ひぐらしの思い出

17年続くライフログ。
2020年2月から2022年12月まで毎日日記を書いていました。

正反対

2009-12-26 20:46:07 | 日記
白い子と黒い子。

決して仲良くないんだけど、寒いからくっついてます。
寒いから毛を最大限にモワッとさせていて、いつもの1.5倍くらい大きくなってます。まるい。

白い子、おでこに傷があった。黒い子とケンカしたのか。早く治せよー

追悼

2009-12-26 09:16:48 | 日記
クリスマスも終わっていよいよ年末。
東京は曇り空の朝。みんないかがお過ごしですかい?
仕事納めはしたかな。年賀状出した?お正月のお餅は買った?
色々と準備をしなくちゃね。今日明日は今年最後の週末だ。
ひとつひとつ「今年最後の」って言って。2009年も本当に終わってゆくね。

フジファブリックの志村正彦さんのニュース、昨日知りました。
多くの人がブログやtwitter等でふれてるように、今年は本当に音楽の神様が意地悪だ。最後までこんな風に悲しいニュースを連れてくるのかね。もうやめて。

志村さんのブログを見た。
体調について、全く元気だと書いてあるエントリーが最後の更新だった。こうゆうのは辛い。
清志郎さんの時もそうだった。テレビを付けていて今まで見たことのない清志郎さんの映像が流れる。まるで今みたい。まるで生きてるみたい。今もどこかで新しい音楽を作っているんじゃないか、死んだなんてやっぱり嘘だったんだ、そんな風に勘違いしてしまう。

清志郎さん
マイケル
川村カオリさん
加藤和彦さん
アベフトシさん

ミュージシャン以外でも

栗本 薫さん
臼井儀人さん

まだまだこれからという人達が旅立ってしまったのは本当に残念で悲しい。もっともっと彼らの生み出すものを見て、聞いて、ふれていたかった。
生きている時間は無限じゃない。なんとなくしか分かっていなかったこの事が、今年になって少しだけリアルに感じられるようになった。生きていたくても死んでしまうことがある。しかも急に。「死んでしまう」その怖ろしさをもっと肌で感じなきゃダメだな、とも思う。

彼らが遺してくれたものは多い。
わたしたちに残された時間は短い。



3月のライオン 3巻

2009-12-26 08:48:58 | 本・漫画・アニメ
読んだよー!3巻。
いんや~よかった良かった。あの子強くなってゆくわ。

冒頭、主人公桐山君が寝込んでいる場面。一人暮らしの病床って本当に辛いんだよね。時期もちょうど年末年始で今とかぶっててさ。わたしこの前の入院があるからなんだかひどく共感できてしまったわ。

この漫画って人が本当に描けていて驚く。悲しい人は本当に悲しそうだし、嬉しい人は本当に嬉しそう。

後藤VS島田最終局で、勝った島田さんがぐったりとうなだれている描写、さすがだと思った。

「負けを悟った側は対局中に最後の一言に向けて心を整理してゆくが 勝つ側は最後の一瞬まで読み違える事がないよう張り詰め続ける」「ーだからこんな風に 対局直後は勝った方が激しく消耗している場合が多いのだ」


最近、緊張で張り詰めたことってありますか?

『3月のライオン』3 羽海野チカ

美少女戦士セーラームーン

2009-12-26 08:35:24 | 本・漫画・アニメ
「美少女戦士セーラームーン」です。
意外にも、わたし、セーラームーンは通ってません。「なかよし」だったでしょ?わたし「りぼん」派だったから…
アニメもねぇ見なかったですよ。いや、一通りは見たけど。でもわたしの好きな魔法少女とは一線を画す存在でしょ?だからハマらなかったんだ。

今回思い切って読んでみました。全巻そろえたんだけど…ごめんなさい。まだ読み終わりません。正直ちょっとツライ…。
話がさ、終わったはずなのにまた始まるんだよ。倒しても倒してもどこからかやってくる敵。多少設定が変わっただけで同じようなストーリーが無限に続いている感じ…ドラゴンボールなんかの比じゃないスよこれ。しかも次々に増えるセーラー戦士達も誰が誰だかさっぱり分からない。描き分けとか、特にないんだもん。わたしが年をとったのかなあああ
連載で読んでたら楽しかったのかもなぁ…といまさらながらの後悔です。とにかくちゃんと読みきるまで頑張ります。

しかし。
旦那様であらせられるトコロの富樫様「HUNTER×HUNTER」コミックス出たそうで。しかもお子様生まれてたそうで!おめでとうございます。「姫」「王子」と呼び合う夫婦仲ってスゴー。


『美少女戦士セーラームーン』1~12 武内直子

XXXHOLiC

2009-12-26 07:42:56 | 本・漫画・アニメ
CLAMP先生。
年末年始になるとCLAMP先生引っ張り出して読む。何故か。

小学生の頃、まだ「オタク」という概念が無い頃に夢中になってしまったCLAMP先生。「聖伝」は未だにバイブルです。「東京BABYLON」は武者ぶるいがするほど好きでしたし「レイアース」のアニメはクギ付けだったし「20面相」も「X」も「ちょびっツ」なんかも読みました。
どの漫画を読んでも、「CLAMP先生っ!!」って感じ。絶対的な絵の魅力と圧倒的な想像力でくりだされる異世界。ある意味少女の夢を完全武装してくれる存在。魔法とか呪術的(陰陽師が好きですね)な力を持つモノと、それが関わる世界をファンタジックに描かせたらCLAMP先生の右に出る人はいないでしょ。大好きです。わたしファンタジーっ子だから…

むかしは本当に恐ろしいくらいに耽美で美麗な漫画を描いてらっしゃったけど近年は色々と試行錯誤(?)なさっていてかなりシンプルな原稿になってますね。この「XXXHOLiC」なんか見ると、スクリーントーンの少なさに驚きます。背景もシンプルというかすっきりしているというか描いてないというか(それはもともとか)。むしろ「ワンピース」の尾田先生のような画面ですな。ベタの黒とのコントラストが強い感じとかデフォルメされた頭身や表情や。(コマは大きいけど)

それにしてもCLAMP先生の漫画は内容が一貫してる。それこそ「東京BABYLON」の頃から変わらないテーマを訴えてくれてます。ってゆうか物語も繋がっているしね。「X」とかもそうだったけど、「ツバサ」と「xxxHOLiC」は表裏一体なんだね。パラレルワールドというか何と言うか。(ひとつの作品の登場人物を他の作品に出しちゃうんだよ。チョイ役とかじゃなくて)こーゆうミックスの仕方ってすごいよなぁ。
きっとご自分達の作品ひとつひとつをとても愛してらして、大切になさってるんだなぁ。

あとCLAMP先生の漫画で思うのは、ファンタジーへの警告。
「オタクども!漫画ばっか読んでリアルの世界から逃げてちゃダメぜよ!」みたいな。
自らが描いてる世界はあくまでも「漫画」であって「現実」ではない。けど「漫画」でしか描けない「現実」を見せようとしてくれる…というか。なんて言ったらいいんだろう。
ファンタジー描いてるんだからさ「結局全部夢でした」とか「幸せになりましたとさ、めでたしめでたし」とかって終わってもいいじゃん。だけど、「これは漫画なのよー」「現実は厳しいのよー」「ちゃんと現実生きろよー」って言ってくれてる気がするんだよ。厭な感じの脇役を出して主人公に語らせたりとかして。

これってちょっと思うところがある。
むかし日渡早紀先生の「ボクの地球を守って」がすごく流行った頃、漫画の世界観にハマりすぎちゃって「私も前世の夢を見た」みたいな子がいっぱい現れちゃったんだよ。まぁ思春期の女子特有のアレだと思うんだけど。その頃確か自殺騒ぎみたいのまであったんだよ、そうゆう「前世」関連の。
それで日渡先生が「ぼく地球」コミックスの柱コメントで「これは漫画ですから」ってコメントを出したんだよ。作者が自分で「これは漫画だからあんまり入り込み過ぎないでください」って読者に向けて書いたんだよ?かわいそうだよ。かわいそうだと思ったんだ、わたしは。
だって自分で精魂込めて楽しんでもらおうと思って作ってるものをさぁ、自分で「ウソの世界だからほどほどにねー」って言わなきゃいけないなんてさー。それくらい分かれよ!ってすごい憤慨しました。当時。

そうゆう風に、漫画と現実と本当に分からなくなっちゃう人っているんだと思います。特にCLAMP先生の読者なんか、思春期乙女多そうだし。そこでやっぱりある程度の警告が必要になるのかなぁって思う。もちろんそうゆう為だけじゃなくて、漫画として必要なメッセージでもあると思うけどね。

まあそうゆうカタい話(カタくはないか)は抜きにしても面白いです。ちょっとだけ感じるBL的な要素や美麗カラー絵なんかも楽しいです。12巻までしか読んでないんで、早々に続きを読みたいと思います。年末年始だしね。

『XXXHOLiC』1~12 CLAMP