TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

英才教育??(1492)

2009-04-16 00:08:30 | tennis
 昨日、全国選抜ジュニア関東の最終日は白子へ行くことができませんでした。クラブでレッスンしてました。

 そして、今日の昼間、気になっていたKずきから電話がありました。順位戦の最後のふたつを勝って、全国選抜ジュニア出場の最後の1席をものにしたそうです。はじめての全国大会出場なんじゃないかと思います。6年生のころの、失敗するたびに嘆いたり、ネガティブな言葉を連発して、どんどんくずれていった選手の姿は今回の関東大会では、全く見られず、精神的にも技術的にもひとまわりたくましく成長した姿を見せてくれました。

 これでまた5月の全国選抜が楽しみになりました。

 夜、テレビで英才教育の特集をやっていましたね。Kんくん映ってました。ちらっと映ったSらくん、おもしろい配役でしたね!

 子供がそのスポーツを好きで好きでしょうがない状態に導いた上で、子供が先を走り、親がそのすぐ後ろからサポートする…賢い親の姿です。子供が主人公で、目がキラキラ輝いています。

 でも、親が自分の夢をかなえるために、子供自身がそのスポーツを好きでも楽しくもない状態で、無理に強いる…これは親が主人公となっていますから、いつか破綻をきたすことになります。ま、破綻といっても子供にとっては、解放という幸せの状態になり、親にとっては破綻なのかもしれません。

 英才教育という言葉であらわされる活動の中には、この両者が含まれているんじゃないかと思います。

 テニスの場合は、14歳から18歳くらいの全国大会のトップにいる選手の親なんかを観察すると、とてもうまくやっている親が多いです。

 この話に関しては、またそのうち。







コメント (4)
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