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2017-09-11 | 日々のこと
昨年、本屋大賞を取ったころに購入し、そのままになっていた本。



時間のあった午後、いっきに読んだ。


レビュー、書評は、ライトノベル、小中高生向き、文章稚拙、ストーリーが浅いなど、散々な内容。


その通り、、、
格調高い文章でもないし、治らない病を抱えた女子高校生との純愛という古い設定。


でも、私は泣いた。
かなり泣いた。


年を重ね、本の中の人物は大人の人々から同年代へ、そして子供の年齢へ。 

経験したことのない悩みや、人を愛する喜びを覗き見る世界から、
私も、それなりにたくさんの感情を経験してきて、そういう目で見る世界へ。


それでも、この本の高校生の心の動きや葛藤は、瑞々しく共感できることが多かった。
稚拙といわれる文章が若い彼らを表現するのに合っていると思った。


夫を病気で亡くしている私だから、気持ちが入ってしまったのかもしれない。

映画も見てみようかな、なんて思った。


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