生物多様性という考え方には、人間は自然のことを全部、
知っているわけではなくて、でも、その未知の部分にも配慮する
必要があるんだという部分が含まれていると思うんです。
ただ、知らないものや、自分に直接かかわってこないもの、
地理的に遠く離れているものを守りましょう、って言われても
ピンとこないという声もあります。
----人間は知的な生きもので、それゆえに他の生きものにこれだけ影響を
与えていて、いろんな利益を得ている。ならば、自分と直接かかわりない
生きものにも思いを馳せるという知的活動も、税金みたいなもので、
払わなきゃいけないんじゃないでしょうか。昔は人間の活動が小さかったから
免税されてた。でも、もう地球の方から、そろそろちゃんと消費税払えよ、
といわれてると私は思いますけどね。と言ったって、人間みんな利己的なんです。
でもその利己の「己」って何なのか。
生物っていうのは、環境の中で生きている。その環境がなくなったら死に
絶えちゃうわけ。とすると、環境を含めて「己」つまり「私」なんです。
環境がなかったら「私」はいないわけだから。だったら、環境のことを
もっと考えないと。さらに言うと、いくら私、私と言っても、寿命がくれば
死んじゃうわけで、でも「私」は子供に遺伝子が引き継がれるという形で
生き残っているわけです。半分、パートナーの分も入っていますけど、
でも、やっぱり「私」。ということは、子供の代が困るようなことをしたら
「私」が困る。子供の代、孫の代のことも考えて、今の「私」は
行動しなくちゃいけないわけですよ。
時間的にも空間的にも、今いるこの「私」だけが私ではないんだと思うんです。
こういう発想は生物学の発想ですよ。
でも、現代人の発想は一番、基礎にあるのは、古典生物学なんです。
それが今の世の中を取り仕切ってるんですね。
その考え方だと、「環境」と「私」はもちろん違うわけ。
そういう発想で、ほんとうに生物としてまともな考え方ができるのか。
私は非常に疑問に思いますね。
生物多様性について、言葉知っていても内容を理解できてない私
これから『心で感じる生物多様性』の記事で勉強したいと思います。
今回は、全てを数値で価値を評価しているが、
生きものの世界では当てはまらない。
違った世界を大事にして、それを理解しようとする心が肝心。
遠いから、関係ないからと目をつぶらず、想像力と知的活動を発揮
しなければならない。
今、私達は映像で多くの物を見ることが出来る。
実際の現場に行ける人たちはわずかでしょうけど、
その映像で想像することは出来ます。
いろんな環境破壊や絶滅の危機にある動物のこと、
情報はいろんな手段で手に入ります。
目を開け、知的活動を続け、できる事を始めましょう。
私達には、守らなければならない「己」、子や孫がいます。
知っているわけではなくて、でも、その未知の部分にも配慮する
必要があるんだという部分が含まれていると思うんです。
ただ、知らないものや、自分に直接かかわってこないもの、
地理的に遠く離れているものを守りましょう、って言われても
ピンとこないという声もあります。
----人間は知的な生きもので、それゆえに他の生きものにこれだけ影響を
与えていて、いろんな利益を得ている。ならば、自分と直接かかわりない
生きものにも思いを馳せるという知的活動も、税金みたいなもので、
払わなきゃいけないんじゃないでしょうか。昔は人間の活動が小さかったから
免税されてた。でも、もう地球の方から、そろそろちゃんと消費税払えよ、
といわれてると私は思いますけどね。と言ったって、人間みんな利己的なんです。
でもその利己の「己」って何なのか。
生物っていうのは、環境の中で生きている。その環境がなくなったら死に
絶えちゃうわけ。とすると、環境を含めて「己」つまり「私」なんです。
環境がなかったら「私」はいないわけだから。だったら、環境のことを
もっと考えないと。さらに言うと、いくら私、私と言っても、寿命がくれば
死んじゃうわけで、でも「私」は子供に遺伝子が引き継がれるという形で
生き残っているわけです。半分、パートナーの分も入っていますけど、
でも、やっぱり「私」。ということは、子供の代が困るようなことをしたら
「私」が困る。子供の代、孫の代のことも考えて、今の「私」は
行動しなくちゃいけないわけですよ。
時間的にも空間的にも、今いるこの「私」だけが私ではないんだと思うんです。
こういう発想は生物学の発想ですよ。
でも、現代人の発想は一番、基礎にあるのは、古典生物学なんです。
それが今の世の中を取り仕切ってるんですね。
その考え方だと、「環境」と「私」はもちろん違うわけ。
そういう発想で、ほんとうに生物としてまともな考え方ができるのか。
私は非常に疑問に思いますね。
生物多様性について、言葉知っていても内容を理解できてない私
これから『心で感じる生物多様性』の記事で勉強したいと思います。
今回は、全てを数値で価値を評価しているが、
生きものの世界では当てはまらない。
違った世界を大事にして、それを理解しようとする心が肝心。
遠いから、関係ないからと目をつぶらず、想像力と知的活動を発揮
しなければならない。
今、私達は映像で多くの物を見ることが出来る。
実際の現場に行ける人たちはわずかでしょうけど、
その映像で想像することは出来ます。
いろんな環境破壊や絶滅の危機にある動物のこと、
情報はいろんな手段で手に入ります。
目を開け、知的活動を続け、できる事を始めましょう。
私達には、守らなければならない「己」、子や孫がいます。