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数字で読むバレーボール④

2014-11-10 | Volleyball

<数字で読むバレー④>
私がバレーで電卓を叩くようになって約5年ほどになります。チームのメンバーも大きく入れ替わり、チームカラーも変わってきました。昨シーズンはMB使用率が低い試合が多かったことや、WS50%越えの試合が増えていることがが印象的でした。私的にはOPに偏らないMBも活躍する試合は好きですが、昨シーズンはMB使用率の低いパナやJTが上位に。得点力の高い選手にボールを集めるというのは、ひとつの定石なのかなぁ?
リーグ開幕待ち企画その4は、5年間を少し振り返る数字で読むバレー④で。昨シーズンレギュラーラウンド総括をサボっていたことを思い出したのでその辺も少しだけ。コメントに偏りやひいきチームがあるのは仕様です(笑)。
<数字で読むバレーボール⑤>はこちら→■
<ポジション別使用率>

・チーム毎にまとめると↓
(チームのセッターとオポジットもまとめましたが、09/10、10/11シーズンはセット数をカウントしていないのであくまで目安程度で。)


宇佐美選手が引退し、昨シーズンから深津(英)選手がスタメンを任される事が多かった。13/14シーズンからMB使用率が下がりWS使用率が上がったのが、深津(英)選手によるものなのか、チームの指示によるものなのか?WSに助っ人さんを起用していたり、福澤選手も得点力が高いため、WSで得点を取りたいという気持ちも分からなくは無い?もともとOPに日本人選手を起用しており、WS使用率は高め。
深津(英)選手はボールへの反応も良く、良いサーブも持っており、気になる選手の一人ですが、もう少し大学時代はMBも使用していた様にも思うので、少し残念な気もしていたり。
昨シーズンはレギュラーラウンド1位通過&13/14シーズン優勝という訳で、今シーズンも優勝候補筆頭。福澤選手の怪我後の様子が少し懸念材料?ながらく縁の下の力持ちだった川村選手が選手を引退し監督となる今シーズン、チームが崩れたときに支えてくれるのは誰になるのかにも注目。


スタメンセッターが今村選手メインでここ5年間変わっていないこともあるのか、それともチームの方針なのか、MB使用率が高め安定な堺。ちなみに佐川選手もMB使用率そこまで変わらず。私的にはMB使用率が高めなのは嬉しい。レシーブ成功率が特に高い訳ではなくてもMB使用率が高いチームもあれば、その逆も。MB使用率が高めかつ決定率も高めなのは、MBが上手いのかのか使いどころが良いのか、その両方なのか。
WSのバックアタックはトータルではやや少な目だが、出場選手にもよる。OPはペピチ選手になりややバックアタックは増えた感あり。
少数精鋭できている堺は、怪我人が出ると苦しくなる印象。長いリーグをどう戦い抜くのかがポイント。近年は各ポジションでちょこちょこ怪我人が出ているので、少し心配。12/13シーズンにはMVP賞を獲得し、堺の優勝にも大きく貢献したペピチ選手は3シーズン目。今シーズンも活躍を見せてくれそう。セッターは昨シーズン後半から佐川選手の試合も増え、今シーズンは今村選手と佐川選手のどちらがスタメンを獲得するのか、新監督の起用に注目。


13/14シーズンはスタメンセッターが長身の井上(俊)選手となり、MB使用率が大きく低下。これは井上(俊)選手によるものなのか、チームによるものなのかが気になるのはパナ同様。
昨シーズンはWSに越川選手がサントより移籍し、監督も新たに外国人であるヴコヴィッチ氏が就任。チームは準優勝と躍進を遂げた。今シーズンは助っ人さんがイゴールからヴィソットに変更。イゴールは強力サーブその他頼りになる助っ人さんだったので、この変更がどう出るのかも気になる。もともとOPのバックアタック使用率は高めのことが多いチームだったが、昨シーズンはイゴール選手のサーブスタートが多いこともあってか、8チームで唯一OPのバックアタック使用率が20%超え。WSのバックアタックは越川選手はそこそこ打つが、対角の選手は少な目。私的には今シーズンのWSの起用が気になる。怪我がちな八子選手の今シーズンの体調は?
セッターが3人おり、誰が今シーズンスタメンを獲得するのかも大注目。3人ともみんなそれぞれ実績もあるので、監督も起用に迷うのでは?酒井選手もそろそろ良い年なので、リベロ育成も必要に思えるけれど?


ここ何年かほぼスタメンで起用されていた近藤選手が昨シーズンで引退。今シーズンは誰がスタメンセッターに起用されるのか大注目。OPは今シーズンもおなじみボヨビッチ選手。昨シーズンは怪我もあり、OP使用率が30%を切りWSが50%超え。ボヨビッチ選手は上手さがあるものの、全盛期の様な活躍が出来るかはやや疑問なので、今シーズンも上位進出出来るかはWS等他ポジションの頑張りに掛かってきそう。四強入りの常連の東レだが、13/14シーズンは最後まで合成と四強入りを争った。
MBはベテラン篠田選手の引退もあり、誰がスタメンを獲得するのかにも注目。今シーズンの内定さんもMBと、MBの人数は少し多目?vs東レになると他チームのMBのサーブレシーブが多めだった印象だが、これが変化するのかも気になる。


MB使用率は特に目立って高くも無く低くも無く、の印象の合成。昨シーズンはWSの打数が多かった印象。WSのバックアタック使用率はトータルではそこまで高くないものの、選手個人では高松選手が他チームと比較しても高く、白岩選手はほとんどない。両WSのレシーブ本数の差が倍近くあるのは合成くらいで、スパイク本数も両者で1.5倍以上ある。良くも悪くもWSの役割分担がはっきりしているチームなので、好みは分かれるところかと。
今シーズンはレオに替わりイゴールが移籍。どれだけチームにフィットするのか注目。セッターは昨シーズンに前田(一)選手が加入し、3人体制となっている。
09/10シーズンに四強入りを果たしたが、その後は四強と入替行きの狭間の5、6位安定。13/14シーズンはスタートダッシュに成功したものの、シーズン終盤に失速し惜しくも四強入りを逃した。アンディッシュ監督就任2年目となる今シーズン、是非とも上位進出して欲しい。


以前はMB使用率が高めな印象だったサントも、ここ最近はそうでもない?内定さんも入れるとセッターが4名と非常に多く、新監督のスタメン起用やいかに。まずはベンチ入りの争いから。
昨シーズンはウォレス選手の怪我もあり、椿山選手と栗山選手という日本人選手もOPとしてスタメン起用が各10試合ずつあった。今シーズンは助っ人さんが万全の体調で臨めると良いなぁと思う。全日本のOP事情を考えると日本人OPの活躍も必要だと感じるが、やはり上位進出には助っ人さんの活躍も必要かと。
WSのバックアタックは8チーム中一番少なかったが、内定の柳田選手が出場出来るようになったり、栗山選手や柴小屋選手の出番が増えれば変わるかな?WSのFAN的にはスタメンが気になるところ。そろそろMBは若手の台頭にも期待したい。


なんだかんだでWSとOPがごっちゃなFC東京。私がOPはサーブレシーブに入らない選手で計算したい関係で、計算をサボってしまっていてFC東京のFANの方にはすみません。09/10シーズンでは助っ人さんにMBを起用したりと面白いチームだけれども、やはり男子の助っ人さんはOP起用が勝利への近道か?昨シーズンはシーズン途中からミロをWSからOPに変更。今シーズンの助っ人さんのポジションは?
昨シーズンで引退の選手も複数おり、もともと多目だった選手数が少し減るのかな?と思ったら、今シーズンは内定選手がたくさんでビックリ。ベンチ入り争いがここまで厳しいチームは他に無いですね。
13/14シーズンは橘(裕)選手加入でサーブレシーブ成功率は上昇。メインセッターはどちらで来るのかにも注目。


MB使用率はやや高めでSのツーはやや控えめ。昨シーズンの助っ人さんはサンチェス選手だったが、清野選手先発の試合も7試合あった。今シーズンは昨シーズンから合流していたエルナンデス選手がOPとなり、活躍が期待される。
セッターは3人体制なので、2人目がどちらになるのかにも注目。WSでは角田選手加入があり、スタメン変更もありか?WSのFAN的には色々複雑。MBもスタメンは?
昨シーズンはプレミア昇格1年目ながらも6勝をあげた。しかし、6勝の内4勝はFC東京からあげた勝ち星で、全チームから勝ち星をあげた訳ではない。今シーズンはどのチームからも勝ち星をあげられるよう、上位進出に期待。昨シーズンはTV放送がほとんど無く残念だったが、今シーズンはチーム最多の放送予定なので楽しみ。昨シーズンは1勝目をあげるのに苦労したり、入替行きでハラハラさせられたので、今シーズンは上へ上へ。スタートダッシュが大事です。


09/10から12/13のみですが三好も。
安定のセッターのツーの多さ。今シーズンは久し振りにオンテレがチームに復帰し、プレミア昇格への期待を背負う。オンテレがいたシーズンはややオンテレ頼みな印象が強いが、これがどうなるか。チームはプレミア時代とは選手の入れ替わりもあり、今後どんなチームになるのか気になるところ。チャレンジリーグはTV放送が無いので、普段どんなバレーをしているのか現地に行かないと分からないのが難点。
MBはすっかりメンバーも入れ替わり、誰がスタメンで定着するのかなぁと考えさせられた現地観戦でした。セッターも併用なのかな?

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