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「ドンキーコングJR.」 レビュー (ファミコン)

2017-03-10 21:00:37 | ファミコンレビュー

アクションゲーム
1982年8月から稼働したアーケード版からの移植作
開発は任天堂&岩崎技研工業
発売は任天堂
1983年7月15日発売


特徴

前作のタイトル(ドンキーコング)が敵だったのに対し
今作のタイトル(ドンキーコングJR.)は主人公である。

今作の敵は何と「マリオ」本人である。

コングが主人公と言うだけあって
ツルの登り降りによるアクションを上手く扱う事でゲームを攻略していくことになる。

ツルに掴まり左右のボタンを押すと片手を伸ばす。
もう一度同じボタンを押すとツルから降りる事が出来る。
(その際、高さがあると死亡する)
隣にツルがあると両手で2本のツルを掴まる事になる。
上昇時は2本の方が早いが下降時は1本の方が早い。

1~3面までは上部にいる「ドンキーコング」の所に行くとステージクリア。
4面はツルに付いている鍵を全て上に押し上げる事でステージクリアとなる。

ステージには果物があるが取得必須アイテムではなく攻撃アイテムなので
無視してドンキーコングの元に急いでも構わない。

果物に触れると落下し、
落下中の果物に敵が触れると倒す事が出来て得点となる。


あらすじとしては
「マリオ」によって檻に閉じ込められた「ドンキーコング」を息子の
「ドンキーコングジュニア」が助けに向かうというもの

尚、「マリオ」に名前が付加されたのは本作からである。
その為、「ドンキーコング」時に「マリオ」は「Jumpman」や「救助マン」と言われていたとの事



点数は40点

良い点
特になし

悪い点
特になし


やはり昔の作品だからね。
ステージ数も少なくすぐにループしてしまう。
操作性に関しては悪くはない。
最終的に可もなく不可もないという印象。

ただ、「マリオ」が敵役という異色作で
名前が確定したという事では大変重要であったと言える作品ではある。


ここからがネタバレ























非常に短いながらもエンディングが存在する。

4面クリアすると上の床が抜け、
そこにいた「マリオ」と「ドンキーコング」が落下するのだ。
「ドンキーコング」の方は下方にいた「ドンキーコングJR.」に支えられ無事だが
「マリオ」の方は地面に落下するのだ。
頭部に輪が現れた事から死亡したのだろう。

アーケード版だと違いがあり
「マリオ」と「ドンキーコング」落ちるところまでは一緒だが
「マリオ」は死なず懲りずに「ドンキーコング」を追おうとするが
「ドンキーコング」に蹴られて逃走するというオチとなっている。

ちなみにアーケード版には
オープニングデモがありその時、「ドンキーコング」を捕まえる描写があるのあが
「マリオ」の服装をした人物が2名いるのだ。
容姿は二人とも同じなので区別する方法はない。
「ルイージ」かどうかなのか未確定である。

その後、「マリオカート」で
共演を果たす「マリオ」と「ドンキーコングJR.」
二人の心境やいかに!?

まぁ、お互いさまって事で過去の事は忘れて仲良く競っているってのが
世界観に沿っているって感じかね。


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