highdy の気まぐれブログ

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5月の夜空を眺めてみよう!

2022年04月29日 | 雑学知識



星の明るさ
 highdy天文学で最初に教わったのが「星の明るさ」についてでした。
星の明るさは、 紀元前2世紀頃、ギリシャの天文学者ヒッパルコス肉眼で見え最も明るい星1等星、やっと見えるくらいの暗い星6等星と決めたことに始まり、いまでも利用されています。
1等星と6等星の等級差は5等あり、100倍明るいということを知ってください。(下図参照)

1等級差あたりでは、100の5乗根(100^1/5=100^0.2=2.51188643151・・・・・)で約 2.5倍の明るさの差があります。
1等星よりも明るい星も沢山存在するため、現在ではマイナスをつけて表しています

明るい惑星たち
 4月29日~5月9日に明るい惑星がご覧になれますが、残念ながら、29日は埼玉県は雨で星空は全く何も見えませんでした。
以下の惑星は、水星を除きいずれも夜明け前に明るく見ることができます。
 水星 夕方日没30分位から 西空、約10度に明るさ 0.3~1.3等 5月7日頃まで。


 
(10度とは、地平線から天頂までを90度に分けた場合の角度を示し、腕を水平に伸ばして握り拳をつくった場合、拳の底面を地平線に合わせたときの拳の上面が約10度です。)

 金星 夜明け前 南東の低空、明るさ4.1等 「明けの明星」ですね。
 火星 夜明け前 東南東の低空、明るさ0.9等
 木星 夜明け前 東の低空、明るさマイナス2.1等

中でも、5月1日の夜明け前(東京では午前3時50分頃)には、東~東南東の低空(約10度)で金星木星大接近します。
こちら(国立天文台)が参考になるかも?

流れ星も・・・
 5月6日には、みずがめ座η流星群活動のピークになるようですが、夕方17時の予想でこの時間帯は日本では放射点が地平線より下に位置しているため見ることができません。
深夜1時30分頃になると放射点が地平線から上がってきますがピークを過ぎています。でも、月明かりが無いので条件は良いと思われます。6日と7日の深夜2時前~夜明け前の時間帯で、流星の数は全天で1時間に10個以下と予想されています。


折角の連休ですが、空模様がいまいちですね。
でも、田舎に帰ってのんびりできる方は、たまには夜空を眺めてみるのもいいものです。






本日もご来訪いただきありがとうございました。

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コメント (4)