[MOTHER日記]
ニド:あの~アナさん。
アナ:さん付けじゃなくてアナでいいわよ。
ニド:アナさん?(強調)何で君、僕の事を知っているの?気になって仕方ないんだけど。
アナ:はぁ~…やっぱり覚えてないのね…そんな気がしていたけれど…(悲)
ニド:へ?何の事?
[MOTHER日記]
アナ:昔、私、あなたと会った事あるのよね。
ニド:え?本当?
アナ:うん。
♪~(父着信)
FATHER:お前、そんな大事な事を覚えてないとかパパはお前をそんな風に育てた覚えはない!
ニド:う、うるさいな~。覚えてない物は覚えてないんだよ。それで…いつ?
[MOTHER日記]
アナ:8年前。家族で旅行でマザーズデイに行った時に、私はまだ幼かったから
ちょっと驚かせようと両親に禁止されていたPSIを使っちゃったの。
そうしたらそこにいたみんなに気味悪がって逃げちゃってそれが悲しくて涙が出て来て…
泣いていたらあなたが立っていたの。
[MOTHER日記]
FATHER:覚えているか?
ニド:う~ん…
アナ:何も声もかけずにジーと見つめていて変な子だと思ったから私は『どこか行って!』
って酷い事を言ったんだけどあなたは気にない様子で鼻水をずっと垂らしていいたから何かおかしくなって笑っちゃって…
[MOTHER日記]
アナ:あなたの鼻水ふいてあげたら『ありがとう』って言ってくれて嬉しくなってそれから半日ぐらい遊んだの。
でも、家に帰る事になって『バイバイ』って…
最後にまた鼻水ふいてあげたのをよく覚えているわ。
[MOTHER日記]
FATHER:ええ話やないか…それを覚えていないお前、やっぱ最低だわ。
ニド:んな事言ったって思い出せないんだよッ!
ニド:それともう1つ質問があるんだけどさ。
アナ:なあに?
ニド:レインディアの駅にいたおばあさん。消えたけどアレ、君がやった事なの?
アナ:そうよ
[MOTHER日記]
ニド:君は僕の居場所も分かるの?(ゴクリ…)
アナ:普段は分からないわ。私は夢に出てきた所にその人がいることが分かるっていうだけ。
前の夢で出て来た時はあなた達はサンクスギビングのトンネルの中で口論をしていたわ。
ロイド(あ、やっとボクが出て来た…)
[MOTHER日記]
アナ:だからPSIを使ってレインディアの駅でおばあさんに帽子を持たせたのよ。きっと駅に来るんだろうって…
ニド:じゃぁ、全てはボクをここに来させるために君がした事なの?
アナ:私はあなたがここに来てほしいなって思ってお婆さんを作って帽子を持たせただけ。
[MOTHER日記]
アナ:だってこの帽子を届けてくれたのはあなた自身の意思でしょ?
ニド:まぁね…気になったもの。この帽子の持ち主はどんな子なんだろうって…
ステキな子だったらいいなってさ。
[MOTHER日記]
アナ:…。ぼ、帽子をもらったからと言って面倒だってどこかに預けようと思えば預けられたはずだし…PSIは人の気持ちを操れるほど便利じゃないから…
でも、あなたは私の所までちゃんと届けに来てくれた。私にはそれだけで十分。
[MOTHER日記]
ニド:君はボクの事をそれだけ想っているかもしれないけれど…
あんまり言いたくはないけどボクは君の事を…
アナ:言わなくていい。うん。言わないで…分かって…いる…か…ら…
ニド:何か…ごめん…ごめんよ…
二人:…(沈黙)
[MOTHER日記]
ニド:君はボクの事をそれだけ想っているかもしれないけれど…
あんまり言いたくはないけどボクは君の事を…
アナ:言わなくていい。うん。言わないで…分かって…いる…か…ら…
ニド:何か…ごめん…ごめんよ…
二人:…(沈黙)
[MOTHER日記]
FATHER:おい。俺達、完全に空気じゃないか…ヘボメガネ、何か言ってやれ。
ロイド:何でボクに振るんですか~。あなたが言えばいいじゃないですか~。一応、ニドの父親でしょ?
FATHER:うるっさいな~。俺はキャラ的に場違いすぎるんだよ。俺が喋ると二人の空間を台無しにさせちまうんだ!
[MOTHER日記]
FATHER:それは父として…いや!人として出来ん!!天才のお前ならこの沈黙をやんわりと打破出来るはずだ!行け!天才!やれ!天才!さぁ!天才!
ロイド:本当、勝手だなぁ…そうだなぁ…う~む…よし!
FATHER:早ッ!何か閃いたか?
[MOTHER日記]
沈黙する2人の元へロイドが来る。
ロイド:君たち二人はPSIを通じて潜在的につながっているのかもしれないけど、
まだハッキリと気持ちとして現れてないのならこれから一緒に行動して決めればいいんじゃないかな?
[MOTHER日記]
ロイド:ひょっとしたらPSIのイタズラでちょっとした感情が混乱しただけなのかもしれないしこれから別の人と出会って強く結ばれるのかもしれない。
ニドはまるっきり覚えてないし、君の彼に対する気持ちだって8年前の事の物なんでしょ?
アナ:そうね…
[MOTHER日記]
ロイド:君の想いは昔のニドであって今は変わってしまってまるっきり違っているかもしれないし…
今はまだ一旦保留にして…時が来たらで気持ちを打ち明ければいいと思うんだけど…ダメかなぁ?
[MOTHER日記]
ロイド:ニドは思い出を思い出すかもしれないし思い出さないかもしれない。
君は昔のニドを好いていたかもしれないけど、今のニドに幻滅するかもしれない。
だから…今は一緒にいる。それでいいんじゃないかなってボクは思うんだけど…どうかな?
二人:…
[MOTHER日記]
FATHER:それが最善だと思うぞ!お前達はこれが良いとは思えないだろうが
少なくともこの意見に拒絶しているわけではないんだろ?
二人:…
FATHER:よし!返事がないのなら今の所これでいいのだ!OKだ!
[MOTHER日記]
FATHER:良くやったぞ天才!自分でいうだけの事はある!!見直したぞ!いや、俺は惚れた!!
ロイド:あなたに惚れられても嬉しくないよ。
FATHER:水を差すんじゃねーよ。この野郎!この天才がッ!
ロイド:だからあなたに言われてもそんなに嬉しくないって言ってんだろ!(笑顔)
FATHER:ワンピースのチョッパー的だな…
[MOTHER日記]
アナ:それでさっきは勝手に決めちゃったけど、私のお母さん探し、手伝ってくれる?
ニド:理由が分かればスッキリしたからいいよ。僕らの旅はみんなを守るって事だもの。
君のお母さんを探す事だってみんなを守る事だと思うしさ。
アナ:ありがとう…ニド…
[MOTHER日記]
ニド:いいよね。ロイド?
ロイド:はいはいはい。僕はどこまででもお供させていただきますよ~。
FATHER:よし!取り敢えずお前ら全員ここで軽く自己紹介しろ!
ニド:自己紹介?急だな~
FATHER:仕切り直しってが必要なんだよ!だから行け!お前から!
ニド:はいはい…
[MOTHER日記]
ニド:ボクはニド。こんな変なパパの子供さ。
ロイド:ボクはロイド。PSIは使えないけど天才だから十分さ
アナ:私はアナ。PSIばっかりのこんな私だけどよろしく
FATHER:俺は素敵過ぎる漢、世の女性を虜にさせる男だぜ!
ニド:どこがだよ
FATHER:久々のナイスツッコミだ!
[MOTHER日記]
アナ(ああ…ニドと一緒なんて夢みたい…こんな雪道だと…私が転んじゃって、手袋に雪が入って『冷たい!』なんて言ったらニドがすかさず手を握って『本当だ。アナの手、冷たいな。ボクの手で暖まりなよ』って言ってくれるの。キャ―――!!)
ニド:ビクッ!?
[MOTHER日記]
ロイド:ニド、どうしたの?汗かいているけど…
ニド:いや…
ロイド:まぁ無理もないよね。
ニド:まさかロイドにも届いたの?
ロイド:届く?ただ単に彼女、独り言のつもりなんだろうけどさ…声が大きくて丸聞こえなんだもん…
[MOTHER日記]
ニド:そうか~僕の場合、彼女の想いが強すぎてさ。テレパシーなんか使わずとも彼女の妄想がボクの頭に届くんだよね。
ロイド:そ、そうなんだ…大変だね。
ニド:しかもさ。普段のボクの10倍ぐらい美化されているんだけど…
ロイド:イ、イケメンならいいんじゃない~(汗)
[MOTHER日記]
アナ:(キャー!そんな風になったら私どーしよ―――!)
FATHER:ちょ、超大型新人加入だな~
ニド:変態父親、自称天才、妄想少女…ボクの周りは一体どうなってんの?
FATHER:いや、お前も常識人ぶっているけど結構アレだからな。
ニド:アレってなんだよ!アレって―――!!
つづく…
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「『MOTHER』プレイ日記 by 髭人」リスト、一覧
ニド:あの~アナさん。
アナ:さん付けじゃなくてアナでいいわよ。
ニド:アナさん?(強調)何で君、僕の事を知っているの?気になって仕方ないんだけど。
アナ:はぁ~…やっぱり覚えてないのね…そんな気がしていたけれど…(悲)
ニド:へ?何の事?
[MOTHER日記]
アナ:昔、私、あなたと会った事あるのよね。
ニド:え?本当?
アナ:うん。
♪~(父着信)
FATHER:お前、そんな大事な事を覚えてないとかパパはお前をそんな風に育てた覚えはない!
ニド:う、うるさいな~。覚えてない物は覚えてないんだよ。それで…いつ?
[MOTHER日記]
アナ:8年前。家族で旅行でマザーズデイに行った時に、私はまだ幼かったから
ちょっと驚かせようと両親に禁止されていたPSIを使っちゃったの。
そうしたらそこにいたみんなに気味悪がって逃げちゃってそれが悲しくて涙が出て来て…
泣いていたらあなたが立っていたの。
[MOTHER日記]
FATHER:覚えているか?
ニド:う~ん…
アナ:何も声もかけずにジーと見つめていて変な子だと思ったから私は『どこか行って!』
って酷い事を言ったんだけどあなたは気にない様子で鼻水をずっと垂らしていいたから何かおかしくなって笑っちゃって…
[MOTHER日記]
アナ:あなたの鼻水ふいてあげたら『ありがとう』って言ってくれて嬉しくなってそれから半日ぐらい遊んだの。
でも、家に帰る事になって『バイバイ』って…
最後にまた鼻水ふいてあげたのをよく覚えているわ。
[MOTHER日記]
FATHER:ええ話やないか…それを覚えていないお前、やっぱ最低だわ。
ニド:んな事言ったって思い出せないんだよッ!
ニド:それともう1つ質問があるんだけどさ。
アナ:なあに?
ニド:レインディアの駅にいたおばあさん。消えたけどアレ、君がやった事なの?
アナ:そうよ
[MOTHER日記]
ニド:君は僕の居場所も分かるの?(ゴクリ…)
アナ:普段は分からないわ。私は夢に出てきた所にその人がいることが分かるっていうだけ。
前の夢で出て来た時はあなた達はサンクスギビングのトンネルの中で口論をしていたわ。
ロイド(あ、やっとボクが出て来た…)
[MOTHER日記]
アナ:だからPSIを使ってレインディアの駅でおばあさんに帽子を持たせたのよ。きっと駅に来るんだろうって…
ニド:じゃぁ、全てはボクをここに来させるために君がした事なの?
アナ:私はあなたがここに来てほしいなって思ってお婆さんを作って帽子を持たせただけ。
[MOTHER日記]
アナ:だってこの帽子を届けてくれたのはあなた自身の意思でしょ?
ニド:まぁね…気になったもの。この帽子の持ち主はどんな子なんだろうって…
ステキな子だったらいいなってさ。
[MOTHER日記]
アナ:…。ぼ、帽子をもらったからと言って面倒だってどこかに預けようと思えば預けられたはずだし…PSIは人の気持ちを操れるほど便利じゃないから…
でも、あなたは私の所までちゃんと届けに来てくれた。私にはそれだけで十分。
[MOTHER日記]
ニド:君はボクの事をそれだけ想っているかもしれないけれど…
あんまり言いたくはないけどボクは君の事を…
アナ:言わなくていい。うん。言わないで…分かって…いる…か…ら…
ニド:何か…ごめん…ごめんよ…
二人:…(沈黙)
[MOTHER日記]
ニド:君はボクの事をそれだけ想っているかもしれないけれど…
あんまり言いたくはないけどボクは君の事を…
アナ:言わなくていい。うん。言わないで…分かって…いる…か…ら…
ニド:何か…ごめん…ごめんよ…
二人:…(沈黙)
[MOTHER日記]
FATHER:おい。俺達、完全に空気じゃないか…ヘボメガネ、何か言ってやれ。
ロイド:何でボクに振るんですか~。あなたが言えばいいじゃないですか~。一応、ニドの父親でしょ?
FATHER:うるっさいな~。俺はキャラ的に場違いすぎるんだよ。俺が喋ると二人の空間を台無しにさせちまうんだ!
[MOTHER日記]
FATHER:それは父として…いや!人として出来ん!!天才のお前ならこの沈黙をやんわりと打破出来るはずだ!行け!天才!やれ!天才!さぁ!天才!
ロイド:本当、勝手だなぁ…そうだなぁ…う~む…よし!
FATHER:早ッ!何か閃いたか?
[MOTHER日記]
沈黙する2人の元へロイドが来る。
ロイド:君たち二人はPSIを通じて潜在的につながっているのかもしれないけど、
まだハッキリと気持ちとして現れてないのならこれから一緒に行動して決めればいいんじゃないかな?
[MOTHER日記]
ロイド:ひょっとしたらPSIのイタズラでちょっとした感情が混乱しただけなのかもしれないしこれから別の人と出会って強く結ばれるのかもしれない。
ニドはまるっきり覚えてないし、君の彼に対する気持ちだって8年前の事の物なんでしょ?
アナ:そうね…
[MOTHER日記]
ロイド:君の想いは昔のニドであって今は変わってしまってまるっきり違っているかもしれないし…
今はまだ一旦保留にして…時が来たらで気持ちを打ち明ければいいと思うんだけど…ダメかなぁ?
[MOTHER日記]
ロイド:ニドは思い出を思い出すかもしれないし思い出さないかもしれない。
君は昔のニドを好いていたかもしれないけど、今のニドに幻滅するかもしれない。
だから…今は一緒にいる。それでいいんじゃないかなってボクは思うんだけど…どうかな?
二人:…
[MOTHER日記]
FATHER:それが最善だと思うぞ!お前達はこれが良いとは思えないだろうが
少なくともこの意見に拒絶しているわけではないんだろ?
二人:…
FATHER:よし!返事がないのなら今の所これでいいのだ!OKだ!
[MOTHER日記]
FATHER:良くやったぞ天才!自分でいうだけの事はある!!見直したぞ!いや、俺は惚れた!!
ロイド:あなたに惚れられても嬉しくないよ。
FATHER:水を差すんじゃねーよ。この野郎!この天才がッ!
ロイド:だからあなたに言われてもそんなに嬉しくないって言ってんだろ!(笑顔)
FATHER:ワンピースのチョッパー的だな…
[MOTHER日記]
アナ:それでさっきは勝手に決めちゃったけど、私のお母さん探し、手伝ってくれる?
ニド:理由が分かればスッキリしたからいいよ。僕らの旅はみんなを守るって事だもの。
君のお母さんを探す事だってみんなを守る事だと思うしさ。
アナ:ありがとう…ニド…
[MOTHER日記]
ニド:いいよね。ロイド?
ロイド:はいはいはい。僕はどこまででもお供させていただきますよ~。
FATHER:よし!取り敢えずお前ら全員ここで軽く自己紹介しろ!
ニド:自己紹介?急だな~
FATHER:仕切り直しってが必要なんだよ!だから行け!お前から!
ニド:はいはい…
[MOTHER日記]
ニド:ボクはニド。こんな変なパパの子供さ。
ロイド:ボクはロイド。PSIは使えないけど天才だから十分さ
アナ:私はアナ。PSIばっかりのこんな私だけどよろしく
FATHER:俺は素敵過ぎる漢、世の女性を虜にさせる男だぜ!
ニド:どこがだよ
FATHER:久々のナイスツッコミだ!
[MOTHER日記]
アナ(ああ…ニドと一緒なんて夢みたい…こんな雪道だと…私が転んじゃって、手袋に雪が入って『冷たい!』なんて言ったらニドがすかさず手を握って『本当だ。アナの手、冷たいな。ボクの手で暖まりなよ』って言ってくれるの。キャ―――!!)
ニド:ビクッ!?
[MOTHER日記]
ロイド:ニド、どうしたの?汗かいているけど…
ニド:いや…
ロイド:まぁ無理もないよね。
ニド:まさかロイドにも届いたの?
ロイド:届く?ただ単に彼女、独り言のつもりなんだろうけどさ…声が大きくて丸聞こえなんだもん…
[MOTHER日記]
ニド:そうか~僕の場合、彼女の想いが強すぎてさ。テレパシーなんか使わずとも彼女の妄想がボクの頭に届くんだよね。
ロイド:そ、そうなんだ…大変だね。
ニド:しかもさ。普段のボクの10倍ぐらい美化されているんだけど…
ロイド:イ、イケメンならいいんじゃない~(汗)
[MOTHER日記]
アナ:(キャー!そんな風になったら私どーしよ―――!)
FATHER:ちょ、超大型新人加入だな~
ニド:変態父親、自称天才、妄想少女…ボクの周りは一体どうなってんの?
FATHER:いや、お前も常識人ぶっているけど結構アレだからな。
ニド:アレってなんだよ!アレって―――!!
つづく…
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