「フォックスキャッチャー」のスティーブ・カレルと「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメが父子を演じ、父デビッドとドラッグ依存症だった息子ニックがそれぞれの視点から描いた2冊のノンフィクションを原作に、家族の愛と再生を描いたドラマ。監督は「オーバー・ザ・ブルースカイ」を手がけたベルギー出身のフェリックス・バン・ヒュルーニンゲン。「ムーンライト」「それでも夜は明ける」を手がけたブラッド・ピット率いるプロダクションのプランBエンターテインメントが製作。脚本に「LION ライオン 25年目のただいま」のルーク・デイビス。映画コム
子を愛する父親と自分の事をわかってくれないと、薬物に依存して行く子。
追えば追う程逃げて行く子…
逃げ場を失った子が助けを求めるが、子の為になると信じて突き放す親…
薬物の過剰摂取で死にかけた子と病院で抱き合うシーンで映画は終わる。
エンドロール前に「ニックはその後8年間シラフである」の文字が。それが唯一の救いかもしれない映画。
星3
薬物の怖さそれに対する治療や支援するシステムも出来ているアメリカの闇と希望。
手のひらから逃げた孫悟空がもし薬物に手を出していたら、仏様でも救えないのではないかと思ってしまった。