丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

あとがき・・・のようなもの~チリメンジャコの目ン玉~

2009年06月15日 | あとがき・・・のようなもの
 構想時間十五分。執筆時間三時間。すみません。勢いで書いちゃいました。まったくささやかな超短編です。
 とかなんとかいいながら、「食欲魔人シリーズなんてどうよ?」などとアホなことを思ってますが(笑)。

 なんでこんな話を思いついたのかって?
 実は知人でチリメンジャコがダメな人がいました。まさに目がダメらしいです。こっち見てると思うそうなんです。
 病院勤務時代の患者さんで、米粒が全部人の顔に見えるというとんでもなく恐ろしい幻覚に悩んでいる方がいました。
「幻覚ってわかってんねんけどな。それでも茶碗の中から何千人ってコッチ見られてみ? 食べる気なくすで」
 溜息をつきながら、そうぼやいておられました。
 そんなエピソードを、通勤途中の車の運転中にふいに思い出しました。そんでもって、妄想を膨らませているうちにこんな話になっちゃった。

 若い夫婦のささやかなエピソードになればいいなぁ、と思って書いたので、それほど盛り上がりもありませんが、読後に「ほっこり」した気分が残ってくれればそれでいいです(笑)。

 さて、次はなんの食材で書こうかなあ。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お魚の目 (弥勒)
2009-06-17 06:39:46
子供の頃、アジなどの小魚がだめでした。
目を気にしだすと、箸を持つ手がすすまなくなり
自分の目が、落ち着かなく動き出し、タイミング
見計らって、弟の皿へそれらをぶちこんで、よく
母に叱られておりました(要領悪いヤツですねん・・・)

だから、鳥肌たちながら、ひいい・・・と、読ませていただきました。ふふふふふ、ほうら、ちえぞーさんの後ろに









冗談もよし子さん・・・
ええ作品やなぁ、思いますえ。



すみません
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