ヒロさんの旅記録

60歳からのバックパッカー、海外行き当たりの旅

マクロード・ガンジよりダラムコット

2014-09-09 | 北インド マナリ・レー・マクロードガンジ

レーからマナリー到着、その日の夜バスでマクロード・ガンジへ向かった
<山腹に家々が建つマクロード・ガンジ>

そんな山腹の町でも交通渋滞が日常的にある
<町の中心、広場付近は夕方近くなると、通行人も混じって大渋滞になる>

カルサン・GHが混んでたので、その上のGHを1泊150ルピーで借りた
<宿泊したGHの屋上テラスからの眺め、ネットはサルよけ>

マクロード・ガンジは渋滞するほど車・バイクが多いし、うるさい
自然に近く、静かな場所に滞在したいならダラムコットがいいと思う
マクロードから30分ぐらい山上へ歩く
<ダラムコット>

自然の中に家々がある
車は入ってこないから静かだ

実はこの村のことは全く知らなくて、マクロードを発つ前日、散策中に偶然見つけた
閑静だから小川の音もはっきり聞こえる

ヨガや瞑想道場で有名らしく、西洋系の長期滞在者が多いようだ

カフェ・レストランも多い

村人の生活を垣間見ながら

日々の営みを身近に感じながら、上へと歩いた

途中、カフェに入った

カフェの中にはボブ・マーリーのポスター、その横にジミ・ヘン、奥には何とドアーズのジム・モリソンのポスターがあった

この3人に共通して言えることは、若くしてドラッグで亡くなったこと
タイムスリップしたかのような、このサイケデリックな雰囲気にはハッパが欠かせない
やはりここはヒッピー村だと、ピンときた

ヒッピーと言えば僕もタイムリーな時代にいた
ピース、サンフランシスコ、フラワームーブメント、サイケデリック、ドラッグ・・・・

上るにつれ人家が少なくなるが、まだ先にもネット・カフェがあるようだ



つぶやき
ヒッピーと言えば、時代は60年代後半から70年前半ごろだ
僕の青春真っ只中、多聞にもれずロングヘアーでロックを聴きあさってた
胸にはピース・マークのペンダントを下げ、裾広がりのパンツ(ラッパズボン)をはいてた
懐かしい~


マナリー~レー 行きと戻りのバス料金が違う

2014-09-05 | 北インド マナリ・レー・マクロードガンジ

マナリ・レー間のバス移動には2パターンある
1日コース(旅行会社で購入)と2日コース(バス・スタンドで購入)がある
1日コースは深夜2~3時ごろミニバスで出発し、その日の夜9時頃に目的地到着
2日コースは早朝、ローカルなバスで出発、夜になると途中の町で宿泊し、翌朝10時頃に目的地到着
レーへ行く時は、1日コースのミニバスを利用した
殆ど寝てない状態で深夜出発、バスで多少は寝れると思ったが大間違い、猛スピードの悪路の中、寝る所ではない
寝不足状態で到着は夜になる
<レー行き、移動中の3台のミニバス>

マナリーへの戻りは、2日コースのローカルバスを利用した
途中、横転したトラックに遭遇!
左側を今回利用したバスが通り抜けようとしてる

しかし道路幅が狭く、山側に乗り上げ、抜けられない
急きょ、人力で山側の斜面を削り、幅を広げた
この時活躍したのは女性群で、画像でも分かるように男性群は横で見てるだけだった

反対側は急な崖、景色は最高だが命がけのバス旅だ
横転したトラックは不幸中の幸い、崖から落ちなくてよかった

1日コースのミニバス料金、レー行きは1,100ルピーだったが、戻りのマナリー行きは2,000ルピーだとふざけてる!
足元を見た金額で、どの旅行会社も口を揃え同じ料金だ
それで反発する意味でも、戻りは2日コースにした
<ラダックに入る(出る)時にパスポートチェックがある>

<トイレ休憩、女性は大変だ、隠れる場所がない、途中いくつかトイレ小屋はあった>

ローカルバスで2日もかけて移動するのは、地元以外僕だけだと思ってたら
他に、日本人女性含め10人近くの外国人がいた
多分ミニバスの高額に反発してのことだと思う
<食事休憩中>

<CHILLED BEERに目が行く>

2日コースは睡眠を十分とってバスに乗り込むので、走行中も爽快で、車窓の景色を十分楽しめた
5,000m級の山を2回越す道程は、日本では想像できない別世界のパノラマだ
<標高5,000mの峠付近>

<高山植物>

しかし5,000m近くになると胸が締め付けられ、息が困難になってきた、少し歩いただけで息切れがする
無理せず、じっとするしかない
<レーに近づくにつれ、このような景色になる>

<逆に、マナリー付近は緑が多くなる>

<途中、車道に大量の水が流れてる場所が多々あった>

<鉄板を乗っけただけの橋、バスがやっと通れる>

フォトチャンネルでは途中の景色を更に紹介

 つぶやき!
レーでは、どの旅行会社に聞いても、マナリー行きミニバスは深夜1時発だと言われた
が、宿近くの旅行会社では、昼1時発で翌朝にマナリー着が間違いなくあると
これならマナリーに1泊せず、その日の夜バスでマクロードへ行ける、2,000ルピーと高いけど宿代が節約出来る
チェックアウトを済ませ、1時前に旅行会社に行った
しかし深夜1時発の間違いだと言われた、こんなことってある?呆れ返って言葉が出なかった


レー 腹をすかした野良犬

2014-08-31 | 北インド マナリ・レー・マクロードガンジ

ミニバスで郊外のゴンパ見学へ行った
<ミニバス・スタンド付近>

先にティクセ・ゴンパへ行き、レーへ戻りながらシェイとチョグラムサルへ寄った
<ティクセ・ゴンパとその周辺>







道路を挟んだ奥に緑と小川がある

郊外のゴンパ見学は交通アクセスが全体的に悪い
他は泊りがけで行くか、車をチャーターするしかないようだ
費用と日数もかかるので他はパス
特に遺跡に執着しないので、見学はこの程度で良いでしょ
<シェイとその周辺>

道路手前に池がある
釣りが出来ないか確認したが、浅すぎて出来そうもなかった





荒涼とした山肌と緑地が対照的だ

レーには1週間ぐらい滞在する予定だったが、4日ほどで切り上げた
次の行先はマクロード・ガンジだが、予定に余裕が出来たので、シェリナガル経由を検討した
が、イラン行きの日程が決まってたので、強行せず断念した

 つぶやき・・・・
AM5時にローカルバスでレーを発ちマナリーへ向かう日
早朝まだ暗い中、宿を出、バス・スタンドに向かって歩いてたら、1匹の野良犬が寄ってきて吠え出した
持ってた袋にはバナナ・パンなど食物が入ってる、目当てはこれだ
そうこうする内に犬の数が増えだし10数匹に囲まれてしまった
立往生してると、後ろから車が近づいて横で停まった
助かった
1匹目の野良犬が近づいてきた時に、食物を投げ捨てればよかったと後で強く反省した


レー 乾燥・ほこり舞う街 

2014-08-29 | 北インド マナリ・レー・マクロードガンジ

深夜2時ごろマナリーを出たミニバスはレーに夜9時ごろ着いた
乗ってたバスは大分遅れ、3台中最後に到着した為、客引きやタクシーが殆どいない
宿を交渉する余地もなく、夜も遅いので、同じバスに乗ってた日本人女性と共に、とりあえず宿を取った

<レーで最初に目に付いたのがこのモスク、チベット系の町だと思ってたが意外にイスラム系も多い>
翌朝早速、WiFi付きの宿に移った、シーズン中なので宿代は500ルピーで高かったがロケーションはいい
相変わらずWiFiの繋がりは悪い

<次に目に付いたのが、丘の上の旧レー王宮>
WiFi付き宿は少ないと聞いてたが、幾つか宿をあたったところ、WiFiは殆ど付いてた
但し庭だけでしか使えないとか、条件付が多いようだ

<メイン・バザール 通りは工事中でゆっくり歩けない>

チャング・スパ通りを上がるとオールド・マナリーのような町並みがある、欧米系ツーリストが多く、カフェやレストランが多い
更に奥に行くと安宿もあるらしい

<オールド・レーの路地坂を上った

先には王宮がある>

毎朝、朝食を欧米人が多いチャング・スパでとった
やはり朝食はパンと卵とコーヒーがいい
乾燥した道路、車が通るたびに砂埃が舞うなか、外テーブルで食事をしてるツーリストが多い
全体に観光依存が強く、ツーリスト向レストランは多いが、地元食堂が少ないのが残念だ

<王宮のある丘からの眺め>

素朴なレーを期待してたが、個人的には期待はずれが大きい
オールド・レーは活気がなく、地元民の生活を垣間見ることは少なかった

<街は坂が多いので遠くに屋根が見える>

 つぶやき!
メイン・バザールの外れの小さな店で、前から欲しかった薄手のダウン・ジャケットが、店員言い値の650ルピーで売ってた
交渉すれば少なくとも500ルピーまで下げられるだろう
デザイン・サイズ共に気に入ったが
すぐには売れないだろうと思い、後日(レーを発つ日)店へ行ったら、この店だけ閉まってた
非常に後悔してる、東京に戻っても偶に思い出す、残念だ
今冬、1番欲しい衣服は薄手で小さめのダウン、小柄な僕にはサイズもピッタシだった・・・


マナリー chilled・beer(冷たいビール) 

2014-08-22 | 北インド マナリ・レー・マクロードガンジ

ハンピ(ホスペット)から夜バスでハイデラバードへ移動、翌朝着
この日の夜列車でデリーへ移動
ハイデラバードはイスラム色の強い都市だが、特に見るところは無いようだ

ハイデラバードのシンボル、チャール・ミーナール
周りの町並みはかなり古い

トラックにカメラを向けたら、清掃のオッチャンが俺も撮ってくれと構えてくれた

夜10時、デリーまでの2等3段寝台・約30時間の列車旅が始まった
2等寝台車は絶対に2段がいい、上下独立してるので他人が潜入する機会が少ないし、中で座っても天井に頭が付かない
実は、今回も2段寝台にしたつもりだがマドゥライの旅行代理店がごまかしたようだ
This is India
<写真はオールド・マナリーの街角>

マナリーが他のインドの町と違うのはビールがキンキンに冷えてることだ
日本人にとってはキンキンにうれしい

列車に30時間も乗ってるといろんな人が入ってくる、飲食の心配は全く無いが
様々な乞食が停車するたびに入れ替わり入ってくる、当たり前のように強引な乞食もいる
中には、部屋の掃除をしてくれたので列車側のサービスだと思ってたら、後で金を請求された

ごみは基本的には窓から投げ捨てるのが常識
慣れたもので、遠くの席からでも旨く投げる
列車はニューデリー駅ではなく別の主要駅に早朝着、近くのメトロ駅までリクシャで移動、それからニューデリーまで移動した
メイン・バザールの旅行代理店で今夜のマナリー行きツーリストバスを予約した 

夕方、代理店にリクシャでピックアップに来てくれたが、バス停に着いたらリクシャの運賃を要求された
そのような説明は受けてないし、当然チケット代に含まれてると思ったから払わなかった

次に荷物預けると、1個につき20Rs言われたので、これも断って車内に持込んだ
僕の荷物は小型パソコン含めても7Kg以下なので車内や機内へ持ち込むことが容易だ

その後、席に着いたら追加で200Rsを要求された、1人バランスだとか?、当然事前説明を受けてない、頑なに断った

マナリーに早朝到着、予想してたバススタンドではなく町外れの空き地に到着した
オールド・マナリーへトゥクトゥクで移動、600Rsといわれた宿代を300Rsまで落とした
しかし部屋を入ってびっくり!300Rsは安すぎる、申し訳ないと思った
そこで朝食と夕食はこのGHのレストランでとることにした

<マナリーの女性は強い、左上の5~6人の男達は座って休んでた>

宿泊したGHにはアメリカ人が主のように居座ってた、日本で言われる沈没中だ
2Fのレストランに行くと必ず主がいる、当然アメリカ人だから陽気で気さくだ
人目もはばからず、いつもマリファナを吸ってる、ここマナリでは道端にマリファナが普通に雑草のように自生してる

<ニュー・マナリーのメインストリート>
長距離バスターミナルがある
オールドマナリーは欧米人向けの街だが、ここはローカルな店も多い

温泉のあるヴァシシュト
宿代が更に安いそうだ

オールド・マナリー 裏山の散策

日本の山路と似てる、こちらはヒマラヤスギだ

途中の村によりながら

釣り場を探しながら

この川で釣りをしたが激流で全くダメ、近くでは地元人が餌で釣ってた、ルアーでは流れが速すぎる

木材を運ぶ親子?に遭遇した