起こしやすいことが指摘されている。
幸いなことに、アルコールによる脳萎縮や脳のダメージはある程度可逆性があることが分かってきた。
禁酒をして数ヶ月すると、脳萎縮も徐々に回復してくると報告されている。
また1日1合程度の飲酒は脳萎縮を起こさない可能性がある。
担当:久保田基夫
記事C
第55回 お酒で脳が縮む
地域医療支援部副部長(内科)梅枝 伸行
今回は脳に及ぼす影響についてお話します。
アルコールは脳ととても親しいのですが、連日の飲酒で始終アルコール漬けになっていると、脳の細胞は梅酒の中の梅の実のようにだんだん縮んでいきます。これを脳萎縮といいますが、CTやMRI検査で調べてみると、脳萎縮は大脳の前頭葉に多くみられます。
前頭葉というのは、物事の判断や意志決定をするなど、最も高等な精神の中枢ですから、そこに脳萎縮がおきると正しい判断ができにくくなります。
アルコール依存症の人のうち、5人に1人が、60歳を過ぎると認知症になるという何とも恐ろしい統計もあります。
食事もとらずに、ひたすら飲み続ける「酒飲みの美学」は、実は恍惚の人への近道をひたすら進むことになるのです。
100歳を過ぎても、なお元気な高齢者の生活習慣を調べてみると、喫煙者がほとんどいないにもかかわらず飲酒の習慣はかなりあったのです。
その量は日本酒で換算して1日に0.5合以下だったそうです。 お酒を「百薬の長」とするためには、少しのお酒で楽しく酔う節度こそが秘訣のようですね。
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