2013年4月10日(水) 6:30~7:30八坂神社に於いて東村山・小平倫理法人会 第521回 経営者モーニングセミナーが開催されました。
講師 東京都倫理法人会 副会長 ムサシノアロー(株) 代表取締役 福平 良全 氏
テーマ「気づいたことは即行即止」
倫理に入った頃、景気が悪かった。MSの講師に「会社を伸ばすためには、社長が2時間前に出社しなさい。」言われた。そんなことで良くなるものか、と思いながらもやってみた。
カルロスゴーンのあだ名は、“7-11”。それになら習って本当に仕事が片付くようになった。
父である初代社長から「取引先のトイレと倉庫を見てこい。」と言われた。そのふたつの汚い会社は、支払いが滞っている可能性が高いと教えられた。
「謙虚さを身に着けるのには、素手でトイレ掃除をすること。」と聞いてやってみたら、本当に謙虚な気持ちになった。
社員は社長の背中を見ている。会社は社長次第。
会社のイメージがとても大切と考え、誰が会社に来ても全員であいさつしよう!と提案したが、社員はしない。そこで、一か月間キャンペーンをした。あいさつしない日が、5日以内なら3,000円の報奨金、それを超えると100円の罰金。皆がするようになった。
お茶のメニューを冬期・夏期で2種類作って、おしぼりは冷温2つ出す。
設備会社なのに会社のイメージが変わった。そこから口コミ、波及効果。
社員をほめて働いていただく方法として、感謝の「クリスタルカード」を年4回程度、社員の自宅にはがきで出している。
家人から社員が「社長から感謝のはがきが来てすごい!」とほめられると嬉しいし頑張る。
このクリスタルカードを神棚や仏壇にしまっている社員もいる。
これらは、全てMSで教わったことを真似ただけ。いいと思ったらすぐする。ダメだったら一回工夫してみて、それでもダメなものはやめる。(即行即止)
倫理経営の倫理は「道徳」ではなく、「実行によって直ちに正しさが証明できる生活の筋道」である。
次回のモーニングセミナーは4月17日(水) 講師 BMコンサルティング 代表 深沢 真太郎 氏
テーマ 日本唯一のビジネス数学コンサルタントが明かす「数字をこう扱える従業員に仕事を任せなさい」