「江川達也」氏原作の週刊少年ジャンプに連載していた「まじかる タルるーと君」のゲーム版
横スクロールのサイドビューアクション
１９９１年３月２１日バンダイから発売
あらすじとしては原作を読めって話だけど
偶然、タルるーと君を召喚する呪文を言った「江戸城本丸」と召喚された「タルるーと」君とのはちゃめちゃな日常を描いた作品。
で合っている？
アニメにもなっていたけどあんまり見てないからゲームのオープニングをサラッとまとめてみたんだけど。
まぁ、個人的には「１９９０年代のドラえもん（エロ多め）」って感じかなぁ？
ゲームでの展開も「本丸」が何かあって困って「たるルート」が魔法道具を使って騒動が起きるという感じ。
初期の配役も
道具を出す「たるルート」（ドラえもん）
無能な「本丸」（のび太）
ヒロインである「河合 伊代奈」（静ちゃん）
ガキ大将「邪馬 ジャバ夫」（ジャイアン）
とか「ドラえもん」の登場キャラと大体似ているし。タイトルも平仮名混じりってのもなんかね。
さて、点数は６０点
良い点
・楽しげな雰囲気
・道具や登場人物の解説
悪い点
・セーブの仕様によりアクション苦手な人にはややツライ
・ボス戦、一撃死
良い点の解説
・楽しげな雰囲気
登場キャラ達が各章の初めに盛り上げてくれる。
本来であれば「原作の雰囲気がでている」としたいところだが
マンガは読んでないし、アニメも殆ど見てないから迂闊な事は言えん（笑）
・道具や登場人物の解説
このゲームにはファミコンには珍しく
登場人物や出てくる道具の解説が入っているのだ。
親切だね。自分みたいな原作を知らない人にはありがたい。
欲をいえばリスト化して欲しかった。（順々にページをめくる形式）
悪い点の解説
・セーブの仕様によりアクション苦手な人にはややツライ。
セーブはセーブ用アイテムを購入する事で出来るようになる。
つまり、回数制限があるのだ。
このゲームはセーブした地点から再開であるため
購入資金（たこ焼き）や残機が少なくなった時にセーブすると手に汗握る事になる。
小さい子なんかはそれでアイテムも尽きた中セーブしてしまって挫折した子なんているかもしれない。
クリアしたステージは選択可能で資金調達出来るようであれば親切だと思えたが…
一応、たこ焼きをたくさんもらえるボーナスステージや残機を増やせるビンゴが出来たり
３つ揃うとアイテムをもらえるスクラッチが出来たりと、救済措置は色々とあるけども…
・ボス戦一撃死
対ボス戦はアイテム使用不可で１発で死ぬ。
だから、敵の動きもパターンが決まっている。
ボス前にセーブして何度もリセット、ロードを繰り返せば勝てるけども…
結構イライラさせられる。
ボス戦のみライフ２～３とかにして敵の動きを激しくしたほうが面白かったと思うんだけどな。
１発死のボス戦でしかも接近攻撃しかできないゲームってダメだと思うんだよな…
「アルマジロ」しかり…
このゲームはお金でもある「たこ焼き」ゲーといえる。
・上記で書かれたようにゲームをセーブする為にアイテム（たこ焼き７０個）が必要
・ステージ中に入手した道具を使用するためにはバッグ（たこ焼き３０個）が必要
・ステージ開始時に装備するアイテム（それぞれ個数は異なる）が必要
いかにたこ焼きを多く集めるかがこのゲームを有利に進めるか鍵を握る。
たるルートはＢボタンで舌を伸ばす。身長の１．５～２倍もある。
それにより敵を倒すことも出来る。かなりの高速なので
「お前は桃白白か！」
と、ちと思う（笑）。
その舌でたこ焼きを入手できる。触れてゲットではなく上に乗ることもできる。
だから大きな穴を飛び越える足場にも利用するので無考えにたこ焼きＧＥＴしてしていると
足場がなくなり、投身自殺するしかなくなる（笑）ので注意が必要
個人的には、使い捨てアイテムのゲームって貧乏性である自分にはむいてないんだよな。
ＲＰＧあるあるかな？
全員体力が全回復とか全員蘇生とかいうような非売品の高級アイテム。
「ラスト付近で使うだろう」
と、温存した結果。余るという結末（笑）
このゲームでも結構余った。
残機９９。バッグ５０、イキカエル（ライフ１）が２０個。その他もろもろ…
しかし、このゲーム特に蜂がウゼェ…
↑パッケージの拡大。
なんか良く見ると適当な感じしない？
小さな話
２面冒頭の会話シーンで１～２分ぐらい何もボタンを押さず放っておくと
「河合 伊代奈」の危ない水着が見られる。
ここからがネタバレ
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ラストステージ「河合 伊代奈」にプレゼントを渡すという事なのだが
その中身が「ファミコン」の「たるルートくん」つまりこのゲームなのだ。
自身のゲームをプレゼントするってどういうこと？
宣伝にもならんと思うのだがな…単純に「花」でいいじゃん。
コメントさんきゅーです。
アイテムの名前を出されても効果を全く思い出せねぇ（苦笑）
２周目をされているとは相当楽しんでいるご様子。
その気持ちは大切ですわ。
原子との戦闘が面白かったです。
どわっは大王強過ぎ。(笑)
２周目は、見Ｈンとイキフキカエルを使って探検するようにプレーしてます♪
１周目は、ソードペンまじっくんとか使う機会無くクリアしてしまったので、２周目は、手に入れ次第使ってみようかと思ってます。
コメントさんきゅーです。
楽しいゲームですよね。
たこやきを取るか残すかなどプレイで重要ですし、ミニゲームなど豊富ですし
しかし２はどうしてああなったんだろうか…
最後にプレイしたのが20年以上前なんで、その時友達とクリアできなかった悔しさと「あのゲームは面白かったはず」という記憶が残ってたので買いました。
面白いので、タルるート２も買うか迷ってます。
コメントさんきゅーです。
スキー面は表向きには競争って事になっていますね。
初見で１位になった人は相当上手い人でしょう。
勿論、私はなれるわけない。
昔このゲームプレイしましたが、スキーの面でミスしまくると、みんなどんどん先に行ってしまってなんか敗北感を感じてしまったのをいまだに覚えています。
ゲームくらいまったりさせて欲しいもんですねw
キャラゲーも遊べるぐらいになっていましたね。
「ドラえもんに対するアンチテーゼ」
「自力で成長するようにした」
へぇ～。やっぱり意識されていたんですね。
のび太の成長と言ったら
寝ぼけて外を出歩いていたジャイアンに決闘を挑む奴ですよね。すぐに帰ってきてしまいますが（笑）
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数は１００以上もありますので死ぬほど暇な時にご覧ください。
子供の頃友達に借りてやってました。
道端に落ちてるたこ焼きを食べる事に違和感を感じつつも、一口でぺろっと行く爽快感が好きだったのを覚えてます。
キャラゲー＝クソゲーと思われてた当時としては珍しく遊べるキャラゲーでしたねえ。
原作についてなんですが、確かこの作品は作者である江川達也氏がドラえもんに対するアンチテーゼとして始めた作品だったと記憶してます。
ドラえもんに頼ってばかりいるのび太に対して本丸は自力で成長するようにしたとか…。
私も後半はあんまり読んでいないんですけど、確か本丸が特訓の果てに、ドラゴンボールにでも出られそうなくらい強くなって格闘大会に出てたような記憶があります。
いかにもジャンプ作品らしいといえばらしいですね（笑）
ゲームレビューまた楽しみにしております！