「魔神英雄伝ワタル」のゲーム版
アクションRPG
開発はウエストン ピット エンタテイメント
発売はハドソン
1990年3月23日発売
お話としてはワタル達一行は第七階層に向かう途中、ドアクダーの手によって中2階層に飛ばされてしまった。
ワタルは仲間たちと離れ離れになり、しかもこの中二階層では力が激減しまうらしく
あっさりと敵に捕まってしまい、竜神丸は一部始終を見ていた少年(プレイヤー)に協力を求め、
一緒にワタルを助ける旅に出るって訳です。
特徴
フィールドを歩くときなどは通常のRPGと同じトップビューだが
敵と遭遇するとサイドビューのアクション画面に移行する。
画面のスクロールはせず、ロックマンのボス戦みたいな物
十字キー:移動
Bボタン:剣
Aボタン:ジャンプ
スタートボタン:道具
セレクトボタン:魔法
点数は60点
良いところ
・アクションRPGのバランスが良い
悪いところ
・別に「ワタル」でなくてもいいんでね?
・リセットすると、アイテム紛失の仕様
良いところ
・アクションRPGのバランスが良い
敵の動きに大体パターンがあり、それを発見しつつ、ノーダメージでバシバシ倒していくのは楽しい。
悪いところ
・別に「ワタル」ではなくてもいいんでね?
「ワタル」に出てきた登場キャラはちょい役でしかない。
「『ヒミコ』や『シバラク』なんかと旅をしたい」と思う人にはガッカリだろう。
パッケージではワタル達がやる気になっているのに、これはパッケージ詐欺と言われかねない状態。
魔法は「ヒーリング」「パワー」「ファイヤー」など原作に出たことがない一般RPGみたいな物ばかり
原作に出てきた「飛龍拳」「龍雷拳」などは出ない。
まぁ、「戦神丸」などの別の魔神に乗り換える事が出来るからその配慮だろうが、そう考えるとやっぱりこのゲーム。
「別にワタルでなくてもいいんじゃね?」
と言いたくなる。
・リセットすると、アイテム紛失の仕様
このゲームは途中でリセットして再開すると再開時にアイテムを紛失するのである。
このゲームのひとつの特徴だろう。
宿屋でセーブできるのだがそこで「ゲームを続けますか?」と聞かれるので
「休む」を選び、
『リセットを押しながら電源を切ってください』
の表記の後に電源を切るかリセットならば紛失することはない。
リセットを押すってアクションRPGなんか結構あると思うんだけどな。
新しい敵がわんさか出てパターン分からず一方的にボコられて死亡だとか
新しい場所に行ったらめっちゃ強い敵が出て敵の攻撃はかなり食らうのにこっちの攻撃は「1」とか(なのに相手のHPは100以上)
もちろん、紛失するのはゲームの進行に支障が出るような重要アイテムではなく薬草などの消耗品だが・・・
そのせいでキツイことになっている。
予め言っておくと、このゲームは一週目より難しいだけの二週目があるのだが、
エンディングを見ると勝手にセーブされてしまう。
その為、エンディング前のセーブデータを保持することが出来ないのだ。
だからと言ってリセットすれば再開時に、アイテム紛失。
これはもう嫌がらせだろう。エンディングを見たければなんどもクリアしろってことか?
まぁ、問題点はあるけど、アクションRPGとしては良く出来ているので
「アクションRPG」をやりたい人か「魔神を操りたい」という人にはオススメである。
原作大好きな人にはオススメできない。ただのアクションRPGとしてはいい作品であることはフォローしておく。
ガキの頃の思い出・・・ドラゴンの炎の強さに茫然自失したなぁ~。
ここ最近やって、炎を出す前にボコしたので拍子抜けした。(運が良かっただけか?)
ここからがネタバレ
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エンディング。ワタル、シバラク、ヒミコが
「君のこと忘れない」
とか言って別れるんだけどあの状態なら
「君も一緒に戦ってくれないか?」
というのが普通だろう。
別れる必要性は皆無だ。
ワタル「俺の龍神丸を取られるわけにはいかないぜ!」
って訳か?だったら魔神をどこからか調達ぐらい出来るだろうに。
そんな訳で、わざわざ新しい主人公を立てるぐらいならワタル達が一時記憶喪失になって、
記憶を取り戻す旅って事にすればよかったんじゃないかねぇ?
主人公、マップ上のグラフィックしかないし・・・
どんな顔してんだろ?説明書にでも載っているのかな?
そして、パッケージに出てきたクラマが出演しないんだよな。
劇中でも途中で元の姿に戻って一時退場していた時期の話というのがこのゲーム設定だから
仕方ないにしてもちょい役ですらないのにパッケージに出ていいの?
画像左側にいる。
パッケージ詐欺みたいなもんだよなぁ…
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