朝早くに目が覚めちゃった。
ので、ここはひとつ、最近読んでる本の話を。
講談社から出ている「ミステリーランド」っていうシリーズがあります。
ハードカバーの装丁に惹かれて手に取りました。
わたしはこの中の
『びっくり館の殺人』綾辻行人
『探偵伯爵と僕』森博嗣
『虹果て村の秘密』有栖川有栖
の3作品を読みました。
このシリーズは「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのー」というコンセプトで作られてるものなんだけど。
たしかに内容的には各先生とも子ども向けに、ミステリとしてはやさしめのトリックだったり語り口だったりで書いてらっしゃる様子。
だけど、なんだかすごく愛を感じるんだよね。
ミステリへの愛?というか本への愛というか。
あとがきには「自分が子どもだったころ」っていう文章があって作家さんのミステリや本に対する思いが書かれてるんだけど、それがまたいい。
小さい頃三毛猫ホームズシリーズを読み漁っていたかわいい私の思い出と重なるところもあって。