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サイドビュー横スクロールアクションゲーム
ビック東海から発売
1988年7月22日発売
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」プレイソフト#91(第12シーズン)
あらすじ
『ぽこにょっこり国』の王が病気になり3日以内に処置をしないと死ぬとのこと。(時間では3時間以内)
その薬草をカケフ君に取ってくるように頼んだ。
ちなみにこのゲーム。
「王様(おうさま)」を「おおさま」と言う。
ゲームの特徴として
「スーパーマリオブラザーズ」タイプの横スクロールアクション。
「ウィッキー」という毛玉のモンスターを道中で取得する事で攻撃が可能。
それを投げて敵を倒す。「ウィッキー」はブーメランのように自動で戻ってくる。
敵に触れると「ウィッキー」が身代わりとなってくれて無事(ウィッキーは損失)
しかし、投げていて自分の手元を離れている時に敵に触れると身代わりにならず1死となる。
ちなみに、「ウィッキー」所持状態で水に落ちる。穴に落ちるなどして一死すると、損失する。
3時間と言っても、ステージで操作可能中のみカウントされる仕組みなので
コンテニュー中の王様と侍従長などのやり取りはノーカウント。
後、非常に短い所だが画面スクロール中のノーカウントである。だから実際の時間は3時間以上となるだろう。
ちなみにカケフくんとは当時放送していたバラエティ番組「所さんのただものではない」に出演していた
「阪神(当時所属)の掛布雅之選手にそっくり」な子供タレント、「カケフくん」である。
点数は10点
良い点
・カケフくんのゲーム
悪い点
・操作性
・配置のいやらしさ
・空々しい台詞
良い点の解説
・カケフくんのゲーム
以上。
他にこのゲームを誉める点などない。
悪い点の解説
・操作性
①初速遅し
初速がアホ過ぎて小さな足場でさえ飛び越えるのに難儀する。
その割に、ピョンピョンと小さな足場の配置が腐るほどあるし、敵も飛び越えないといけない。
②最高速速すぎ
初速は遅いくせに最高速が速すぎるために先に何があるかの確認が出来ない。
あまり調子に乗って先を急ぐと落水して死ぬ。(このゲーム、穴は5面のみ)
③空中での謎浮遊
足場の端っこで移動していると足場がないのに何故か空中を浮遊する事がある。
たとえるのなら、昔のアニメにあった知らぬ間に崖を越えていて
空中で足をバタつかせたり、泳ごうとしたりといった感じだろうか?
ゲームでそれをやられるのは困る。
その判定も曖昧で
「何で浮遊すんねん!」
「いつ落下すんねん!」
と、下が水場やら敵がいたりすると死ぬのでものすごくイライラする。
・配置のいやらしさ
クリア後に出来るボーナスのスロットを1度やる権利がある物があるのだが
それは「スーパーマリオブラザーズ」の隠しコインのように見えず、下からジャンプする事で出現する。
だから、敵を踏もうという位置に配置してあったり穴際にあったりとイライラさせられる。
通称『孔明の罠』である。
・空々しい台詞
コンテニュー時
侍従長「かなりしょっぱい死に方をしたみたいです」
王様「死んでしまうとはしょっぱいぞ」
カケフくん「もう一度やらせてください。がんばります」
という事で王様がカケフくんを生き返らせる。
もうこれは製作側がツッコミ待機状態だよね。
「死人を魔法で生き返らせられるなら病気も自力で何とかなるだろ」
ってツッコミをね。
(『ゲームセンターCX』の有野氏も似たようなことを言っていて、『そんな事言わないの』とナレーションで突っ込まれる)
髭人としては国の王様だけが「ザオリク」を覚えているけど「キアリー」は王様含めて誰も覚えていなかったという理解をしている。
この髭人様が誰がそんな見え見えの地雷を踏むかっての!!(もしこれを本気でやっていたのなら俺は逆に尊敬する)
まぁ、そういうゲームであるという事理解すればこのゲームの事も大方察しが付くだろう。
髭人からすれば「スーパーマリオブラザーズ」のように
地形や敵をかいくぐり前に進んでいくようなアクションゲームだと
操作性が「クソ」だとそれだけで「クソゲー」だと確定する。
プレイするたびに舌打ちが飛び「クソッ!」と口汚い言葉が舞う。
折角なので必修技術と裏ワザを教えておこう。
・水切りジャンプ
水面と同じ段差そのまま水面にダッシュをかけると
石を水面に水平に投げた時、ピョンピョンと水を切るように跳ねる「水切り」のようにダッシュを継続できる。
但しこれはオートでは3回まで、それ以上はボタン入力が必要。
後、水切りジャンプから大きくジャンプする事も出来る。
クリア必須技術なので覚えておいてもらいたい。(というかルートによっては1-2で使う)
・残機増やし
1-3。触れると弾かれるポールがあるので上部に触れ弾かれて上にスクロールした時に操作し
カケフ君を赤い頂点部分に移動させると10機までアップできる。直後に死んで繰り返せば最大255機まで増やせる。
イメージとしてはスクロールしたときに、カケフくんのケツにブスッと赤いポールの頂点をぶっ刺す感じ。
ってか何でアップ人数が10機までなんだよ。
一々死ぬの面倒だろうが!!
※255機を越えると残機がワンループしてしまい、0機になってしまい、次、死ぬとゲームオーバーなので注意
そもそもこのゲーム。
プレイ対象から考えればもっともっと難易度は下げるべきだっただろう。
「ゲームセンターCX」の「有野」氏は
「これは高橋名人の冒険島よりツライ」
とまで言わしめ
『AVGN』で(ビック東海は『Kid Kool』というタイトルで同作品を北米で発売した)
「ジェームズ・ロルフ」氏から
「クールじゃない」
から始まり7種の薬草が必要な事を
「開発者は7種類のハッパをキメてたんだな」
という。そして7つの大罪と言いいずれのよう称した。
「クソタレ一方通行」「二速ギア下痢」「ジャンプFuckness」「ケツ溺死」
「トンデモ空中待機」「インビジビッチ」「タマキン自由落下」
まぁ「kid Cool」じゃない点から「クール」っていうより「くーるっている(狂っている)」と言えるんじゃないだろうか?(無理過ぎ)
AVGN「カケフくんのジャンプ天国スピード地獄」編(YouTube)
ちなみに「カケフくん」は父親からの「子供を芸能人にしたくない」と猛反対して
小学校卒業と同時に引退となったとのこと。
まぁでも、このゲームをやればなんとなく分かるよ。
ひょっとしたらこのゲームが一因であるかもしれない。
ちなみにここから先は髭人の憶測ではある。
自分の息子が生き返る前提であるにせよ。ゲームオーバーで死に、それでキャラに
「しょっぱい死に方をしたんでしょうね」
などと言われる。
何かにつけて小さい失敗などしようものなら
「しょっぱいな~お前。ゲームみたいに」
なんてお決まりのネタみたいに言われることだろう。
それに「カケフくん」自身、当時小学生であれば発売前に友達などにこういうだろう。
「僕のファミコンソフトが出るんだよ!プレイしてみてよ!」
と言うだろう。言わなくたってみんな気にすることだろう。
で、発売されたらこの出来…
発売後、友達とこのゲームをプレイする事になったことだろう。
当然、本人出演って事で
友人「おいー。お前が主人公だろ?ちゃちゃっとクリアして見せろよー」
なんて展開になる事は容易だろう。そいつらは既にプレイ済みでにやにやしていることだろう。
それでもしゲームオーバーになろうものなら
友人「お前ヘッタクソだな!何で本人がこんなゲームもクリアできないんだよ。
しょっぱいなー。お前、マジしょっぱい」
などと言われることになる。
こんな事になったとしたのなら引退も視野に入れるわな。
今後自分の息子がどんな扱いを受けるのか分かったものではないのだから…
お父上はこのゲームをクリアしてからそのように確信したんじゃないかって勘ぐってしまう。
発売当時のエピソードをご本人から色々と、伺いたいなぁ~。
いや、そっとしておくべきか…
さて、ゲームの話に戻れば
基本敵に触れたら即死ではなく、ライフ制を採用すべきだし、無敵コマンドもあってもいい。
「ウィッキー」だって最初から所持状態で良い。
ヌルゲーと言われようがそっちであるべきだったんじゃなかろうか?
まず操作性がクソなんだし、無限コンテニューが良心?
いやいや、あんなクソみたいな空々しいコンテニューのやり取りを毎回見せられるのは苦痛でしかないわッ!!
だから髭人からすればこのゲームは
「カケフくんのシステム地獄操作性地獄」
(ジェームズ・ロルフ氏のセンスを見習いたい…翻訳した人のセンスもいい)
ここからがネタバレ
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マルチエンディングでクリア時間に応じて6種も変化するらしい…
3時間を過ぎるバッドエンディングが1種って事は…
2時間59分までに5種もあんのか…俺は2時間13分57秒で限界です。
折角だから動画であったベストエンディング(のはず)を記してみようか?
王様「侍従長!この、ゲーム、どう思う」
侍従長「と、おっしゃいますと」
王様「だから、このゲーム、難しすぎるんじゃないかって、聞いてるの!」
侍従長「はあ、とてつもなく難しいと、思いますよ、私は。」
王様「じゃあ、この、場面を見てもらえることは、ないのかいなーっ。」
侍従長「いーや、いや。世間にはとんでもないような、ガキ、いや、子供たちが沢山いますから、大丈夫でしょ」
カケフ君登場
カケフくん「何言ってんの。ぼくもうきちゃったよ。」
王様「いやはや、あっという間とはこの事だね。」
侍従長「月並みだけど、一応ルールだから、薬草出してみてね」
カケフくん「がってんでい。」
薬草7つ王様へ
カケフくん「何か、この終わり方裏ワザっぽいね。」
侍従長「ここまで頑張ってくれた、人への感謝の気持ちですよ。」
王様「でも、ゲームの世界から遠く離れた会話じゃな。」
カケフくん「ルールだから何か、お礼、頂戴。」
王様「じゃ、宝箱でといで」
宝箱登場
侍従長「で、私の、大好きなお姫様も、欲しいんでしょ。」
カケフくん「あったりーっ。早くだしてよーっ。」
王様「おーい。早く出ておいでーっ。」
お姫様「呼ばれて、飛び出て、じゃじゃじゃじゃーん。」
カケフくん「わーい。僕の、お嫁さんだもんねーっ。」
お姫様「何よ、この子。ゲームの、中の、話だって、分かってんの」
王様「さあね。わしだって、ふだんは、さらりーまんやってるんだからね。できればこの、ゲームの世界で暮らしたいよ。」
侍従長「いやーっ。同感ですね。私も、そうしたい。」
カケフくん「でもねーっ。ゲーム、もう、終わっちゃったよ。」
王様「寂しい。わし、次の職探ししよーっと。」
侍従長「私も、仕事欲しい 一緒に、探しましょうよ。」
お姫様「でも、みんな、ちゃんとこの、ゲーム、締めてからにしましょうよ。」
王様「そうじゃな。」
侍従長「そうしましょう。」
カケフくん「じゃあ、どうすんの。」
王様「よし、じゃあカケフくんに、ぽこにょっこりおおこくのおおさま(そのまま掲載)になってもらおう わしは、隠居する。」
侍従長「わおーっ。ごーかいな締め方」
お姫様「じゃあ、私おおじょさま、ラッキー。」
カケフくん「という事で、終わりですかね」
王様「終わろ。終わろ。」
侍従長「そうしましょ。そうしましょ」
カケフくん「じゃ、ばいばーい。また、遊んでねーっ。」
スタッフのゲーム製作の姿勢を匂わせる文章だわな。
「世間にはとんでもないようなガキ、子供たちが…」ってね。
子役の「カケフくん」の名前を借りといてこの言い草…
それで「カケフくん」の身辺にどうなるのか考えたのだろうか?
ま、製作スタッフは露ほど考えちゃいなかっただろう。
ただ、ゲーム作ったよってだけでね。
誰がこんなの企画したんだろ?
にしても、ベストエンディング。
訂正しなければならない文章があるだろう。
×:このゲーム、難しすぎるんじゃないかって
○:このゲーム、操作性がクソ過ぎるんじゃないかって
わざと難しくしたみたいな言い方するんじゃねぇ。明白な調整ミスだろうがッッ!!
そんなゲームでまた遊べって言うが、2度とごめんである。
動画を検索してみたが、2014年現在でも全エンディングをまとめた動画は存在しない。
TASとか実況動画など個別エンディングしかないのだ。
どこかの世界の物好きがまとめようという気さえ起こらない作品だと思っていただければ間違いないと言えるだろう。
王様、王女→おおさま、おおじょ
Kid CooL→Kid Kool
王様は死んだ人は生き返らせられるのに自身の病気は直せない。
ツッコミ待ちというか本気なのかもはや判別など出来ん。
「このゲームそのものをツッコんでくれ!!(笑)」
というのが製作側からの熱い熱いメッセージだったんじゃないだろうか?
それとも、当時の裏の「カケフくん」は酷い少年だったんかな?
テレビで人気の子役が主役のゲームを作れなんて言われたら製作側の感情が入るのかもしれない。
だから、こんな不出来なクソゲーにしてやったと…
まともに作ろうと思ったらコレでOKは出さんわ。普通ならね。
でも、海外版をキャラだけ挿げ替えて物は同じみたいだからな…
本気でやってこの出来だった可能性の方が高いか…
って、憶測だけであれこれ語っても仕方ないか…
当時の事はただの一般人の髭人には分かりはしないのだからな…
キリがないからこの辺にしておこう。
何にせよこんなゲームに巻き込まれることとなった「カケフくん」には心から同情いたします…
ビック東海から発売
1988年7月22日発売
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」プレイソフト#91(第12シーズン)
あらすじ
『ぽこにょっこり国』の王が病気になり3日以内に処置をしないと死ぬとのこと。(時間では3時間以内)
その薬草をカケフ君に取ってくるように頼んだ。
ちなみにこのゲーム。
「王様(おうさま)」を「おおさま」と言う。
ゲームの特徴として
「スーパーマリオブラザーズ」タイプの横スクロールアクション。
「ウィッキー」という毛玉のモンスターを道中で取得する事で攻撃が可能。
それを投げて敵を倒す。「ウィッキー」はブーメランのように自動で戻ってくる。
敵に触れると「ウィッキー」が身代わりとなってくれて無事(ウィッキーは損失)
しかし、投げていて自分の手元を離れている時に敵に触れると身代わりにならず1死となる。
ちなみに、「ウィッキー」所持状態で水に落ちる。穴に落ちるなどして一死すると、損失する。
3時間と言っても、ステージで操作可能中のみカウントされる仕組みなので
コンテニュー中の王様と侍従長などのやり取りはノーカウント。
後、非常に短い所だが画面スクロール中のノーカウントである。だから実際の時間は3時間以上となるだろう。
ちなみにカケフくんとは当時放送していたバラエティ番組「所さんのただものではない」に出演していた
「阪神(当時所属)の掛布雅之選手にそっくり」な子供タレント、「カケフくん」である。
点数は10点
良い点
・カケフくんのゲーム
悪い点
・操作性
・配置のいやらしさ
・空々しい台詞
良い点の解説
・カケフくんのゲーム
以上。
他にこのゲームを誉める点などない。
悪い点の解説
・操作性
①初速遅し
初速がアホ過ぎて小さな足場でさえ飛び越えるのに難儀する。
その割に、ピョンピョンと小さな足場の配置が腐るほどあるし、敵も飛び越えないといけない。
②最高速速すぎ
初速は遅いくせに最高速が速すぎるために先に何があるかの確認が出来ない。
あまり調子に乗って先を急ぐと落水して死ぬ。(このゲーム、穴は5面のみ)
③空中での謎浮遊
足場の端っこで移動していると足場がないのに何故か空中を浮遊する事がある。
たとえるのなら、昔のアニメにあった知らぬ間に崖を越えていて
空中で足をバタつかせたり、泳ごうとしたりといった感じだろうか?
ゲームでそれをやられるのは困る。
その判定も曖昧で
「何で浮遊すんねん!」
「いつ落下すんねん!」
と、下が水場やら敵がいたりすると死ぬのでものすごくイライラする。
・配置のいやらしさ
クリア後に出来るボーナスのスロットを1度やる権利がある物があるのだが
それは「スーパーマリオブラザーズ」の隠しコインのように見えず、下からジャンプする事で出現する。
だから、敵を踏もうという位置に配置してあったり穴際にあったりとイライラさせられる。
通称『孔明の罠』である。
・空々しい台詞
コンテニュー時
侍従長「かなりしょっぱい死に方をしたみたいです」
王様「死んでしまうとはしょっぱいぞ」
カケフくん「もう一度やらせてください。がんばります」
という事で王様がカケフくんを生き返らせる。
もうこれは製作側がツッコミ待機状態だよね。
「死人を魔法で生き返らせられるなら病気も自力で何とかなるだろ」
ってツッコミをね。
(『ゲームセンターCX』の有野氏も似たようなことを言っていて、『そんな事言わないの』とナレーションで突っ込まれる)
髭人としては国の王様だけが「ザオリク」を覚えているけど「キアリー」は王様含めて誰も覚えていなかったという理解をしている。
この髭人様が誰がそんな見え見えの地雷を踏むかっての!!(もしこれを本気でやっていたのなら俺は逆に尊敬する)
まぁ、そういうゲームであるという事理解すればこのゲームの事も大方察しが付くだろう。
髭人からすれば「スーパーマリオブラザーズ」のように
地形や敵をかいくぐり前に進んでいくようなアクションゲームだと
操作性が「クソ」だとそれだけで「クソゲー」だと確定する。
プレイするたびに舌打ちが飛び「クソッ!」と口汚い言葉が舞う。
折角なので必修技術と裏ワザを教えておこう。
・水切りジャンプ
水面と同じ段差そのまま水面にダッシュをかけると
石を水面に水平に投げた時、ピョンピョンと水を切るように跳ねる「水切り」のようにダッシュを継続できる。
但しこれはオートでは3回まで、それ以上はボタン入力が必要。
後、水切りジャンプから大きくジャンプする事も出来る。
クリア必須技術なので覚えておいてもらいたい。(というかルートによっては1-2で使う)
・残機増やし
1-3。触れると弾かれるポールがあるので上部に触れ弾かれて上にスクロールした時に操作し
カケフ君を赤い頂点部分に移動させると10機までアップできる。直後に死んで繰り返せば最大255機まで増やせる。
イメージとしてはスクロールしたときに、カケフくんのケツにブスッと赤いポールの頂点をぶっ刺す感じ。
ってか何でアップ人数が10機までなんだよ。
一々死ぬの面倒だろうが!!
※255機を越えると残機がワンループしてしまい、0機になってしまい、次、死ぬとゲームオーバーなので注意
そもそもこのゲーム。
プレイ対象から考えればもっともっと難易度は下げるべきだっただろう。
「ゲームセンターCX」の「有野」氏は
「これは高橋名人の冒険島よりツライ」
とまで言わしめ
『AVGN』で(ビック東海は『Kid Kool』というタイトルで同作品を北米で発売した)
「ジェームズ・ロルフ」氏から
「クールじゃない」
から始まり7種の薬草が必要な事を
「開発者は7種類のハッパをキメてたんだな」
という。そして7つの大罪と言いいずれのよう称した。
「クソタレ一方通行」「二速ギア下痢」「ジャンプFuckness」「ケツ溺死」
「トンデモ空中待機」「インビジビッチ」「タマキン自由落下」
まぁ「kid Cool」じゃない点から「クール」っていうより「くーるっている(狂っている)」と言えるんじゃないだろうか?(無理過ぎ)
AVGN「カケフくんのジャンプ天国スピード地獄」編(YouTube)
ちなみに「カケフくん」は父親からの「子供を芸能人にしたくない」と猛反対して
小学校卒業と同時に引退となったとのこと。
まぁでも、このゲームをやればなんとなく分かるよ。
ひょっとしたらこのゲームが一因であるかもしれない。
ちなみにここから先は髭人の憶測ではある。
自分の息子が生き返る前提であるにせよ。ゲームオーバーで死に、それでキャラに
「しょっぱい死に方をしたんでしょうね」
などと言われる。
何かにつけて小さい失敗などしようものなら
「しょっぱいな~お前。ゲームみたいに」
なんてお決まりのネタみたいに言われることだろう。
それに「カケフくん」自身、当時小学生であれば発売前に友達などにこういうだろう。
「僕のファミコンソフトが出るんだよ!プレイしてみてよ!」
と言うだろう。言わなくたってみんな気にすることだろう。
で、発売されたらこの出来…
発売後、友達とこのゲームをプレイする事になったことだろう。
当然、本人出演って事で
友人「おいー。お前が主人公だろ?ちゃちゃっとクリアして見せろよー」
なんて展開になる事は容易だろう。そいつらは既にプレイ済みでにやにやしていることだろう。
それでもしゲームオーバーになろうものなら
友人「お前ヘッタクソだな!何で本人がこんなゲームもクリアできないんだよ。
しょっぱいなー。お前、マジしょっぱい」
などと言われることになる。
こんな事になったとしたのなら引退も視野に入れるわな。
今後自分の息子がどんな扱いを受けるのか分かったものではないのだから…
お父上はこのゲームをクリアしてからそのように確信したんじゃないかって勘ぐってしまう。
発売当時のエピソードをご本人から色々と、伺いたいなぁ~。
いや、そっとしておくべきか…
さて、ゲームの話に戻れば
基本敵に触れたら即死ではなく、ライフ制を採用すべきだし、無敵コマンドもあってもいい。
「ウィッキー」だって最初から所持状態で良い。
ヌルゲーと言われようがそっちであるべきだったんじゃなかろうか?
まず操作性がクソなんだし、無限コンテニューが良心?
いやいや、あんなクソみたいな空々しいコンテニューのやり取りを毎回見せられるのは苦痛でしかないわッ!!
だから髭人からすればこのゲームは
「カケフくんのシステム地獄操作性地獄」
(ジェームズ・ロルフ氏のセンスを見習いたい…翻訳した人のセンスもいい)
ここからがネタバレ
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マルチエンディングでクリア時間に応じて6種も変化するらしい…
3時間を過ぎるバッドエンディングが1種って事は…
2時間59分までに5種もあんのか…俺は2時間13分57秒で限界です。
折角だから動画であったベストエンディング(のはず)を記してみようか?
王様「侍従長!この、ゲーム、どう思う」
侍従長「と、おっしゃいますと」
王様「だから、このゲーム、難しすぎるんじゃないかって、聞いてるの!」
侍従長「はあ、とてつもなく難しいと、思いますよ、私は。」
王様「じゃあ、この、場面を見てもらえることは、ないのかいなーっ。」
侍従長「いーや、いや。世間にはとんでもないような、ガキ、いや、子供たちが沢山いますから、大丈夫でしょ」
カケフ君登場
カケフくん「何言ってんの。ぼくもうきちゃったよ。」
王様「いやはや、あっという間とはこの事だね。」
侍従長「月並みだけど、一応ルールだから、薬草出してみてね」
カケフくん「がってんでい。」
薬草7つ王様へ
カケフくん「何か、この終わり方裏ワザっぽいね。」
侍従長「ここまで頑張ってくれた、人への感謝の気持ちですよ。」
王様「でも、ゲームの世界から遠く離れた会話じゃな。」
カケフくん「ルールだから何か、お礼、頂戴。」
王様「じゃ、宝箱でといで」
宝箱登場
侍従長「で、私の、大好きなお姫様も、欲しいんでしょ。」
カケフくん「あったりーっ。早くだしてよーっ。」
王様「おーい。早く出ておいでーっ。」
お姫様「呼ばれて、飛び出て、じゃじゃじゃじゃーん。」
カケフくん「わーい。僕の、お嫁さんだもんねーっ。」
お姫様「何よ、この子。ゲームの、中の、話だって、分かってんの」
王様「さあね。わしだって、ふだんは、さらりーまんやってるんだからね。できればこの、ゲームの世界で暮らしたいよ。」
侍従長「いやーっ。同感ですね。私も、そうしたい。」
カケフくん「でもねーっ。ゲーム、もう、終わっちゃったよ。」
王様「寂しい。わし、次の職探ししよーっと。」
侍従長「私も、仕事欲しい 一緒に、探しましょうよ。」
お姫様「でも、みんな、ちゃんとこの、ゲーム、締めてからにしましょうよ。」
王様「そうじゃな。」
侍従長「そうしましょう。」
カケフくん「じゃあ、どうすんの。」
王様「よし、じゃあカケフくんに、ぽこにょっこりおおこくのおおさま(そのまま掲載)になってもらおう わしは、隠居する。」
侍従長「わおーっ。ごーかいな締め方」
お姫様「じゃあ、私おおじょさま、ラッキー。」
カケフくん「という事で、終わりですかね」
王様「終わろ。終わろ。」
侍従長「そうしましょ。そうしましょ」
カケフくん「じゃ、ばいばーい。また、遊んでねーっ。」
スタッフのゲーム製作の姿勢を匂わせる文章だわな。
「世間にはとんでもないようなガキ、子供たちが…」ってね。
子役の「カケフくん」の名前を借りといてこの言い草…
それで「カケフくん」の身辺にどうなるのか考えたのだろうか?
ま、製作スタッフは露ほど考えちゃいなかっただろう。
ただ、ゲーム作ったよってだけでね。
誰がこんなの企画したんだろ?
にしても、ベストエンディング。
訂正しなければならない文章があるだろう。
×:このゲーム、難しすぎるんじゃないかって
○:このゲーム、操作性がクソ過ぎるんじゃないかって
わざと難しくしたみたいな言い方するんじゃねぇ。明白な調整ミスだろうがッッ!!
そんなゲームでまた遊べって言うが、2度とごめんである。
動画を検索してみたが、2014年現在でも全エンディングをまとめた動画は存在しない。
TASとか実況動画など個別エンディングしかないのだ。
どこかの世界の物好きがまとめようという気さえ起こらない作品だと思っていただければ間違いないと言えるだろう。
王様、王女→おおさま、おおじょ
Kid CooL→Kid Kool
王様は死んだ人は生き返らせられるのに自身の病気は直せない。
ツッコミ待ちというか本気なのかもはや判別など出来ん。
「このゲームそのものをツッコんでくれ!!(笑)」
というのが製作側からの熱い熱いメッセージだったんじゃないだろうか?
それとも、当時の裏の「カケフくん」は酷い少年だったんかな?
テレビで人気の子役が主役のゲームを作れなんて言われたら製作側の感情が入るのかもしれない。
だから、こんな不出来なクソゲーにしてやったと…
まともに作ろうと思ったらコレでOKは出さんわ。普通ならね。
でも、海外版をキャラだけ挿げ替えて物は同じみたいだからな…
本気でやってこの出来だった可能性の方が高いか…
って、憶測だけであれこれ語っても仕方ないか…
当時の事はただの一般人の髭人には分かりはしないのだからな…
キリがないからこの辺にしておこう。
何にせよこんなゲームに巻き込まれることとなった「カケフくん」には心から同情いたします…
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