TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

インド遠征記7(271)

2005-12-02 23:03:21 | ATFインド2005
 11月22日(火)晴れ
 男子ルームは全員とてもぐっすり寝ました。快眠快眠!心配したみなみも、体じゅうが痛かったのも、おなかも大丈夫。朝7:00にとオーダーしておいた朝食ができてきたのはやはり7:40。もう慣れてきました。8:10にホテルを出発、歩いてコートへ。

 8:45からランニング&ストレッチ開始。優也はナショナルの男子と2時間練習、はるみ・ななみ・みなみは9:00~11:00まで木全がレッスン。12:00からクラブのレストランで昼食、木全、藤井監督は12:00~2:00まで授業。

 デリーの昼間はとても埃っぽいです。日本の木全のクラブにある卓球場もほこりがすごく、腕立て伏せをすると手が真っ黒になるのですが、ここインドのテニスコート上も全く同じ状態です。1日じゅう練習する選手たちは、汗びっしょりになった所に、空気中のほこりがくっつくため、夕方は体がべとべとになります。インドの街中で早朝、よく打ち水をしているのは、このほこりをおさえるためでしょうか?日本は、今ではアスファルトが多くなり、打ち水の習慣は少なくなりましたが、アスファルトの少なかった昔はこんな風にほこりっぽかったのだろうか??などと思ったりしました。今日、ハードコートなのに、昼間、水撒きをするという不思議な風景に出会いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド遠征記6(270)

2005-12-02 15:37:07 | ATFインド2005
シャワーが水しか出ない問題、少し深刻です。自分のからだが毒ガス的にくさくなる前に水シャワーしますか!(女性にはない発想?)ま、昼間だったら問題ないのですが(とっても暑いから)、夜はとても冷えるので水シャワーしたら間違いなく風邪ひきそうなのです。

 今日、クリス・ケイチェル氏が午後、初心者のクラスを受け持ってレッスンしている光景を見ました。とても不思議な気分です。ドキッチ、フィリプーシス、ヒューイットなどなどを教えていたコーチですよ!!

 子供たちに、まだ、疲れは全くみられません。元気すぎるほど。

 そうそう、予選が行われる26日、27日にボール・キッズ・トライアルが行われます。うちのグループ4人は全員参加するそうです。無料で2週間ちかくオーストラリアに滞在できるわけですからねぇ。でも英語しゃべれないときついかなぁーとも思ったりもしてます。

写真は会場のカーナ・テニス・スタジアムのテニスコート。3面ずつ5つ並んでいて15面。その他に観客席つきのコロシアム、芝生のコートなどもありました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド遠征記5(269)

2005-12-02 15:23:03 | ATFインド2005
 実際のところ、私たちのグループ4人は全く問題なく、いい練習ができていますが、ナショナルの6人はビミョウです。自分たちがズバ抜けて実力が高く、他にいいレベルの子がいないので、結局、6人で白子(千葉にあるテニスコート100面以上あるリゾートです)にでも集まって強化練習合宿でもした方が楽だったのでは?なんて思ったりもしました。ま、でも、アジアに遠征して、水、食事、きたないホテル、生活などに慣れるという経験を積むという意味では、価値ありかな!!などと思いなおしたり…少し複雑です。

 子供達のたくましさがとても観察できます。外国人の友達がたくさん作れているか?自分の意見を言えているか?口に合わない食事を翌日の練習のためにムリにでも押し込んでいるか…などなど。(今夜、みなみが食事を食べれませんでした。辛すぎるといって。ナンは辛くないから食べておきなといったら、あきたからといって食べないし…ちょっと心配)
 夕方、リッチーさんと少しお話をしました。来年、日本でこのトレーニングキャンプを行い、そして14&Uの大会を開く計画の事についてです。すると、彼は「それはいい!ボール・キッズ・トライアルも開こう!」と言っていました。井上コーチ、そういう話になってきていますよー。

写真は日本男子代表チーム3人プラス1人。みんないい表情しているでしょ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド遠征記4(268)

2005-12-02 15:14:42 | ATFインド2005
 12時の時点で、12時半からワークショップ(コーチの授業)を始めると、突然言われ、急いで子供達に昼食を食べさせつつ、自分もかきこみました。12:40~1:50くらいまでクリス・ケイチェル氏の授業。(彼は世界中のコーチ達の先生をつとめる有名な先生です、私も4~5年前、TTCのセミナーで2日間教わりました、久しぶりの再会です。)2:00から選手達のトレーニングキャンプ(つまり練習)を始めるといっていたのですが、待てども待てども始まらず、結局3:20にようやく始まりました。

 ようやくいろんな事が見えてきました。今回、日本人以外でキャンプに申し込んでいるのはマレーシア人が1人、イラン人が3人、あとはすべてインド人(50~60人)。そして、インドの子達は学校があるので毎日午後3時から6時までの練習という事に変更になったそうです。午前がポッカリ空いてしまったので、明日からはコートを借りて、9:00~11:00、自分たちで練習することにしました。ナショナルの男子に子供達は混ぜてもらいます。

 さて主催者側も初日はレベルがわからないので、テキトーなグループ分けでレッスンがスタートしました。優也は晴海達くらいの子供と、大塚やよいちゃんも美南、七海たちと同じグループでやっていて、全くラリーにならないので、リッチー・ギーさん(このキャンプをオーガナイズする一番上の責任者、若いのにかなりの実力者です)に進言してグループを変えてもらいました。

写真は日本女子代表チームの3人。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド遠征記3(267)

2005-12-01 19:13:45 | ATFインド2005
11月21日(月)晴れ
 デリーの朝は、本に載っていたとおり、少し肌寒く、上下とも長袖でちょうどいいくらいです。朝7:00にオーダーしておいた(夕べオーダーしておいた)朝食は、7:30になっても出てこない…これもインドのガンガー(ガンジス川)のごとく悠々と遅く流れる時間のせい?結局7:35くらいに用意ができました。
 道に迷いながらも、何とかカーナ・テニス・スタジアムに到着。日本おもて代表チームはすでにコートで練習をはじめていました。
 晴海、七海、美南は3人で練習、優也には「ナショナルの練習に混ぜてほしいと藤井監督に言っておいで」と冷たく言い放しました。思ったとおり、断られて帰ってきましたが、そういう時の「ガメつさ」というか「ずうずうしさ」を身につけて欲しいんだ、という事を話し、もう一度いかせました。どうやらお許しが出て金城くんと打ち始めました。
 今日の朝は8:00にホテルを出発、たぶん8:20くらいには着いて練習を始めていました。予定では8:45~コーチの登録(レジストレーション)、その後選手の登録、そして午前はコーチは9:00~10:00講義、選手たちは10:00~12:00午前の練習、のはずが、10時になっても11時になっても11時半になっても、全く何も始まりません、お知らせも全くなし。信じられないいいかげんさ!!!そのあと、今日の予定は変更になったと、誰かが言っていましたが、今日の講義と練習はこのぶんだと午後だけかもしれません。まあ何とものんびりでいいかげんなオーストラリア人とインド人たちです。この先どうなることやら。

写真はホテルでの夕ご飯、カレーとナン。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド遠征記2(266)

2005-12-01 19:01:43 | ATFインド2005
 ホテルの人の話では、シャワーはお湯が出ると言っていましたが、はたして本当でしょうか?(お湯が出るホテルだったらラッキーだ、と本によく書いてあったので)
 少し、ホテルのまわりを散歩したあと、みな、おなかが減っていたので、ホテルでカレーを食べました。(カレーしかない!)(エッグカレー→激辛い、バターチキンカレー→うまい!!)
 部屋はダブルの部屋を2部屋。男3人と女2人に分かれました。ま、一言でいってボロホテルなのですが(日本人の感覚)、インドでは中級以上の宿なのかもしれません、だって冷房用のエアコンがついていましたから。木全用のエクストラベッドをお願いしたら、何と持ってきたのがただの布団と毛布だけ!!床にひくの?という感じです。とほほ。ま、これがインドだよと気を取り直す初日でした。カレーとうすっぺらくて油だらけのナンに、胃がもたれてきました。
 明日から5日間、オーストラリアンオープン・テニス・トレーニングキャンプが始まります。コーチ達は午前中授業、子供達は午前も午後も練習です。子供達はインドの生活にとまどいつつも、とっても元気です。優也はフィリピンに行った時の超豪華ホテルが当たり前だと思っていたようで、フィリピンが特別で異常だったという事をいやでも理解しないわけにはいけなくなりました。勘違い矯正にはもってこいのインドぼろホテル生活の始まりです。

写真はインドの道路と、3輪のタクシー「オートリクシャー」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド遠征記1(265)

2005-12-01 18:51:56 | ATFインド2005
11月20日(日)晴れ
 慌ただしく成田を出発、エアインディアの301便の直行便でデリーへ。成田では表(おもて)日本代表チームとも合流(偶然)、藤井キャプテン(日本テニス協会のジュニア委員長さんです)はじめ、斉藤しゅうくん、喜多もとあきくん、金城みちるくん、女子は、石津さちえちゃん、美濃越まいちゃん、大塚やよいちゃん達と同じ飛行機でした。
 インドは今まで行ったどこの国よりも異国という感じがします。機中で妹尾河童著「河童が覗いたインド」を読み(以前から読みたいと思っていたのですが、なかなかチャンスがなかった、この人のスケッチはすごいです!)、勉強しました。インドの都市部の生活、田舎の生活、ホテルの様子、宗教のこと、カースト制度のこと、インドの歴史のこと。イラスト…というよりは細密画といった方がいいような細かいスケッチつきの文章は今まで出会ったどの本よりもおもしろく、重い内容の部分も気持ちよく読める、すばらしい本です。とっても、お気に入りになりました。
 8~9時間の飛行機の旅のあと、デリーの空港に到着。ここの正式な名前は?インディラ、ガンジー、インターナショナル、エアポート?でいいのでしょうか?空港で、ホテルのピックアップカーが来ていないというトラブルにまずしょっぱなから遭遇。そういえば、迎えにきてもらう時間を言い間違えたかも?というわけで、おそるおそるタクシーで移動。この夜のタクシーはとても危険、であったり、詐欺師まがいであったり、適正料金より多くふっかけられることで有名。注意深く、おそるおそるタクシーで移動しました。
 無事、ホテルに到着と思うと、今度は部屋がないので近くの違うホテルへ移動!!という第2のトラブル。ま、何が起こっても「ノープロブレム」がインドのお国がらということなので、そんなてきとう、いいかげんに、普通に身をまかせつつ、行動していくとします。

写真は出発の時、成田空港のクリスマスツリーの前で1枚。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする