髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「バットマン」 レビュー (ファミコンソフト)

2011-02-28 17:30:15 | ファミコンレビュー
同名作品の同年公開された映画をモチーフにして作られたゲーム
サイドビューアクションゲーム
開発も発売もサンソフト
1989年12月22日発売

あらすじとしては
消息を絶った「ピッキー」を助け出し「ジョーカー」を倒せ。

との事だがゲーム中ピッキーは登場しない。
取説には載っているそうだが製品になる過程でカットしたようである。

特徴
壁に対して方向キーを入れてAボタンを押すと三角跳びが出来る。
これを駆使して先を進むのだ。

セレクトを押す事でアイテムを使用可能である。
弾丸を使用する。

ブーメラン:射程が短いが連射可能。(弾丸使用1)
銃:画面端まで飛ぶ銃である。連射不可(弾丸使用2)
手裏剣:3つに分かれる手裏剣を投げる。連射も2発まで可能で広範囲に有効(弾丸使用3)

コンテニューは無限

操作方法

左右キー:移動
下キー:しゃがむ

Bボタン:攻撃(基本はパンチ)
Aボタン:ジャンプ
 ジャンプ中、壁に張り付き十字キー+Aボタンで壁蹴り

セレクトボタン:使用武器順次切り替え


評価は60点。

良い点
・壁蹴りアクションが面白い。
・ムービーがカッコイイ

悪い点
・動きに癖があり、やや重め
・ジョーカーがキモイ(笑)



良い点の解説
・壁蹴りアクションが面白い。
壁を蹴る事によって上に行ったり、敵をかわしたり出来る。
この独特のアクションがこのゲームの魅力だろう。
そしてこれを使いこなさなければクリアは無理。

・ムービーがカッコイイ
ムービーは台詞があまり表示されない物の
カッコよく雰囲気は十分に伝わる。
(あっても英語なので俺にはよくわからん)
BGMもカッコイイのが多い。


悪い点の解説
・動きに癖があり、やや重め
他のアクションゲームと比べるとバットマンはやや重め…
爽快感を得るようなゲームではない。
ただ、バランスは考慮されている。

・ジョーカーがキモイ(笑)
グラフィックがリアルなのは良いが白い顔が特徴のジョーカーはなかなかキモイ(笑)


ハッキリ言って難しい。
「ロックマン」「マリオ」などのアクションゲームと比較すると「バットマン」の動きが重い。
まぁ、その手のゲームに合わせなければならないという決まりはないものの動きの重さの割りに敵が素早い。かわすのは非常に困難。敵の配置がなかなかいやらしいし・・・
後半だと壁蹴りで上の足場に上がった所に敵を配置しておき
ただ闇雲に上るとダメージを受けてノックバックで下に落下させられてまた上がりなおしとなる。
結構イラッ!!
敵の攻撃のタイミングと、自分がそこにたどり着くタイミングを合わせる必要になる。


ただ無限コンテニューという要素もあって
決してあきらめない気持ちにさせてくれるのは大きい。



ネタバレ(気にならない人かクリアした人は読んでくださいマシ)
























スタッフの中に「NORIKO SAKAI」ってあった。
同姓同名なんだろうけど、今の事を思うと何か重苦しくなるわ(笑)

だからラスト付近のボス戦は敵の無敵時間を利用したごり押しだった(苦笑)
テクニックで何とかなるかもしれないけど、自分には無理だった。
敵を攻撃すると点滅して一瞬だけ無敵状態になるのだがその時、
こちらへの当たり判定が無くなる。
その時に接近してひたすらパンチ!パンチ!パンチ!
もしくはブーメラン!ブーメラン!ブーメラン!
それしかない。
ボスが死ぬかこちらが死ぬかの決死の消耗戦。

敵の攻撃の激しさの割にバットマンの動きは重いからな…
ジョーカーの銃とか稲妻とかまともに避けられる人いるの?
髭人はブーメランの連続ヒットで倒せたけどあんなの偶然だったからなぁ…
(4~5時間かかったんじゃなかろうか?)

後でクリア動画見たら、
密着しての連打パンチしつつ稲妻に警戒するというような戦法が有効なようだ…

ちなみに、
プロトタイプ版では「ビッキー」が出てきたりしてムービーが違う。
ちなみにラスボスの「ジョーカー」はいなかったようだ。
アイツがいるいないでこのゲームの難しさは全く別物になるわい…(苦笑)

エンディング。
「ジョーカー」がビルから突き落とされる。
目を見開いて死んでいるであろう「ジョーカー」はやっぱキモかった(苦笑)




最新の画像もっと見る

コメントを投稿