悪の経典 ★★

悪の経典　★★

　　　監督　三池崇史
　　　出演　伊藤英明
　　　　　　　染谷将太
　　　　　　　吹越満

　　　２０１２年　日本

サイコキラーの話にしても、全く分からない映画だったわ・・・

なんだろう、すべてが中途半端な感じがしてね・・・

まず、そもそもこのハスミンという男が、どうしてサイコキラーとなったのかもよく分からないし、このハスミンという男の経歴もさぁ・・・

学校では人気者の彼だったようだけれど、どうしてなのかもよくわからないのがね～

そこへ出てくるあのカラス・・・
あれがハスミンをあそこまでにさせたというのなら、そこも中途半端な感じがするしね～

とにかく、やたらめったらに生徒を殺すという分から無い尽くしの映画でした。

冬の小鳥 ★★★★

冬の小鳥　★★★★

　　　監督　　ウニー・ルコント
　　　出演　　キム・セロン
　　　　　　　　パク・ドヨン
　　　　　　　　パク・ミョンシン

　　　２００９年　　韓国・フランス

キム・セロンちゃん　すごいね～

本当に自然でね・・・

なにより、最後に彼女が未来の幸せを夢みて決意しフランスに行く所に、良かったと思ったひまひまです。

そして、この映画の監督自身も養子としてフランスへ渡ったというのを後から知り、ちょっと色々考えました。

ポエトリー ★★★

ポエトリー　★★★

　　　　監督　　イ・チャンドン
　　　　出演　　ユン・ジョンヒ
　　　　　　　　　イ・デビット
　　　　　　　　　アン・ネサン

　　　２０１０年　　韓国

う～む・・・

またまた望みのない（未来が見えない）映画を見てしまいました。

ひとりのおばあさん（孫を娘に代わりに育てている）が、「詩」を学び、書こうと決め文化会館に習いにいき、映画の中ではなかなか書けないといい「どうやったら書けるのか？」と先生に聞くくらいだったのに、最後の最後に書いた詩が結構響いてくるんだよね・・・

ただ、これを見ていてずっと気になっていたのですが、中学生が起こしたとんでもない事件で、同級生が自殺したのに、大人たちは彼らの将来を考えて示談にし外にバレないようにばかりしていて、やった本人たちを誰も叱らないというのが引っかかってしょうがなかったです。

こんな孫をもったばかりに、一生懸命生きているおばあさんが犠牲になるのもどうもうけいれられなかったです。

フランケンウィニー ★★★

フランケンウィニー　★★★

　　　監督　ティム・バートン

　　　２０１２年　　アメリカ

ティム・バートン好きのひまひまとしては、どんなものでも、きっと良いといってしまいそうなのですが、ストーリーとしてはあまりひねりもなく「まぁ、こんなものか」と思ってしまうのは、しょうがないかな・・・（電気に当たっただけで生き返っちゃうのはね・・・）

それにしても、あれをコマドリで撮ったことが未だに信じられないです。
ひまひま、このストップモーションアニメーションが大好きなんですよね～

新宿で開かれていたらしい、「フランケンウィニー展」行って見たかったです。

苦役列車 ★★

苦役列車　★★

　　　　　監督　山下　敦弘
　　　　　出演　森山　未来
　　　　　　　　　高良　健吾
　　　　　　　　　前田　敦子

　　　　　２０１２年　日本

昭和のかおり満載で、あの時代が青春だった人にとっては、なんか懐かしくなる映画ではあるが、ひまひまはとにかくこの主人公が嫌いだ！

行き当たりばったりの生き方の上、それもこれも自分の生い立ちのせいにし、ひがんで生きているあの主人公が嫌いです。

あの年頃の男の人というものが、あのことばかり考えているかといって、それを自分の好きな女の子にぶつけるというのも嫌だ！

この映画に未来が見えるのは、最後の最後でそこまでがず～～～っと暗いので、長く感じてしょうがなかった。

ただ、この主人公を演じた森山　未来ssiにはちょっと拍手をおくりたくなった。（こんな嫌な奴の役をよく引き受けたよね～）