丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

書くこと

2007年05月02日 | 出版話
 文芸社
「ラブストーリー」
 定価1,575円
    


昨年応募した「ラブストーリー・コンテスト」で入選したのですが、その作品がこの度刊行されました~!! 私の書いた小説が(超短編ではありますが)初めて活字となった訳です。
 五月に出版されると聞いていたのですが、その著者贈呈分の一冊が今日ポストに届いておりました。ちなみに五月二日は私の誕生日なのです。なんだか凄く嬉しい誕生日プレゼントに思えてきました。誕生日も悪くないと思ったのは何年ぶりのことかしらん。

 子供の頃、「大人になったら何になる?」と聞かれると、長い間「ダンサー!」
と答えていました。生憎才能に恵まれず、その道は十代半ばで諦めました。その次に「なりたい職業は?」と聞かれると、「……物書き。」と答えていた時期がありました。なんやかんや言いながら、学生時代はずっと小説を書いていましたね。
 社会人になり、仕事に忙殺される毎日でとても仮想空間を文字に綴る元気がなくなってしまいましたが、ひょんな事から復活したのが二年ほど前からです。このブログを始めたのもきっかけの一つでした。
 先日友人に「何を意識して書いているのか?」と聞かれ、改めて自分の中の「書く理由」を見つめなおしてみました。その答えはいたって単純でした。「書くのが好き」その一言……。
 自分の見てきた事を、感じた事を、いかに体温を持った文章に置き換える事が出来るか。日本語の持つ力を使って、いかに自分の思いを他人に伝える事ができるか。その試行錯誤が脳みそをくすぐるのです。
 現実問題、書き続けたからといって物書きという職業につける訳ではありません。でもダンサーと違って、文章を書くという事は恐らく生きている限り続ける事の出来る作業でしょう。そして一生懸命生きる事は自分自身の奥行きを深め、書くネタをも提供してくれるに違いないのです。
 励みにしている先達がいます。俳句を書き続けている義理の母、小説を書き続けている緋川小夏さん(ブックマーク参照)。幾つになっても自分の思いを文字にする事に情熱を傾け、それを継続する事のすばらしさを教わりました。私もチマチマと、コツコツと書いていこうと思います。


 上記の本に関しては、直接お会いする機会のある方については回し読みオッケ~!です(笑)。将来、印税がもらえるような本が出版できたら、その時は皆さん、購入してくださいね~(爆)。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かえってきました。 (コドモオオトカゲ)
2007-05-02 16:28:56
おめでとうございます!
お誕生日とWで素敵なことですね。


ちえぞー様の夢は「ダンサー」でしたか。私は「アクション俳優」とか考えてました。(だってお侍さんになれるんだもん、斬られ役だろうけど・爆)

「好き」という気持ちを大切にしたいですよね。
・・・というわけで、わたくしもブログ復帰致しました。宜しかったら、お立ち寄りくださいませ。
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おめでとうございます~! (小夏)
2007-05-02 22:45:48
出版&お誕生日、おめでとうございます~~!!
自分の書いた文章が活字になるのって、感慨深いものがありますよね。
まずはお互いにじっくり、その喜びを噛み締めましょう♪
私も作家になれるかどうかはわからないけれど、一生、何らかのカタチで文章を書くことに携わっていきたいと思っています。
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ありがとうございます (ちえぞー)
2007-05-02 23:11:07
>コドモオオトカゲさま
 お、そちらも復帰ですね。ではさっそくお邪魔しに行きませう。
 斬られ侍ですか(笑)。チャンバラトリオみたいになるかも。理想は芸者なんですけど(笑)。それも御家人斬九郎の蔦吉が理想ですな(爆)。ちなみに前世占いというヤツでは「花魁」だそうですよ、私。
 

>小夏さま
 うお~、びっくりです!!遊びに来ていらしたとは思いもよりませんでした!!!小夏さんの一ファンとして、本当に光栄です。
 陽の目をみるかどうかは別として、地道にコツコツと書きたい事を書いていきたいと思っています。そして小夏さんの文章で、苦手な濡れ場の克服も……(笑)。
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