横道世之介 ★★★

横道世之介　　★★★

　　　　　監督　沖田　修一
　　　　　出演　高良　健吾
　　　　　　　　　吉高　由里子
　　　　　　　　　綾野　剛

　　　　　２０１２年　　日本

これを見てみようと思ったのは、このタイトルからで、全く内容を知らずに見ました。

ごく普通の人を、ごく普通に描いていて、何か懐かしさを感じる映画でした。

いつもは、ちょっといつもと違う感じの吉高さんの純粋少女にも、「へ～そうくるか～」と思えるほどぴったりでした。

ただ、特別何かがあり盛り上がる部分もないので、１６０分はとてつもなく長く感じたひまひまでした。

夢売るふたり ★★★

夢売るふたり　★★★

　　　　　監督　　　西川美和
　　　　　出演　　　阿部サダヲ
　　　　　　　　　　　松たか子
　　　　　　　　　　　田中麗奈


この監督の作品は、全て見ているがなんだか今回はちょっと見るのが辛かった！

やっぱり、ひとの弱みに付け込んでの詐欺がね・・・

ただ、夫婦が壊れていく様は、よく描かれていると思った。

脇を固める人たちも、みんな素晴らしいです。
　　　　　　　　　　　　　

闇金ウシジマくん ★★★

闇金ウシジマくん　★★★

　　　　　監督　山口　雅俊
　　　　　出演　山田　孝之
　　　　　　　　　大島　優子
　　　　　　　　　林　遣都

　　　　　２０１２年　　日本

深夜にやっていたドラマを何話か見たことがあり、ちょっと見てみたかったこの作品

ひまひまには、大島ssiがとても違和感ありで残念！
それにくらべ、大島の母黒沢あすかssiいつもながらにお見事です。（あの人にこういう役をやらせたら、右に出る者はいないね～）

ただ、どうしても気になったのが、ウシジマくんの過去・・・
どうして、彼はああなったのかがとても気になりました。

洋菓子店コアンドル ★★★

洋菓子店コアンドル　★★★　　　機中にて視聴

　　　　監督　深川　栄洋
　　　　出演　江口　洋介
　　　　　　　　蒼井　優
　　　　　　　　江口　のりこ
　　　　　　　　戸田　恵子
　　　　　　　　加賀　まりこ

　　　　２０１１年　　日本

ちょっと気にかかっていた映画で、飛行機の中ではあまり見たい映画をやっていなかったという単純な理由から、この作品を見る事になりました。

この作品の蒼井　優ssiがとても良い感じで（あの鹿児島弁も）、彼女が江口洋介に店を手伝って欲しいと説得にいくシーンを見ていて、恥ずかしながらもウルッときたひまひまです。

この作品の終り方も、いかにも映画という感じの終わり方で安心して見られました。

出てくるスィーツも美味しそうです。

やわらかい生活 ★★★

やわらかい生活　★★★　　　　　ＤＶＤにて視聴

　　　　　監督　廣木隆一
　　　　　出演　寺島　しのぶ
　　　　　　　　豊川　悦司
　　　　　　　　田口　トモロヲ
　　　　　　　　妻夫木　聡

　　　　　　２００５年　　日本

うつ病のヒロインと４人の男たちとの風変わりな関係を持つ現代女性のリアルな姿を描いた人間ドラマ


とても、自然な寺島しのぶさんの演技にはすごいなーと驚かされます（ひまひまなどはうつ病という人を描いてあるという事だけで、かなり窮屈な息苦しさを感じました）←これはとてもすごい事でしょ？

ただ、こんな彼女はそれをも自分だと理解し生きていると言う姿が私たちに色々問いかけるのだと思いました。

映画の中で妻夫木さんとのやりとりのセリフで「とりあえず生き続けることが、私の目標」というのにグッときました。

ゆれる ★★★

ゆれる　★★★★　　　　ＤＶＤにて視聴

　　　　　監督　西川　美和
　　　　　出演　オダギリジョー
　　　　　　　　香川　照之
　　　　　　　　伊武　雅刀

　　　　　　２００６年　日本


「誰の目にも明らかだった。誰がうばい、誰がうばわれたのか・・・」

とある事件を中心にふたりの兄弟関係が・・・

考えさせられた・・・
どうして、弟は兄に対してああしたのだろう・・・そして、兄はそういう弟をどう思っただろう・・・

ラストシーンでも、兄はバスに乗ったか乗らなかった・・・と本当に色々と考えさせられる作品だった。

それにしても凄かったのが香川　照之氏である。
あの、淡々としたセリフが余計に怖さを増すのか、ゾクっとするほどの演技でした。（オダギリジョー氏もかっこよくて、今まで見た作品の中ではピカいちでした）

この監督とは、相性がよさそうなので「蛇イチゴ」も見てみようと思います。

陽気なギャングが地球を回す ★★

陽気なギャングが地球を回す　★★


　　　　　　　　　監督　前田　哲
　　　　　　　　　出演　大沢　たかお　　　鈴木　京香
　　　　　　　　　　　　佐藤　浩市　　　　松田　翔太
　　　　　　　　　　　　大倉　孝二　　　　加藤　ローサ


　　　　　　　　　　　　　２００６年　　　日本


銀行強盗未遂事件に偶然居合わせた４人（成瀬・響野・雪子・久遠）は、自分たちならもっと上手くやれると考え、ギャングチームを結成するが・・・

う～～ん、おしかったなあ・・・
というのが、ひまひまの感想です。
多分この映画は、ハリウッドなんかで作ったりすると、こんな中途半端な映画にならず、立派なコミカルな作品になったのでしょうね・・・
しかし、日本ではこれが限界なのかな・・・


まず、あのＣＧがいらないような気がしました。
せっかく、こんなに凄いメンバーが揃っているのに、それまでがちゃちく見えてしまいました。（佐藤氏は何時になくテンションが高くがんばっていたのに・・・空振りだよ）

どうしてだか、作品全体がうすっぺらく見えてしまったのが、本当に残念でした。