ビッグスピンドル ★★

ビッグスピンドル　★★

　　　　　　　　　　監督　チェ・ドンフン
　　　　　　　　　　出演　パク・シニャン
　　　　　　　　　　　　　ヨム・ジョンア
　　　　　　　　　　　　　ペク・ユンシム
　　　　　　　　　　　　　イ・ムンジク


　　　　　　　　　　２００４年　　　韓国

５人の詐欺師たちが、史上最大規模の韓国銀行に詐欺をしかけるのだが・・・

この映画、最後に大逆転が・・・みたいな話を聞いていたのですが、最初からわかっていたじゃ～んとひまひまは見て思いましたよ!（これ、分からない人いないでしょう・・・）
なので、見ていてそんなに面白く感じなかったのが残念でした。かっこよい人が１人くらい出ていてもいても良いと思うのですが、ちょっと華がなかったしね・・・
予告編は面白そうだったのになー残念！
　　　　　　　　　　　　　　

陽気なギャングが地球を回す ★★

陽気なギャングが地球を回す　★★


　　　　　　　　　監督　前田　哲
　　　　　　　　　出演　大沢　たかお　　　鈴木　京香
　　　　　　　　　　　　佐藤　浩市　　　　松田　翔太
　　　　　　　　　　　　大倉　孝二　　　　加藤　ローサ


　　　　　　　　　　　　　２００６年　　　日本


銀行強盗未遂事件に偶然居合わせた４人（成瀬・響野・雪子・久遠）は、自分たちならもっと上手くやれると考え、ギャングチームを結成するが・・・

う～～ん、おしかったなあ・・・
というのが、ひまひまの感想です。
多分この映画は、ハリウッドなんかで作ったりすると、こんな中途半端な映画にならず、立派なコミカルな作品になったのでしょうね・・・
しかし、日本ではこれが限界なのかな・・・


まず、あのＣＧがいらないような気がしました。
せっかく、こんなに凄いメンバーが揃っているのに、それまでがちゃちく見えてしまいました。（佐藤氏は何時になくテンションが高くがんばっていたのに・・・空振りだよ）

どうしてだか、作品全体がうすっぺらく見えてしまったのが、本当に残念でした。

メゾン・ド・ヒミコ ★★★

メゾン・ド・ヒミコ　★★★　　　　　ＷＯＷＯＷにて視聴


　　　　　　　　監督　犬童　一心
　　　　　　　　出演　オダギリジョー
　　　　　　　　　　　　柴咲　コウ
　　　　　　　　　　　

わけあって借金を抱えてしまった事務員・沙織は夜はコンビニでバイトをしていたが、いっそ風俗ででも働こうかと思い悩んでいる。そんなある日、沙織の元へ若くて美しい男・春彦が訪ねてきた。春彦は、母と自分を捨て、ゲイバーを継いだ沙織の父の恋人で、沙織の父が癌で余命いくばくもないと言い、父の経営しているゲイの為の老人ホームを手伝わないかというのだった。


この映画は、ひとことで説明するのが大変なのだけれど、ひまひまはこれは、家族映画だと思っています。
沙織と父、ゲイの男と家族など、親子の関係がぐっとくる感じで描かれています。
そんな中に、ちょっと異質な感じで入ってくるのが、春彦なのだけれど、春彦は春彦でいろんな心の中を見せてくれ、とても良いアクセントになっています。

沙織がだんだんとホームのみんなと馴染んでいくところもステキで心を軽くしてくれます。
　　　　　　

ダンサーの純情 ★★★★

ダンサーの純情　★★★★　　　　　ＤＶＤにて視聴

　　　　　　　　　監督　パク・ヨンノン
　　　　　　　　　出演　ムン・グニョン
　　　　　　　　　　　　パク・コニョン

　　　　　　　　　２００５年　　　韓国

中国からダンスのチャンピオンの姉だとウソを付き、姉のかわりにやって来たチェリンは、ヨンセによってダンスを習得するが・・・


いや～まいったわ！この作品のパク・コニョン氏に涙出そうだったよ・・・まさかこんなにはまっちゃうとは思いませんでしたよ！！
なにが、そんなにひまひまを泣かせそうになったか・・・
そりゃもう、あの好きなのに好きだと言えないあの感情を押さえている表情なんだと思います。

物語はいたって簡単で、プロのダンサーであるヨンセはダンス協会の会長の息子に、以前ヨンセが育てたパートナーを取られ一度立ち直れない程の痛手を負っているのに、再復帰し再び中国からきた少女を育てるが、再びお金によって同じ目にあうのだけれど、今度は以前と違い彼女に対して愛情が大きく作用しているということなのよ・・・

もう、このヨンセという男がいいんだよね～
「ミスキムの１０億作り」のヨンフンとは思えないほど、かっこいいんだわー
ダンスもステキだし、あの人がよかったのね（ひまひまには・・・）
最近はオ・マンソク氏など、ちょっと見かけは・・・ていう人にひまひまは弱くなってるな！
特別なキスシーンがあるわけでもないのに、とてもジ～ンとしました。

なので、この★４つというのはあくまでも、ひまひまの偏った評ですm(_ _)m　

氷雨 ★★★

氷雨　★★★　　　　　ＤＶＤにて視聴

　　　　　　　　監督　キム・ウンスク
　　　　　　　　出演　イ・ソンジェ
　　　　　　　　　　　　キム・ハヌル
　　　　　　　　　　　　ソン・スンホン

　　　　　　　　　２００４年　　　韓国

アラスカの雪山で遭難した、ふたりの男が愛した女は、同じ女性だったが・・・

なんの情報も持たず、見たのでほーこういう映画だったのか・・・というのが、素直な感想でした。（というより、キム・ハヌル氏が不倫物に出るという、イメージがなかったので、それがちょっと驚きでした）

しかし、どろどろしたものではなく、そこがかえってこの３人の気持ちの深い所を表せたのかもしれません。

また、音楽がよく、この作品をより一層美しく描いているように思えるのかもしれません。

韓国の人は、雪の中での作品というのが好きなんですね！

スクラップヘブン ★★

スクラップヘブン　★★　　　　　　　ＤＶＤにて視聴


　　　　　　　　　　　　監督　季　相日
　　　　　　　　　　　　出演　加瀬　亮
　　　　　　　　　　　　　　　　オダギリジョー
　　　　　　　　　　　　　　　　栗山　千明


　　　　　　　　　　　　　２００５年　日本

バスジャック事件をきっかけに、知り合った３人（デスクワークにうんざりしている警官・シンゴ、大胆な掃除人・テツ、秘密の実験を続ける・サキ）のうち、３ヶ月後にシンゴとテツが偶然再会し、ふたりで本人に成り代わり復讐したい人に復讐をするということを始めるが、いつしかふたりのゲームは想像もしなかった方向にすすむのだった・・・

前半の復讐代行の辺りはテンポよく、とても面白かったので、お～こういう話なのか・・・と思っていたのもつかの間、突然トーンが変わり小難しいテツの世界に引き込まれて行くという、ストーリーの設定がひまひまは好きではなかったなあ・・・
前半があんなに、テンポ良かっただけに残念度も大きいのがね・・・

加瀬　亮さんという人を始めて、きっちりと見たように思いますが、なかなかステキなひとですね

トイレどこですか？

トイレどこですか？　　　　　ＤＶＤにて視聴

　　　　　　　　　　監督　フルーツ・チャン
　　　　　　　　　　出演　安部　力
　　　　　　　　　　　　　チャン・ヒョク
　　　　　　　　　　　　　サム・リー
　　　　　　　　　　　　　チョン・インソン

　　　　　　　　　　２００２年　　　　香港

北京のとある公衆トイレで生み捨てられたトントンは、あるお婆さんに助けられ育てられた。しかし、そのお婆さんが癌になったためトントンは薬を求めて旅に出る。また、同じ病院に胃癌で弟が入院しているトニーも薬を求めて旅に出る。一方、遺伝性の病気で、４０歳くらいまでしか生きられないチョも、薬を求めて旅に出た。

★はゼロだよ！こんなに面白くない作品も久しぶりだわん（涙）

まあ、監督がフルーツ・チャン氏と言うことで、ひまひまとは相性が合わないのでさほど期待はしていなかったけど、これはないね！


以前にも見た「美しい夜、残酷な朝」の中の「Dumplings」も、なんだかな～という印象しか持たなかったのですが、今回のこの作品にいたっては、まったくもって何が言いたいのかさっぱり分からんよ！（まあ、トイレや排泄物に関しては異常なほどの執着を持っていると言う事はよ～く分かったけどね！！）


多分、この先フルーツ・チャンの作品は見ないね・・・

マイ ボス ヒーロー ★★

マイ　ボス　マイ　ヒーロー　★★　　　　Ｍnetにて視聴


　　　　　　　　　　　監督　ユン・ジェギョン
　　　　　　　　　　　出演　チョン・ジュノ
　　　　　　　　　　　　　　チョン・ウンイン
　　　　　　　　　　　　　　ソン・ソンミ
　　　　　　　　　　　　　　オ・スンウン

　　　　　　　　　　　２００１年　　　　　韓国


暴力団のボスの命令で、高校を卒業しなければならなくなったドゥシクは、とある高校へ寄付金を出して編入したが、そこで、いろいろな事が起きるのだった。



この映画を見ようと思ったのは、勿論先日、日本でのドラマも終了したので、元祖ってどんな物だったのかしら・・・という興味からです。
でも、見てみて「あ～まったく違う物だったのね・・」というのが、率直な感想です。

まず、ドラマに比べて笑いはそんなに多くなく、映画はとても真面目に学校改革のような事が、後半のメインテーマです。（学校ＶＳ生徒という所はなかなかのみものでした）
ただ、最後の格闘シーンが、ひまひまにはどうしても『火山高』のように思えてしょうがなかったわん（笑）
チョン・ジュノ氏はもうまったく、高校生には見えないよ～。（爆）

春の雪 ★★

春の雪　★★　　　　　ＤＶＤにて視聴　


　　　　　　　　　　　監督　行定　勲
　　　　　　　　　　　出演　妻夫木　聡　　　竹内　結子
　　　　　　　　　　　　　　高岡　蒼佑　　　及川　光博

　　　　　　　　　　　　　２００５年　　　　日本


公爵家の子息・清顕と伯爵家令嬢・聡子は幼馴染であったが、いつからか聡子は清顕を好きになっていた。清顕は聡子の思いを知りながらも素直になれず、ふたりはどんどんと違った方向へ向かっていくのだった・・・。

長かった！久しぶりにこんなに長い作品を見た。
原作は三島　由起夫なので、なんとなく閉塞感がある感じがよく描かれ、とても綺麗な画面で、その時代が伝わってきました。

ただ、この話って清顕のプライドの高さから素直に「好きだ」と言わなかったから、起こった結果なので、そこのところが納得できないひまひまとしては、なんだかな～という感じの方が強く、かわいそうだ・・・という気持ちにななれなかったです。

また、ひまひまとしてはもうちょっとドロドロ感があってもいいような気がしました。

大変な結婚 ★★

大変な結婚　★★　　　　　　　ＤＶＤにて視聴


　　　　　　　監督　チョン・フンスン
　　　　　　　出演　チョン・ジュノ　　　　ソル・ジル
　　　　　　　　　　キム・ジョンウン　　　パク・サンウク
　　　　　　　　　　ユ・ドングン　　　　　パク・クニョン


　　　　　　　　　　　　２００２年　　　　韓国



ソウル大の法学部を卒業し、若くしてベンチャー企業の社長となったテソは、ある日酒に酔い朝起きると、自分のベッドに見たこともない、ジンジョンという女が隣で寝ていたのに、驚くのだった・・・


隣で寝ていた女がヤクザのボスの娘で、テソと結婚をさせようと奮闘するジンジョンの兄弟たちがそれぞれ個性的で、面白いです。
ただ、ストーリーが少し単純なので、先が見えてしまい「ふ～ん、やっぱり、そうくるか」というのが見ている人に、分かってしまうのが残念かな・・・

ただ、どうしてこのふたりがベッドで寝ていたかのネタバレが最後に出てくるのが、ちょっと意外でした。
　　　

ダディ フライ ダディ ★★

ダディ　フライ　ダディ　★★　　　　ＷＯＷＯＷにて視聴


　　　　　　　　　　監督　　成島　出
　　　　　　　　　　出演　　堤　真一　　岡田准一
　　　　　　　　　　　　　　須藤　元気　　星井七瀬

　　　　　　　　　　２００５年　　　　日本


円満な家庭で幸せな生活を送っている鈴木　一だったが、ある日一人娘が殴られ入院することになった。娘を殴ったのは有名政治家の息子だったが、最初からこの加害者は一に対して威圧的で、一はそれに屈してしまった自分が許せなかった。そんな時にとある高校生のグループと知り合うのだった。


この映画を見る前の印象として、殴り合いが続く映画なのか・・・と思っていましたが、とんでもなく反対にほとんど殴り合いのない映画でした。
鈴木役の堤氏は本当に普通のおっさんと演じていたのですが、やっぱり印象としては岡田氏よりはず～っとなさけない感じのする人の方が、もっと感情移入しやすかったのでは・・・と思えました。（この二人が並んでいるととても親子位年が離れているようには見えませんでした！）

原作の金城氏の意図も映画の中にはきっちりと描かれひまひまは、暗くなく明るく描かれていて、好きでした。

単なるバスの乗客のおっさんたちも、有名な脇役の方ばかりで、誰が出ているのかを探すのでも違う意味で楽しめました。

アメノナカノ青空 ★★★

アメノナカノ青空　★★★


　　　　　　　　監督　イ・オニ
　　　　　　　　出演　キム・レウォン
　　　　　　　　　　　イ・スジョン
　　　　　　　　　　　イ・ミスク

　　　　　　　２００３年　　　　韓国


体に障害を持ち、病気で入退院を繰り返している女子高生・ミナはある日、自宅の下の階に越してきた大学生・ヨンジェと知り合った。
それまで、友達もいなかったミナは素直にヨンジェと友達になり、ヨンジェが「君に一目惚れしたようだ」と言ったことから恋愛に発展するが・・・。

ストーリーが分かっていても、すーっとその空間の中に入り込めるような作品でした。
なんといっても、イ・スジョンさんのかわいらしいこと・・・（実際はこの映画を撮った時は何歳だったのでしょう・・・本当に高校生に見えました）

若い人の恋愛というものが、いかにステキであるのかがよく分かる作品でした。
作品中に出てくる、ふたりの写真もとてもよくて、あんな写真が撮れたらいいよね～というものが、沢山ありました。

エネミー オブ アメリカ ★★★★

エネミー　オブ　アメリカ　★★★★


　　　　　　　　　監督　トニー・スコット
　　　　　　　　　出演　ウィル・スミス
　　　　　　　　　　　　ジーン・ハックマン
　　　　　　　　　　　　ジョン・ボイト


　　　　　　　１９９９年　　　アメリカ


弁護士ディーンは国家安全保障局の行政官レイノルズが起こした、暗殺事件の証拠を本人は知らないまま、手にする。それによって、ディーンは証拠と共に、抹殺されようとするのだった・・・。

いかにもアメリカ映画！という感じの映画ですが、とても面白かったです。
こういう映画は、やっぱり映画館で見たいなあ・・・。

とにかく、追われ！追われ！何故だか分からないけど、どんどん追われる主人公のドキドキ感が、見ているこちらにも、ガンガン伝わってくるのがすごかった！！

この監督トニー・スコットの作品は結構見ていますが、中でも好きなのが「トゥルーロマンス」が好きでした。でも、この作品はそれを抜くかもしれません。（ひまひまの中では）

絶対に見てソンしない映画です。

イサイサ ★★

２４２４（イサイサ）　★★


　　　　　　　　　監督　イ・ヨヌ
　　　　　　　　　出演　キム・レウォン
　　　　　　　　　　　　ソ・ユジン
　　　　　　　　　　　　チョン・ウンイン
　　　　　　　　　　　　イェ・ジウォン


　　　　　　　　２００２年　　韓国


イスクの会社（引越し屋）のモットーは「顧客の夢と希望を運ぶ」というものであるが、ある夫婦の引越しを請負い、引越し先に到着するとそこにはライバル会社の作業員に扮した検事ドゥチルがいた。ドゥチル達はヤクザの親分がダイヤモンドを隠し持ったまま、ブラジルに逃亡しようとしているのを阻止しようとしていたのだった・・・。

出演している人は結構面白人達が多いのですが、話はそれほど盛り上がらず、ふ～んと言う感じの感想だけでした。

チョン・ウンイン氏がクッキの頃と殆ど変わらず、いったいこの人はいくつなのさ？と思ったほどでした。（笑）ソ・ユジンさんはこういう男勝りの役が多いので、違う感じの役も見て見たいもんです。
そう、レウォンくんはこの映画に関しては印象が薄いです。（別にレウォンくんでなくてもよかったね！）

ちなみに、この２４２４（イサイサ）というのは、引越し屋の電話番号で、引越しの代名詞になっているようです。

リンダ リンダ リンダ ★★

リンダ　リンダ　リンダ　★★

　　　　　　　　監督　山下　敦弘
　　　　　　　　出演　ペ・ドゥナ
　　　　　　　　　　　前田　亜季
　　　　　　　　　　　香椎　由宇
　　　　　　　　　　　関根　史織


　　　　　　　２００５年　　　　日本

文化祭の前日になって、いままでのバンドを組んでいたメンバーが指をつき指して、ギターを弾けなくなり突如、恵たちは他にバンドを組む事になった。コピーするのはブルーハーツでボーカルになったのは、たまたまそこを通りかかった韓国からの留学生・ソンだった・・・。

とある高校の文化祭での１バンドを、淡々と描いたものです。（特別に何か大騒動が起きるとかではなく）
ひまひまがこれを見て、ふ～んそうか・・・何だか懐かしい。と、ただそれだけの感想しか持たなかったのは、多分ひまひまが彼女達とは、随分年齢が違いすぎているからだと思う。（なので、彼女達とほぼ同じ歳の我が家の娘がこの作品を見ると、まったく違う感想を言うと思います）

ただ、ペ・ドゥナさんはみなと同じ様に高校生に見えるし、いかにも留学生という感じが伝わってきました。