「貝獣物語」 プレイ日記 by 髭人 ～バブ、頑張る～ 最終貝

[貝獣物語、バブ頑張る]
『再び世界に明るい日の光が差し込み４人の体を優しく包み込んだ』
クピクピ：体が浮くクピ
ひげじん：昔のロボットアニメみたいにコクピットに吸い込まれる。あれか？
バブ：また浮遊城かな？
ポヨン：バルス
バブ：言うの早いよ。と言うかそれ言いたいだけでしょ
ポヨン：うん…


[貝獣物語、バブ頑張る]
すると目の前に浮遊城のエスパーがいる。
バブ：ファットバジャーを倒したのを見るや急に吸い上げるって…何か手伝えなかったんですか？
クピクピ：役立たずクピ
ポヨン：ゴミ
ひげじん：遅漏
エスパー：ボコボコにいうなお前ら！！


[貝獣物語、バブ頑張る]
エスパー「ああ。お前達。よくぞファットバジャーを倒してくれた！これで世界にも再び平和が訪れるであろう！
火の貝を身に付けし勇者ひげじんよ！そなたはファットバジャーの力によって無理矢理この世界に引き込まれてしまった。
そなたのおかげでこの世界にも平和が戻った」
ひげじん：おう！大体俺のおかげな！
バブ：ムカツくけど事実ではあるんだよなぁ…

[貝獣物語、バブ頑張る]
エスパー「ワシの最後の力を振り絞り、そなたを元の世界に戻して差し上げよう」
ひげじん：本当か？なら、ちょっとちょっと…
エスパー：何？
こっそり耳打ち
エスパー：ま、まぁ…精神集中が続く１分間ぐらいなら可能だと思うが…
ひげじん：じゃ、頼むよ。おい！クピクピとポヨン！例の！
バブ：？
すると、クピクピとポヨンが何やらこそこそと動き出した。
バブ：目薬を差している？

[貝獣物語、バブ頑張る]
ひげじん：ってな訳でみんなとお別れだな。
バブ：これであなたから解放されると思うと嬉しくて踊りたくなりますよー
ひげじん：そっか…そうだよな。うん。そうだよな…寂し気に小さく頷くひげじん
クピクピ：こーいう時ぐらい嘘でも悲しいって言うクピ！さようならひげじんさん！
ポヨン：だから、バブは腹黒ってネタにされるんだよ。さよならひげじん
クピクピとポヨンが涙していた。（目薬）



バブ：こーいう時だけ連帯感半端ないよな！
ひげじん：だって俺達だけでレベル上げしている時に口裏合わせしたんだもん。
第１７貝

[貝獣物語、バブ頑張る]
バブ：全くもー！君たちだってひげじんさんの酷さを見て来ただろ？どれだけボクが振り回されてきたか！
クピクピ：それは認めざるを得ないクピ。ひげじん極悪クピ
ポヨン：確かにしょうがない。ひげじん、地獄に落ちろ。
ひげじん：お前らの変わり身の早さは神がかっているよな…


[貝獣物語、バブ頑張る]
バブ：だからこれで今までのツッコミ道から解放されて嬉しいとするというのはボクの本心から言っているんです！これは間違いありません！
ひげじん：分かった。分かった。じゃぁ、胸を張って帰るとしよう。
ひげじんの後姿を見るバブ。
バブ（これで、最後か…本当に解放されるんだなぁ…）
ひげじん：エスパーさん。じゃ、頼むよ

[貝獣物語、バブ頑張る]
バブ（何だか気が緩んだら涙腺がまた…）
ひげじん消失
バブ：あ…あのひげじんさ…

言いかけて止まってしまった。

バブ：うう…

と、思った矢先

ひげじん出現（ピース）
ひげじん消失
ひげじん出現（ダブルピース）
ひげじん消失
ひげじん出現（ゲッツのポーズ）
ひげじん消失
ひげじん出現（さんぺーですのポーズ）
バブ：ウゼェからはよ帰れボケェ！！


[貝獣物語、バブ頑張る]
ひげじん：ハッハッハ！いやー良いキレ！
しんみりして帰るのは嫌だったからさ。最後にお前に力いっぱいツッコまれたかったんだよ。今の今までで最高だったぜ
バブ：そうですか？
ひげじん：これで満足だ。胸を張って帰れるぜ！
エスパー：も、もう限界…もう次は帰ったら戻せんぞ…
ひげじん：おう。もう十分だ…つまらない冗談に付き合ってくれてさんきゅーな。エスパーさんよ。

[貝獣物語、バブ頑張る]
ひげじん：じゃ、本当にこれで最後だ。みんなサヨナラだ。
バイバイ。バブ、クピクピ、ポヨン。
そして……バブ

ひげじん消失…

バブ：ボ、ボクの事…２回言っているじゃないですかぁ…全く…もー…
ひげじん：ハッハッハ！今のツッコミはイマイチだったな。キレなさすぎ。
ハッハッハ！ダメだな～。バブは…ハッハッハ…
はぁ～…

最後にひげじんの笑い声がまるで山彦のように遠くから響くように聞こえた。

[貝獣物語、バブ頑張る]
ひげじんの笑い声はやがて風のように消えていった…
エスパーがまだ何か言っていたようだがバブの耳には届いていなかった。
そう。４人の冒険は今、終わりを告げたのだ。

[貝獣物語、バブ頑張る]
３人は浮遊城から地上に降りると「貝獣島」に帰っていきました。
様々な想いを胸に…

これでこの物語はおしまいです。
今回の冒険が３人の小さな貝獣達にとってどんなものであったか
それは彼らの心の内でしか分からないことです。
ただ、３人の中で共通した気持ちがありました。
それはとても賑やかな旅であったと…

おしまい


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