3月11日、震災から2年

時の経つのは早いものですね。あの震災からもう２年が経ちました。この日は娘の誕生日であったため、余計に記憶に残る日となりました。
復興の状況をみると、思ってもいなかったほど遅いことに驚かされます。
日本は戦後の復興も、20年程度でオリンピックを開けるほどのスピードで行ったことを考えると、どうしてこんなに時間がかかるのだろうと考えさせられます。
しかしバブル崩壊後、15年～20年経っても兆しさえ見えなかった今の日本から考えれば当然なのかもしれません。寂しい限りです。

これから先の未来に向けて、デフレ脱却、領土問題、震災復興、放射能汚染などの不安材料を多く抱える日本、歴史に残るような指導者が必要とされています。それが今の安倍政権であってくれることを願っています。

そんな中、僕ら小さな自営業者はどうやって生き残っていけばいいのだろうか？
日々いろんな情報を整理し、試行錯誤を繰り返す日々が続いています。

先日、被災者のご家族の話をテレビでやっていました。避難生活の中でも子供にピアノなどのレッスンを受けさせている家族でした。こんなときだから我慢しなきゃとか、今はそんなときじゃないとかそんな意見がある中、この母親は、将来とか環境が良くなってからとかじゃなく、子供にとってこの時は今だけですから、今出来ることをやらせていきたいと話していました。
そうだよね、将来を悲観しててもしょうがないよね。今出来ること、やるべきことをやっていくことが大切だよねと、教えてくれました。商売もそうだと思います。息子の留学を決めたときもそうでした。なぜこんな時代にと言われましたが、将来のため、今息子にしてやれることは？を考えたとき、今しかないと思いました。
今月の24日にはカナダに旅立つ息子。いつかこの経験がかけがえの無いものになってくれることを願って送り出したいと思っています。

今流行の言葉、「いつやるんです？今でしょう！！」
今の日本に一番必要な言葉なのかもしれません。