今日という日に心を込めて     

自分に与えられた1日1日に感謝して、まっすぐに、精一杯、体いっぱい、人間らしく生きる洋美のブログ。

生命の樹、そしていのち。

2011-06-25 | 旅。/trip
表参道の岡本太郎記念館。

今年は太郎さんの生誕100年の年。

昔アトリエだったこの場所は、今も太郎さんの力強い命が、溢れていました。

  

    

  

    

   

  

最後の写真、大阪万博の太陽の塔の中に創られた「生命の樹」。

太陽の塔は有名だけど、その中がこんな風になっていたなんて知らなかった。

下には小さな小さな生物たち。その上に様々な動物がいて、頂点には人間がいた。

以下、岡本太郎記念館の記事より抜粋

大阪万博のテーマプロデューサーを引き受けたとき、岡本太郎は大屋根をブチ抜く『太陽の塔』で進歩主義に否(ノン)!をつきつける一方で、その胎内にダイナミックな小宇宙を構想した。それが『生命の樹』だ。

うねりをあげてのび上がる一本の樹に、単細胞生物から人類まで、進化の過程をたどる300体の生き物がびっしりと貼り付いている。

地下から天空へ貫いてのびる生命(いのち)の時間。始原のときから営々と続く生命の生長と変貌。根源から立ちのぼり未来へと向かう生命の尊厳とダイナミズム。

まさしく岡本太郎にしかつくれない唯一無二の芸術だった。


すごく美しいと思う中で、頂点に立ってる人間と、今の原発のことが、重なった。

人間は頂点に立って、自然と共存するんじゃなくて、便利や利益ばかりを追求するようになってしまったのかなって。

その代償はやっぱり大きいと思う。

地球が今まで何万年もかけてつくってきたものを、狂わせてしまうのって、よくないし悲しいよね、やっぱり。

それでも今、気付いたんだから、気付けたんだから、沢山の犠牲を無駄にせずに私たちは変わらないといけないし、変えないといけないよね。

そして、与えられた命を、こんな風に、太郎さんみたいに燃やして、おもいっきり、生き抜いて、いきたいね!