TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

沖縄のこと(1679)

2010-02-11 23:58:50 | tennis
 今日はとっても寒い小雨の一日でした。全国選抜の千葉予選がはじまりました。とても寒い、厳しい状況の中の試合でした。今日、試合した子たち、風邪などひかないように注意してくださいね。


 さて、沖縄。上の写真はTまき亭で私たちを迎えてくれる、テニスシーサー。こちらでは「最初はグー」のかわりに「最初はシーサー」、「はいチーズ」のかわりに「はいシーサー」と言うとか言わないとか。

 まず、沖縄に着いて町並みを見て思ったのは、白い建物が多い。沖縄は台風が多くくるため、木造の古い建築はほとんど残っておらず、鉄筋がほとんどだそうです。




 そして、白い町並みの屋根の上に、必ずタンクのようなものがある。これは、沖縄は昔からよく断水があった(最近はあまりないそうです)ため、水道水を屋上のタンクに必ず貯めておく習慣があるそうです。断水が直るまでの何日かの生活用水を確保するということですね。

 それから、上の写真に小さく写ってますが、アパートやマンションに、大きな字で必ず「なんとかアパート」とか書いてあるんです。内地(本土)では、名前を書いてないアパートっぽい建物がほとんどですが、沖縄ではもれなく書いてあります。



 Nおがほおばっているのは、ポーク卵おにぎり。けっこう平べったかったです。このおにぎり、ポピュラーらしいですね。あと、おにぎりの中に「油みそ」というものを入れることもあるそうです。


 こちらは、自家製ちんすこう。とってもおいしかったです。








↓↑宜野湾コートのコートうしろの木、斜めに傾いているんです。海沿いで、普段から風がものすごい強いのかもしれません。


 実は前々回沖縄へきた時、集団自決のあった洞穴の前で、アメリカ軍が上陸してきた時に、家族どうし殺し合った人たちのお話を聞いて、滝のように流れる涙が1時間くらい止まらなくなった…という事がありました。今回はそういう風にならないように注意していたのですが…普天間基地を見下ろす高台の上で、Hがさんのお話を聞いている最中、「18万人がお亡くなりになったこの戦場では、上陸して丘へ登ってくるアメリカ軍に対して、日本兵は爆弾を体じゅうにまいてがけを飛び降りて特攻した」という話を聞いて、少し涙が出てきてあぶない!と思いましたが、なんとか耐えました。
 そして、八重山そばのお店へ移動する途中の車の中で、Cろちゃんが「アメリカ兵に見つかっちゃうからっていう理由で、泣きじゃくる赤ちゃんを殺したんだってねー、学校の劇でやってたもん」の言葉を聞き、もう滝の涙状態になる寸前までいきましたが、やっとのことでこらえました。

 本州の、私たちのまわりにはない、教育がここにはあります。(広島や長崎にもあると聞きます)戦争を忘れてはいけない、子供たちに、戦争で起こったことを伝えていかなければいけない…という事が、沖縄にはレッキとしてあります。子供たちを連れていきたい理由がここにもあるわけです。

 Hがさん、いろいろ資料を用意していただいて、説明わかりやすくしていただいて、とってもよかったですよ!!ありがとうございました。
コメント
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