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「ゼルダの伝説 ~神々のトライフォース~」 レビュー (スーパーファミコン)

2013-01-16 19:04:38 | SFCなどのレビュー
「ゼルダの伝説」シリーズ
トップビューアクションゲーム
開発&発売は任天堂
1991年11月21日発売
スーパーファミコン1周年記念ソフト
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」プレイソフト #20


あらすじ

ある雨が降る夜。
女の子の声が頭の中でする。

「たすけてください … 私は、お城の地下牢に捕らわれています。
 私の名前はゼルダ …(略)」

そこへ普段は寝ているおじさんが身支度をし、

「朝までには戻る。家から出るんじゃない」

そう言い残して雨の中、家から出て行った。
主人公はただ事ではないと感じ、外に出る事にした…

これから主人公に待ちうける運命とは?


特徴

ファミコン版の「ゼルダの伝説」の進化版という所
アイテムが増えたのは勿論
『ダッシュ』『持ち上げる』『投げる』などと
言った多彩なアクションを取る事が出来る。


操作方法

十字キー:移動
 障害物に接して十字キー長押し:障害物を押す
Yボタン:アイテム(魔法)使用
Bボタン:剣を振る(溜めてから離すと回転切り)
Xボタン:地図を開く。
Aボタン:話す。開ける。正面の物を持ち上げる(持ち上げられない物もあり)

 若干早く泳ぐ(アイテム必要)
 障害物に接してAボタンを押し、主人公とは逆方向に十字キー:引っ張る。
 Aボタン長押し:ダッシュ(アイテム必要)



LRボタン:使用せず
 
スタートボタン:メニューを開く
セレクトボタン:セーブのメニューを開く。



点数は100点


良い点
・アイテム1つ取ると広がる世界観
・謎解きのちょうど良さ
・歯ごたえがある難易度


悪い点
・特になし

良い点の解説
・アイテム1つ取ると広がる世界観
 「ゼルダの伝説」の1つの魅力だろうね。
 重要アイテムを取るといけなかった所にも行けるようになって
 そこでアイテムとか探す楽しみ。
 「水かき」とか「パワーグローブ」とかね。
 またいかなければならないという面倒臭さはあるけど(苦笑)

・謎解きのちょうど良さ
 様々な仕掛けや謎解きがあるが少し考えれば解けるものばかりで丁度いい。
 今なら、ドハマリ起こしても攻略サイトは山のようにあるし

・歯ごたえがある難易度
 ボスは個性豊かな奴ばかり。
 弱点が異なるので攻略法も各々異なる。
 何度も挑んだり、薬などのアイテムを揃えることで撃破出来るだろう。
 下手なゲームだとゴリ押しで何とかなったり、色違いとかあるもんなぁ~。


ボタン操作なんかも1つで兼用しているのがすごいわな。
Aボタンは「走る」「持ち上げる」「引っぱる」
これらの動作を十字キーの操作と組み合わせてできるようになっているとかね。
しかも、それらの動作を1つずつゲーム進行に自然と絡めていくってのは相当考えられているわ。

個人的に好きな道具は「フックショット」
物に引っ掛けて素早く移動するのは非常に好き。

頑張ればノーセーブで1日がかりでクリア出来る。
兄貴がやっていたな。どんだけ好きなんだよ!
本当にうまい人だと3時間以内でも出来るようだ…
どんだけタイムアタックしてんねん。
しかしそれをやる人が多く、
競い合うだけの価値がある非常によくできたゲームとも言える。

ゲームだけではなくストーリーなんかも非常に練られている。
ゲーム中あまり明らかにされないが
劇中内で神話があってそれをベースにストーリーが作られている。
それらが記載されたサイトなんか見て感心したほどだ。

スーパーファミコン初期でありながら非常に優良なゲーム。
どこでかだったか忘れたがSFCの中で最も面白いソフトに選ばれたものでもある程だ。
個人でどのソフトがSFCで最も面白いかは違いがあるだろうが
それらSFCで最も面白いソフトを決める候補の中の1つと言われたら十分納得がいく作品である。


良曲が多く、
SFC「ゼルダの伝説」
FC「ゼルダの伝説」
SFCのゼルダのアレンジバージョン
ドラマCD

を入れたサントラが発売されている。



表と裏。

裏に描かれたのはファミコン版のリンクである。


PS)そういえばCMのスチャダラパーの曲も記憶に残っているな。

 「出る出る!ゼルダの伝説!出る出る出る出る!遂に出る~♪」

「ゼルダの伝説 ~神々のトライフォース~」CM


ここからがネタバレ






















ちょっとしたやり込み要素としてはリンクを最大限に強化する事かな?


瓶は最大『4つ』
瓶の中には『薬』を入れる事が出来るが
他にも草むらにいる『蜂』や『妖精』を『虫取り網』で捕まえて詰める事が出来る。
『蜂』なんか迷宮の強敵の前にして「行け」言われるのは可哀想だよな(苦笑)
 『アイスロッド』がある妖精の像に体当たりすると『黄金の蜂』なんてのもいる。
『妖精』は狭い瓶の中に捕まえられた上にやられたら回復してくれるなんて…
 お前は女神かと(苦笑)


ハートの欠片は全部で『24個』
1つが1/4扱いなので全部そろえるとハート6個分となる。
色んな所に隠してあったり、お店の景品だったり、様々である。


『幸せの泉』でお金を投げると
『100ルピー』毎に女神が現れ爆弾と矢の所持数を増やす事が出来る。

最大数は
『爆弾』は『50』
『矢』は『70』

と言っても無駄遣いや縛りプレイでもしていなければ
初期状態でも十分クリア可能である。

まぁ、それがどこにあるのかなどの
詳しいことは攻略サイトに行くべきである。

昔は、ほとんど自力でその状態にまで高めていったっけな~。(しみじみ)


そうそう。
2018年8月25日に久々にクリアしたんだけども
昔を思い出したりして涙ぐんじゃったよ(笑)
特にエンディングの各地方や建物などの紹介部分。
ゲームでのキャラクターたちが世界が平和になって手を振っていたり動いていたりする。
そこでの台詞はない。

ゲーム中、一言二言程度しか台詞がないキャラクター達なのに
物凄い感情移入してしまっているのに気づく。

『最初、地下で剣をくれて息絶えるおじさん』とか
『闇の世界でオカリナくれて木になってしまう兄ちゃん』とか
『虫取り網をくれる病気がちの子供』だとか

の再登場は胸が熱くなった。

というか、某ファミコンの人気RPGの三作目のエンディングもそうだったけど
ゲームでの都市などを出すのはプレイヤーに対してあれこれ思い出すのに非常に効果的だわ。



「神々のトライフォース」というが
ゲーム製作の偉大な神達が作ったと言っても過言ではない素晴らしい作品である。
SFC好きでトップビューアクションが嫌いでもなければ是非ともプレイしてもらいたいものだ。





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2 コメント

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石ノ森章太郎が描いた「ゼルダの伝説」 (マイケル村田)
2013-09-02 23:17:41
任天堂やセガのゲームコミックの作品で有名な作品と言えば、イギリスで連載されていた「SONIC・THE・COMIC( Fleetway Editions)」、アメリカで連載されている「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(アーチー社)」、コロコロで連載している「スーパーマリオくん(沢田ユキオ)」、「星のカービィ(ひかわ博一)」等らが有名だが、その中で異色的な作品だったのが、萬画界の巨匠 石ノ森章太郎氏の「ゼルダの伝説」。 海外の任天堂の米雑誌で連載されていた作品だが、1993年頃に日本でも発売されている。内容は「神々のトライフォース」がベースであり、ギャグ色は「マリオくん(沢田ユキオ)」や「カービィ(ひかわ博一)」に比べると薄く、ダークな世界観な色が強く、石ノ森章太郎による独特の絵タッチも強い。 主人公の名前がリンク繋がりな事もあって、「サイボーグ009」のジェット・リンク似のキャラクターも出演しているも石ノ森のやり方。 やはりゲームコミックの中で最高的な作品はやはり石ノ森章太郎の「ゼルダの伝説」かもしれない…(石ノ森章太郎のレベルは、ひかわ博一や沢田ユキオのレベルを通り越している)。

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石ノ森章太郎氏バージョン (髭人)
2013-09-05 07:08:32
マイケル村田殿
コメントありがとうございます。

石ノ森章太郎氏が描いたですか…知らなかった。
ただ、レアなものでしょうからお目にかかるのも難しいのかもしれませんね。

ただゲームの感想や自分の記事のコメントが見られないので心無しかコピペ臭が漂いますな。違ったらごめんなさい。
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