とにかくやってみよう!!

日々の発見や気づきなど書いてます。
どうぞおつきあい下さい。

そろそろ産まなきゃ

2009年05月12日 | 
「そろそろ産まなきゃ」

いや~なんてどんぴしゃな表現なのか、と思い図書館で借りた本。

色々と女性を取り巻く環境や制度について本音が語られています。

ただし・・・
忘れているような気がしてならなかったり、
残念な状況だと思えるところもあるなと思ったのは・・
自分の命や存在に対する感謝というか
自分を重要に、大切に思うからこそ、そこを出発点にして
子供を持つ意味を考えるようなスタンスが感じられるコメントが少ないこと。

でも確かに「本音」が書かれています。
子供を持つ意味とか大袈裟に言わなくても
産めるものなら一度は産んでみたいもの。
とはいえ、正直な話、いろいろと不安がつきまとう。
その不安は何から発生しているのかという視点では
とても参考になる本でした。

いわゆる結婚適齢期を超え、出産適齢期の残りがどれだけ??と
心の底で思って不安になっている方は一度目を通しておくと
いろんな考え方があることを知り、考えの幅が広がったり
逆にまとめやすくなるような感覚が得られそうな気がします。




捨てる技術

2009年05月06日 | 
捨てる技術という本。

存在は知っていましたが、読んだことはなかったのです。
でも図書館でみつけたので、それならと思い手に取りました。

だいたい言ってることは予想通り。
捨て方が分からないから捨てられないという内容の部分があったのですが
私はそのタイプとわかっていました。
ただし、捨て方を解決するほどに詳しく載ってないので
ちょっと物足りない。

でも
ひとつだけ頭に残る言葉が!
「捨てられるものがないか探す」
これ、いいみたいです。

いらなそうなものをみつけてから「どうしよっかなぁ」と思うのではなく
「捨てられるものないかなぁ」と思ってあたりを意識的に見回す。
するとあるじゃないですか

「あ、これ要らな~い」とか、
「あ、この書類捨てたいから手帳に書き留めて処分しちゃおう」
という思考が働き始めました。

邪魔だからどうにかするというよりも、
捨てたいから邪魔なものを片付けるか、捨てるかするということ。

これ私には意外と重要な視点だったかも。
なぜなら、自分にとって邪魔じゃなければ、ものを置きっぱなしにしてしまうから。

ひとつでもいい事に気がつけば読んだ甲斐もあるのかな。

捨て方が分からないものって、けっこう多くないでしょうか?
私はマンション住まいにおける、ベランダガーデニングの要らない土を
どうやってすてるのかわかりません。
さらに木の板とか。
3段くらいのカラーボックスとか何ゴミなのかしら~


空腹力

2009年05月05日 | 
食に関する本ですが、東洋医学の考えをもとにして
現代の食の乱れに一石を投じるような内容です。

考えてみればその通りね、と思うことが沢山書いてあり
食にあまり執着のない私には良い本でした。
(スイーツには目がないんですけどね・・)
おなかが空いていないのに無理して食べることはないという内容です。
さらに、食材にどんな栄養素が含まれているかという点だけに
こだわった食べ方は意外と体を具合悪くしているケースもあると
勉強になりました。

食べることが好きな方が読んだら・・・・・
やめておいたほうがいいかな。

私は薬や栄養を勉強していく中で疑問に感じることが
多々生じてくるのですが、そのような点も著者の考えが明快に
示されていて、なるほどなと思わせる部分も多いです。

西洋医学や現在の栄養学は科学的に人を納得させやすい、
他の言い方をすれば、理屈をつけやすいと私は感じます。
だからどんどん先端を競うことになってる気がします。
でも東洋医学は理屈より実例にそった経験則に近い。
この本を読んでいると、患者さんにきちんと自分の状況や変化に
対処する気構えがある場合は東洋医学のほうが、その人ごとにあった
提案ができる気さえしました。

でもやはり、より多くの人を科学的にみるには西洋医学なのかなと。
すでに飽食化して、「食」が娯楽に近いものと化している現代です。
さらに栄養や医療について情報過多でもあります。
この「食」の多様化した価値観はそう簡単に変わるものではないでしょう。
そして「医療」への要望を踏まえれば、幅広く対応するには多くのデータから
エビデンスを得る西洋医学の方法を用いるのが現実的です。

「食」の価値観が変化することに躊躇しない方や
食べ過ぎると体の調子が悪いと薄々感じとっている方は
読んでみるといいと思います。

私はこの本の内容を参考にしつつも、実際に東洋医学の医師に
ついてもらっているわけではないので、自分の身体からのサインを
見逃さずに行き過ぎた療法にならないように気をつけようと思っています



雅子さまと「新型うつ」

2009年04月29日 | 
ちょっと仕事に偏り気味の本ですが本屋で見かけて
読まなくては!と思い読みました。

薬剤師として、医師が患者さんをどのようにみているのか
興味がありました。とくに雅子さまとくればなおさら興味がわきます。

読み終えてみて、「なるほどな」というのが第一印象です。
医師が患者さんをみる時に気をつけていること、
薬に期待すること、などのひとつのケースを垣間見れた気がします。
特に心の問題にどのようにアプローチしようとするのか、
そういった目線を感じることができました。


色々な医師が色々な本を書いています。決してひとつが正解ということではなく、
さまざまなパターンがあるので、それが面白くもあり、ややこしくもあり。
自分に余裕があるときは、そのあいまいさを楽しめるのですが
余裕のない時は、また違うこと言ってるじゃんと面倒になったりするのことも
正直あります。それでも、いろいろ知ったほうが楽しいし参考になる。
理論的に頭を整理するのはあとでもいいので、いろいろ感じたり、
吸収したいと思うのでした。


著者の雅子さまに関する分析や、雅子さまへの投げかけは、
とても参考になった気がします。雅子さまだけでなく
今、働く人々が陥りがちなケースが例としてとりあげられており
一社会人としても参考になると思います。
人生の中の仕事の位置づけや仕事への姿勢などを考える時に
うまくバランスをとれないと感じる方が目を通すと
自分の陥りやすい思考の癖が発見できるかも





弾言

2009年03月06日 | 
以前本屋で見かけながらもあまりに金銭的に余裕のない月に
みつけたために、買う機会を逸していた本ですが、やっと読めました。

興味のあることとそうでないこと、混ざっている本でしたが
自分の興味がない部分も読んでみることで色々と新しいことを
知ることができて良いですね。

時間や情報の価値、使い方
お金のこと(バランスシート)
仕事におけるチームづくり
さらにはエネルギーの事まで様々です。

日頃ニュースなどを耳にしながら、コメンテーターの発言や
街頭インタビューの内容、回答などに違和感を覚えることが
多々あるのですが、この本を読むと、そういったことも
スッキリして自分の感性を素直に受け入れられるように
なった気がします。

私の勝手なイメージで小飼さんは天才肌の人と思っていましたが
いろいろ努力なさっているんですね。

世の中の様々なことに興味をもちつつ、自分なりの見解をもつことが
大切なのかなと漠然と感じたので、自分の専門分野だけでなく
広く世間を見ていこうと思います。

そういった自分の軸をもとにして柔軟性をもちつつ
しなやかに生きられたらかっこいいですね



ルーチン力

2009年03月02日 | 
日々やるべきことを仕組みにして整理してしまおうと思い立ち、
徹底的に忙しく過ごさざるを得ない環境を用意して
必要なことを選び、そのために用意できる時間を決めて
その時間あたりで完了できる内容を仕組み化してみました。
まずは家事そのほか生活に必須な事項から。

1週間の中にバランスよくなるように家事などを割り当てて
それを毎週のサイクルにしておけば家の中がほどほどに
良い環境ですごせるだろうという目論見です。

とりくみはそこそこにうまくいっています。

そして家の環境を保つことが省力化できれば、仕事や
趣味も時間割り振り制にして仕組み化を・・・・
と思っていたところでこの本を見つけました

あら、なんてタイムリー
なかなか参考になる本でした。
ビジネス書は仕事に限らず生活にすぐに役立てられる
合理的なアイデアが満載でついつい購入してしまいます。


印象的だった部分をいくつか挙げますと

オープンリストは仕事を増やす→クローズドリストの利用
時間を量で量る
「どのくらい」の量の時間を使えるか
メールはすぐに返信せずクローズドリストとして処理する
情報収集をルーチン化する
アナログ整理をルーチン化する
休憩と睡眠をルーチン化すると効率が劇的にアップする

こんな感じです


「面倒くさがりやの・・・」の本をはじめ、さまざまな本に
行為を無意識化させる、仕組みをつくると書かれていますが
この考え方、方向性はしばらく続きそうです。
私の2009年のテーマは時間管理でもあるのでじっくりしっかり
取り組んで、ちゃっかり楽しい暮らしを楽しみたいと思います。


面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

2009年02月28日 | 
本屋さんの目立つところに積まれていたこの本。
タイトルを見るや否や「読みたい~!!!」と直感しました。

そして、読んで正解。
私にとってはとても面白く、かつ役立つ本です。

私自身とても面倒くさがりや。
それを強みにしてしまえばいいという話がもりだくさん。
必然的にやる気がでてきます

いつもちゃんとやろうとは思うんだけど・・・
なんだか面倒で・・・という方や
いつも用事に追われて面倒くさいわ・・・
なんて感じている方におすすめします。



今や多数派“ワケあり社員”が戦力化するすごい仕組み

2009年02月19日 | 
以前、「結果を出して定時に帰る時間術」で私の時間の使い方に
変化をもたらしてくれた小室淑恵さん。

まだまだ自分の親は元気にしてくれているのですが
介護になったら・・・などと考えたりすることも多く
仕事に対する時間の使い方について方向性を知りたかったので
今回は「今や多数派“ワケあり社員”が戦力化するすごい仕組み」
というワークライフバランスをテーマにした本を読んでみました。

まだまだ自分の中には落としきれない感覚があるものの
これが日本の世の中の当たり前になったら、
「介護や子育てで大変!」と切羽詰まらずに
「自分の役割はいろいろだ。だから充実してる!」と感じられる
可能性もあるのかもなぁと思いました。

それからあとひとつ大事なこと。
ワークライフバランスのとれた日本になったら
結婚率もあがるだろうなぁと感じました
時間に追われるような日々の中では、互いの個々の時間も持てず
主張や意見をまとめることもできない。
さらに共有する時間がない中では、その主張を相手と共有したり
理解しあう、認め合うチャンスも少なくなります。
それでは結婚生活はなかなか充実したものになりませんよね。
そりゃ、結婚率も下がるわけです。

自分の働き方も、世の中の時間の使われ方も
他律でななく、自律するものでありたいと
近頃考えています。

働き方について考えてみたい人にはお勧めの本です。


「ひとり時間」のススメ

2009年02月14日 | 
この本、私がひとり時間について感じてたことが言葉で示されていて
なおかつ理想や目標にしたらいいと思えることも書かれていて、
自身のレベルアップに素敵な味方になってくれると思える本です。
いわゆる啓発本ほどにくっきりリアルではなくやさしい雰囲気の漂う本です。

いいなあと思うテーマや表現をいくつか紹介します。

-「ひとり時間」は作戦タイム-
 自分の気力との戦い
 有効な作戦をたてるため、「一番の味方」である自分のもとに帰り
 傷ついた自尊心や減ってしまった気分を回復させるための時間

-まずは自分の基地の整理整頓-
 基地の指令塔になる知的空間を確保・整理する
 「知的空間」を確保しましょう
 コンパクトな指令コーナー

-自慢定番料理を増やす-
 「自慢定番料理」の開発・研究
 料理の腕は「自分磨き」の必須科目とも言える
 新しい料理よりも「定番」にこだわりたい

-ひとりで行動する「気まま」な楽しみ-
 自分の興味だけでサッと出かけられると、
 普段の何倍も行動が迅速になる
 
-ひとり日帰り旅の贅沢-
 思い立ったら気がねなく、かつ変更可能。
 とことんこだわるのも自由だし、気ままな
 「はずし」の楽しさも満喫できる。

-そして、客席から自らの夢のステージへ-
 思い切ってステージに上がり、自分が感動を与える勇気を持ってみよう。
 自らのステージは、あなたが今携わっている仕事の場にあり、
 あなたが打ち込んでいることの成果を生かす場にあり、
 大切な仲間や家族と過ごすところにあります。

-「ひとり時間」の成果、自宅パーティーを開く-
 ひとり時間に「人を楽しませるアイデア」を考えると、
 もっとひとり時間が輝く

他にもたくさん女性著者らしい視点や表現で語られていて
女性の方は特に目を通しておくとリラックスもでき、
ワクワクして、楽しく「作戦」がたてられるようになるのではないでしょうか

作戦とか、基地とか指令塔とか、ひとりで秘密の基地を
作り上げるような表現がまるで子供のころの秘密の場所作りの
ような楽しみのように思えます。
そんなとらえ方をすると整理整頓や日々の掃除なども
楽しい戦略に思えてくるのは私だけでしょうか




 

男はなぜ急に女にフラれるのか?

2009年01月24日 | 
なんというタイトルだ
と思い本屋で読むわ!と直感した本です。
それだけにあっという間に読めました

タイトルからすれば、著者が女性なのは予想つくのですが
読み進めると、話がとても理論的で、女性が書いている
ということ忘れてしまうほど、偏った感じがなく、面白い内容でした。

とてもわかりやすく書かれていて、ありがちな事例に対して
男性からの視点、女性からの視点の両方が垣間見れます。
さすが、心療内科医の分析だな、と感じます。

いかに男と女の考え方が違い、すれ違いが表面化するのか。
そしてそれは、深層心理、ひいてはその本となる脳の機能の違いや
性による体の機能の違いまで及んだ大きな次元での違い・・・。
脳にプログラミングされた、その性ゆえの行動のなせることで
その違い、相いれない部分にイライラすること自体がナンセンス
なのね、と気がつきます。

とても納得がいってすっきりする部分もあり、あまりの男女の
すれ違い様に笑ってしまう部分も多々ありました。

それにしても、同じ人間であるにもかかわらず、こんなにも違いがあって、
相いれないとなると、ますます非婚化の時代になってしまいそうだな・・・
と考えさせられました。

フランスでは婚外子という形での出産が増えていると聞きます。
日本では浸透しにくいであろう制度だな、と思うのですが
もし広まったら、もはや今現在のような結婚制度はきっと意味を
なさなくなるだろうと私は考えています。
時代の変化に制度が全くおいついていませんが、それでも
専門家の方々に頑張っていただいて制度ができたら・・・・って
いつでしょう??10年後?20年後?
ああ、やっぱり待っていられない。

「まったく男っていうのは」とか
「まったく女っていうのは」などと思ったことのある方に
おすすめします。もうイライラしなくてすみますよ。た・ぶ・ん