TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

天国へ。(2940)

2015-02-24 23:41:22 | tennis
チョコが天国へ旅立ちました。

16年前、志津のコーチをしていた頃、昼間、谷底のようになっている3番コートで大人のレッスンをしていました。

すると、どこからともなく、子猫の声。


現在、駐車場になっているとなりの土地は、当時はクレーコートでした。

そこを、小さな、生まれたばかりの赤ちゃんネコが3匹、1列になって歩いていました。


捨て猫でした。


1匹は、テレビのコマーシャルに出てくるような、かわいい~ネコちゃん。アメリカンショートヘアのような銀色でした。
この子はすぐに貰い手が見つかりました。


でも、黒っぽいまだらの子と、茶色の子は貰い手が見つからず、うちで飼うしか手がありませんでした。


当時のジュニアの子が、この2匹に名前をつけてくれました。チョコとクッキー。


それから16年。人間でいえばもう90歳以上の歳。



最近は、足が悪く、ヨボヨボだったクッキーに比べ、チョコはいつでも活発に走り回っていました。


数週間前、少し調子が悪かった時に、病院で検査を受けたら、元気に見えるチョコのほうが、重い病におかされている事がわかり、
あと数ヶ月という余命宣告をうけました。


でも、歩き回ったり、「おなかがすいたよ~」と叫んだり、普通の生活をしていたんです。
でも10日前くらいから、目がやられはじめました。
容態が急変したのは3日前の夜でした。




もう冷たくなってしまいましたが、眠っているようにしか見えません。


坂が好きでした。膝をななめに立てると、必ずやってきて、そこでリラックスしました。
背中を、そんなに強く??というほどポンポンされるのが好きでした。


チョコは亡くなる前に、クッキーにプレゼントをくれたようです。
ヨボヨボだったクッキーに元気を分けていってくれたようです。
クッキーは一度も転ばないで、ひとりでトイレに行けるようになりました。

明日からは、一人分静かな生活になってしまいます。
コメント (2)
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