RPG
ポポロシリーズ1作品目
開発は「ジーアーティスツ」「シュガーアンドロケッツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
1996年7月12日発売
ゲームの特徴
多くのRPGは上からの見下ろし型である「トップビュー」であるが
本作は斜めからの見下ろし型である「クォータービュー」である。
フィールドからバトルへの移行がシームレスである。
今作で集めたお土産はメモリーカードでセーブする事により
以降の作品「ポポローグ」や「ポポロクロイス物語Ⅱ」に引き継ぐことが可能
イベントによってはアニメーションムービーが展開される。
あらすじとしては
昔々、ある所にポポロクロイス王国という所があり、そこの王子「ピエトロ・パカプカ」が10歳の誕生日の日、
城の人達がいわってくれる中、本人は寂しがっていました。祝って欲しい人の中に母親の姿がなかったからである。
そんな時、城に乗り込んでくる影があった。その騒動を経て様々な所を冒険し
果てには王国の存亡すら巻き込む大騒動へと発展していく物語となるが…
王国の存亡はこのゲームの根幹ではない。確かに大事だけどね(笑)
それはネタバレから明らかにしよう
点数は95点
良い点
・ストーリー
・アニメーションムービー
・ゲームに彩りを添えるキャラクター達
悪い点
・可愛い絵柄に反しての難易度
良い点の解説
・ストーリー
あらすじで触れたけども王国の存亡だけではない話は温かくホッコリさせられる。
髭人的には「ピエトロ」と「ナルシア」のやり取りは心を撃ち抜かれるほどのニヤニヤさ加減だった(笑)
・アニメーションムービー
ドット絵だけでは表現しきれない部分をアニメーションで補っている印象。
非常に派手で見ごたえ十分!
・ゲームに彩を添えるキャラクター達
名前ありの主要メンバーはもちろんの事
名無しのキャラですら愛着がわく個性豊かさは素晴らしい。
髭人が思い出すだけでも
「城下町のくやしいのー爺」「猫が非常に多いばあさん」「告白できない男」
「子供のうるささに安堵の時がない新婚さん」「薪割りスペシャルのオッサン」
「ガミガミシティのデフロボ達」「カナリシアの魔法使い弟子(&ストーカー付)」
「カナリシアの散らかった家の男」など、
本編のイベントがあるごとに何が変わったか気になって話しかけに行き本編が進まない(笑)
悪い点 の解説
・可愛い絵柄に対しての難易度
悪い点っていうほどでもないけど一応あげておこうか?
滅茶苦茶難しいというわけではないが簡単だと思っていると痛い目を見る。
敵と離れていたら敵の突進攻撃を食らい
全快の「ピエトロ」や「ナルシア」が即死するなんて状況は、『ポポロ1あるある』だろう。
小学校低学年の子ぐらいの子達にはちょっと辛かったんじゃないだろうか?
死んでもセーブ地点からって訳じゃないから何度も死にまくってレベル上げていけば勝てる。
髭人はポポロシリーズに触れたのはこの「PS1」版じゃないんだよね。
まず、PSP版で1の部分だけクリアして
「良いゲームだな。ちょっと調べてみるか?」
と、調べていたら
「カットされまくり」
とかいうのでその時点で買ってPS1の方をしっかりプレイすると
髭人「え?何、このイベント?俺、知らないよ」
髭人「おいおい!こんな町なかったぞ!」
髭人「何でそんな展開になっているの?」
ってな感じになっていた(笑)
それはそれで楽しかったけど、
「PS1版>PSP版(1の部分)」ってのは間違いない。
そうそう。
「ポポロクロイス物語」
元々は「朝日小学生新聞」に連載されていたものが原作となっている。
主なイベント等は原作本からアレンジが加えられたものが多い。
ちなみにこの「ポポロクロイス」はイタリア語の「人々(ポポロ)」と「クロワ(交差)」から造られた造語。
つまり、「色々な人々や種族が交差する物語」という事になる。
←ピエトロ:10歳
左から右のように成長していきます。
←パウロ40歳
ピエトロの父、とても40歳には見えないが心労によって年老いたとのこと(ゲーム中ではピエトロ生まれた時点でこんな容姿だったが)
←ナルシア:11歳
フローネルの森の魔女、常にピエトロを気にかけている。
←カイ
ナルシアの友達という少女、その正体とは?
←白騎士:32歳
伝説の剣を追い求める男であったがガミガミ魔王に剣を奪われた。
←ガミガミ魔王:40歳
大盗賊であり大天才。ツンデレ要素があり、ファンからは好かれている。
←ギルダ:IIの時点で800歳超
ナルシアの姉。最初はピエトロに厳しく当たるが…ナルシアとの年齢差の理由はIIで明らかになる。
ここからがネタバレ
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PSP版の主なカット部分
村などは「カナリシア※」「モンスター村」「ミサキ家」「湿地帯」
イベントは「幽霊船」「流され島」「ブリオニア内部※」「永遠の館」「ウッキィキングのトロッコ」
※「カナリシア」にあった「ヤンの大砲」は「ゴドリフの洞窟」付近に単体である。
※「ブリオニア内部」内部へのエレベータに行く手前で「バルの心臓」が浮いてくる。
多くのプレイヤーがネタにしているな。バグもあるし。
楽し気な雰囲気だけど後半、ピエトロは辛いわな。
母さんを取り戻そうと奮闘した結果、氷の魔王を復活させる事になったし…
それでピエトロに対してダーナが
「お前のせいだ」
と、仕切りに言うのは見ていて心が痛かったわ。
10歳の男の子ですよ。
しかも、氷の魔王がいなくなり闇の世界の脅威は去ったって事で
「お前たちの問題だから私は知らん」
って言い出すし…
まぁ、でも最終的にハッピーエンドで良かった良かった。
ちなみに、「ダーナ」は「II」の「ユリウス」の姉。
タモタモの部屋で田森氏自身が
質問回答コーナーで明かしているので間違いない。
個人的には、ダーナは死後である「闇の世界」を統括しているのだから
性別を超越した存在だと思ったんだけどね。
他にも「白騎士」の鎧は満月にだけ取れるとかサラッと凄い事言っているので
色々秘密が気になる方は原作者HPに行ってみるのはどうだろう。
しかし、ピエトロ達は色んなところに行ったわな。
幽霊船に突っ込んだり、空の大陸に行ったり、
遙か彼方の東の場所に行ったり、闇の世界に行ったり、最後は氷の城。
大冒険している気分が味わえて良い。
しかし、上でもちょっと書いたけど、
「ピエトロ」と「ナルシア」のやり取りはどれもこれもアカンな…
「緑の笛渡す所」「フライヤーヨット作りでタオルで仰ぐ所」
「海についていけずしょんぼりする所」「カイの正体がバレる所」
ニヤニヤが止まらな過ぎて…誰かとプレイしたら相当キモがられるわ(笑)
特にエンディングの所とか「俺を殺す気か!」
他のメインキャラも魅力的で楽し気でいい。
「ガミガミ魔王」なんかは特に。
ロボットでありながら個性豊かなデフロボ
「ガミガミシアター」とか下らないけど笑ってしまうし
個人的に、ポポロⅠが一番好きだな。
理由は、お母さんのために頑張るピエトロのひたむきさかな?
RPGって大体、世界が魔王に支配されそうとか世界が滅ぶって感じだけど(他のポポロシリーズもそうである)
ポポロⅠも確かに氷の魔王の復活でポポロクロイスが危険にさらされる事になるけど
ピエトロの最優先目的は「お母さんを取り戻す事」だからな。
その結果、ポポロクロイスも守られるという訳で…
奮闘するピエトロを応援したくなるんだよね。
書ききれない事はいくらでもあるな…
取り敢えず今回はここまで
↓プレイ日記を書いたのでお暇な方はどうぞ。全42話もある結構長編(苦笑)
髭人の完全なる蛇足的ツッコミやボケがありますのでそういうのが気にならない方…
読んでだめだと思ったら即座にブラウザを閉じてくださいね。
「ポポロクロイス物語」プレイ日記 ~男児が生まれたら『比干支路』にする予定(未婚者)
ポポロシリーズ1作品目
開発は「ジーアーティスツ」「シュガーアンドロケッツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
1996年7月12日発売
ゲームの特徴
多くのRPGは上からの見下ろし型である「トップビュー」であるが
本作は斜めからの見下ろし型である「クォータービュー」である。
フィールドからバトルへの移行がシームレスである。
今作で集めたお土産はメモリーカードでセーブする事により
以降の作品「ポポローグ」や「ポポロクロイス物語Ⅱ」に引き継ぐことが可能
イベントによってはアニメーションムービーが展開される。
あらすじとしては
昔々、ある所にポポロクロイス王国という所があり、そこの王子「ピエトロ・パカプカ」が10歳の誕生日の日、
城の人達がいわってくれる中、本人は寂しがっていました。祝って欲しい人の中に母親の姿がなかったからである。
そんな時、城に乗り込んでくる影があった。その騒動を経て様々な所を冒険し
果てには王国の存亡すら巻き込む大騒動へと発展していく物語となるが…
王国の存亡はこのゲームの根幹ではない。確かに大事だけどね(笑)
それはネタバレから明らかにしよう
点数は95点
良い点
・ストーリー
・アニメーションムービー
・ゲームに彩りを添えるキャラクター達
悪い点
・可愛い絵柄に反しての難易度
良い点の解説
・ストーリー
あらすじで触れたけども王国の存亡だけではない話は温かくホッコリさせられる。
髭人的には「ピエトロ」と「ナルシア」のやり取りは心を撃ち抜かれるほどのニヤニヤさ加減だった(笑)
・アニメーションムービー
ドット絵だけでは表現しきれない部分をアニメーションで補っている印象。
非常に派手で見ごたえ十分!
・ゲームに彩を添えるキャラクター達
名前ありの主要メンバーはもちろんの事
名無しのキャラですら愛着がわく個性豊かさは素晴らしい。
髭人が思い出すだけでも
「城下町のくやしいのー爺」「猫が非常に多いばあさん」「告白できない男」
「子供のうるささに安堵の時がない新婚さん」「薪割りスペシャルのオッサン」
「ガミガミシティのデフロボ達」「カナリシアの魔法使い弟子(&ストーカー付)」
「カナリシアの散らかった家の男」など、
本編のイベントがあるごとに何が変わったか気になって話しかけに行き本編が進まない(笑)
悪い点 の解説
・可愛い絵柄に対しての難易度
悪い点っていうほどでもないけど一応あげておこうか?
滅茶苦茶難しいというわけではないが簡単だと思っていると痛い目を見る。
敵と離れていたら敵の突進攻撃を食らい
全快の「ピエトロ」や「ナルシア」が即死するなんて状況は、『ポポロ1あるある』だろう。
小学校低学年の子ぐらいの子達にはちょっと辛かったんじゃないだろうか?
死んでもセーブ地点からって訳じゃないから何度も死にまくってレベル上げていけば勝てる。
髭人はポポロシリーズに触れたのはこの「PS1」版じゃないんだよね。
まず、PSP版で1の部分だけクリアして
「良いゲームだな。ちょっと調べてみるか?」
と、調べていたら
「カットされまくり」
とかいうのでその時点で買ってPS1の方をしっかりプレイすると
髭人「え?何、このイベント?俺、知らないよ」
髭人「おいおい!こんな町なかったぞ!」
髭人「何でそんな展開になっているの?」
ってな感じになっていた(笑)
それはそれで楽しかったけど、
「PS1版>PSP版(1の部分)」ってのは間違いない。
そうそう。
「ポポロクロイス物語」
元々は「朝日小学生新聞」に連載されていたものが原作となっている。
主なイベント等は原作本からアレンジが加えられたものが多い。
ちなみにこの「ポポロクロイス」はイタリア語の「人々(ポポロ)」と「クロワ(交差)」から造られた造語。
つまり、「色々な人々や種族が交差する物語」という事になる。
←ピエトロ:10歳
左から右のように成長していきます。
←パウロ40歳
ピエトロの父、とても40歳には見えないが心労によって年老いたとのこと(ゲーム中ではピエトロ生まれた時点でこんな容姿だったが)
←ナルシア:11歳
フローネルの森の魔女、常にピエトロを気にかけている。
←カイ
ナルシアの友達という少女、その正体とは?
←白騎士:32歳
伝説の剣を追い求める男であったがガミガミ魔王に剣を奪われた。
←ガミガミ魔王:40歳
大盗賊であり大天才。ツンデレ要素があり、ファンからは好かれている。
←ギルダ:IIの時点で800歳超
ナルシアの姉。最初はピエトロに厳しく当たるが…ナルシアとの年齢差の理由はIIで明らかになる。
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PSP版の主なカット部分
村などは「カナリシア※」「モンスター村」「ミサキ家」「湿地帯」
イベントは「幽霊船」「流され島」「ブリオニア内部※」「永遠の館」「ウッキィキングのトロッコ」
※「カナリシア」にあった「ヤンの大砲」は「ゴドリフの洞窟」付近に単体である。
※「ブリオニア内部」内部へのエレベータに行く手前で「バルの心臓」が浮いてくる。
多くのプレイヤーがネタにしているな。バグもあるし。
楽し気な雰囲気だけど後半、ピエトロは辛いわな。
母さんを取り戻そうと奮闘した結果、氷の魔王を復活させる事になったし…
それでピエトロに対してダーナが
「お前のせいだ」
と、仕切りに言うのは見ていて心が痛かったわ。
10歳の男の子ですよ。
しかも、氷の魔王がいなくなり闇の世界の脅威は去ったって事で
「お前たちの問題だから私は知らん」
って言い出すし…
まぁ、でも最終的にハッピーエンドで良かった良かった。
ちなみに、「ダーナ」は「II」の「ユリウス」の姉。
タモタモの部屋で田森氏自身が
質問回答コーナーで明かしているので間違いない。
個人的には、ダーナは死後である「闇の世界」を統括しているのだから
性別を超越した存在だと思ったんだけどね。
他にも「白騎士」の鎧は満月にだけ取れるとかサラッと凄い事言っているので
色々秘密が気になる方は原作者HPに行ってみるのはどうだろう。
しかし、ピエトロ達は色んなところに行ったわな。
幽霊船に突っ込んだり、空の大陸に行ったり、
遙か彼方の東の場所に行ったり、闇の世界に行ったり、最後は氷の城。
大冒険している気分が味わえて良い。
しかし、上でもちょっと書いたけど、
「ピエトロ」と「ナルシア」のやり取りはどれもこれもアカンな…
「緑の笛渡す所」「フライヤーヨット作りでタオルで仰ぐ所」
「海についていけずしょんぼりする所」「カイの正体がバレる所」
ニヤニヤが止まらな過ぎて…誰かとプレイしたら相当キモがられるわ(笑)
特にエンディングの所とか「俺を殺す気か!」
他のメインキャラも魅力的で楽し気でいい。
「ガミガミ魔王」なんかは特に。
ロボットでありながら個性豊かなデフロボ
「ガミガミシアター」とか下らないけど笑ってしまうし
個人的に、ポポロⅠが一番好きだな。
理由は、お母さんのために頑張るピエトロのひたむきさかな?
RPGって大体、世界が魔王に支配されそうとか世界が滅ぶって感じだけど(他のポポロシリーズもそうである)
ポポロⅠも確かに氷の魔王の復活でポポロクロイスが危険にさらされる事になるけど
ピエトロの最優先目的は「お母さんを取り戻す事」だからな。
その結果、ポポロクロイスも守られるという訳で…
奮闘するピエトロを応援したくなるんだよね。
書ききれない事はいくらでもあるな…
取り敢えず今回はここまで
↓プレイ日記を書いたのでお暇な方はどうぞ。全42話もある結構長編(苦笑)
髭人の完全なる蛇足的ツッコミやボケがありますのでそういうのが気にならない方…
読んでだめだと思ったら即座にブラウザを閉じてくださいね。
「ポポロクロイス物語」プレイ日記 ~男児が生まれたら『比干支路』にする予定(未婚者)
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