2007.02.25[京都市右京区京北片波山/伏条台杉杉群(アシウ杉)]with MIK
ずっと行きたいと思っていた京都北山のアシウスギ群を見に出かけた。さほど遠くもなく、どちらかといえば手軽に行くことができるので、かえって後回しになってなかなか行けずにいた。
この冬は暖冬とはいえ、流石にこの片波山周辺は雪深いところであるため、雪山の装備を準備し、積雪で林道の奥までは車で入ることはできず長時間の林道歩きを覚悟していた。ところがところが全く雪がない。あれよあれよとスギ群生地近くまで車で入ることができた。群生地の遊歩道も雪は皆無。あまりにもひどい暖冬である。
遊歩道に入るとすぐに大きな木が目につきはじめる。稜線を数分歩き周囲を見わたすとそこはすっかり巨木の森。巨木の数は予想以上に多く見るのに忙しい。木肌にふれて感触を確かめ、耳をあて木の声を聞く。
以前この一帯はこのような大きな木で埋め尽くされていたのであろう。しかし現在は悲しいかな、その大半は切り倒されてしまった。今では人工林化され、林道が走り山肌が剥き出しになっている。絶滅寸前にようやく保護され管理されるようになったが少し遅すぎたか。誠に惜しいかぎりだ。伐採を免れた幸運なその大木の雄姿を寒さも忘れてカメラに収める。周遊コースから東尾根コースに下る途中も次々と大スギは現れる。1本として同じ形をしたものがなく、その無造作とも思われる姿は猛々しい。中でもこの森で最大と言われる根元周り15.1mの「平安杉」の存在感には畏怖の念さえ覚える。そうして1本1本の木とコミュニケーションをとっていると、あっという間に時間は過ぎものだ。
「大櫓杉」、根元周り10.6m
「大主杉」
「平安杉」、根元周り15.1m
「宿り杉」
ずっと行きたいと思っていた京都北山のアシウスギ群を見に出かけた。さほど遠くもなく、どちらかといえば手軽に行くことができるので、かえって後回しになってなかなか行けずにいた。
この冬は暖冬とはいえ、流石にこの片波山周辺は雪深いところであるため、雪山の装備を準備し、積雪で林道の奥までは車で入ることはできず長時間の林道歩きを覚悟していた。ところがところが全く雪がない。あれよあれよとスギ群生地近くまで車で入ることができた。群生地の遊歩道も雪は皆無。あまりにもひどい暖冬である。
遊歩道に入るとすぐに大きな木が目につきはじめる。稜線を数分歩き周囲を見わたすとそこはすっかり巨木の森。巨木の数は予想以上に多く見るのに忙しい。木肌にふれて感触を確かめ、耳をあて木の声を聞く。
以前この一帯はこのような大きな木で埋め尽くされていたのであろう。しかし現在は悲しいかな、その大半は切り倒されてしまった。今では人工林化され、林道が走り山肌が剥き出しになっている。絶滅寸前にようやく保護され管理されるようになったが少し遅すぎたか。誠に惜しいかぎりだ。伐採を免れた幸運なその大木の雄姿を寒さも忘れてカメラに収める。周遊コースから東尾根コースに下る途中も次々と大スギは現れる。1本として同じ形をしたものがなく、その無造作とも思われる姿は猛々しい。中でもこの森で最大と言われる根元周り15.1mの「平安杉」の存在感には畏怖の念さえ覚える。そうして1本1本の木とコミュニケーションをとっていると、あっという間に時間は過ぎものだ。
「大櫓杉」、根元周り10.6m
「大主杉」
「平安杉」、根元周り15.1m
「宿り杉」
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