
メアリー、ピアースが第1シードのダベンポートを比較的楽に退けて、準決勝に進出しました。とても集中したすばらしいプレーでした。
2003年の秋にオランダへテニスの勉強のための超貧乏旅にでました。飛行機はもちろん直行便などチケットが高くてだめ、ものすごい遠回りをして時間と距離をかけていきました。アムステルダムを中心にあちこち回ったあと、最後にオランダのナショナルセンターを訪れてみようと思い、アルメアという町を訪れました。(9ヶ月後に多くの日本人ジュニアと多くの日本人コーチたちを連れて再び訪れるとは夢にも思わず…ま、このお話はいずれ)
その時、オランダのトップジュニア達を見学していると、なんか、見た事のあるようなおばちゃんが練習をはじめました。ジュニアを教えているナショナルコーチの方に「あの人、メアリーピアースにすごく似てませんか?」と聞いたら「そりゃそうだ!本人だもん」と言われました。
彼女は撮影されるのがきらいで、「撮ってもいいですか」と許可を求めたら断られるよ、といわれたので、隠し撮り。そのときの練習のことです。
まったく真剣さがないのです。半分遊びのような感じで、ストローク、ボレー、スマッシュ、クロスラリー…などなど、いろんな種目を数分ダラーっとやっては次の種目、笑顔もたくさんです。
「ながす」という言葉がぴったりの状態です。私の生徒がこんなだったら、「やる気がないんなら出て行けー」と叫んでいるかもしれません。「ふーんトッププロもこんな練習の人もいるんだなー」というのが感想でした。(いつも彼女がこんな練習なのかは別として)
そんな印象が強かったため、今日のピアースのすばらしいプレー、すばらしい集中力、それから解説者の「日頃、ものすごい練習をしているたまものだと思います」の言葉にとても不思議を感じました。フラストレーションの高い本番のために、練習でリラックスすることも大切なんでしょうかねー……
”トッププロ”は!!(ジュニアはダメよ!)
2003年の秋にオランダへテニスの勉強のための超貧乏旅にでました。飛行機はもちろん直行便などチケットが高くてだめ、ものすごい遠回りをして時間と距離をかけていきました。アムステルダムを中心にあちこち回ったあと、最後にオランダのナショナルセンターを訪れてみようと思い、アルメアという町を訪れました。(9ヶ月後に多くの日本人ジュニアと多くの日本人コーチたちを連れて再び訪れるとは夢にも思わず…ま、このお話はいずれ)
その時、オランダのトップジュニア達を見学していると、なんか、見た事のあるようなおばちゃんが練習をはじめました。ジュニアを教えているナショナルコーチの方に「あの人、メアリーピアースにすごく似てませんか?」と聞いたら「そりゃそうだ!本人だもん」と言われました。
彼女は撮影されるのがきらいで、「撮ってもいいですか」と許可を求めたら断られるよ、といわれたので、隠し撮り。そのときの練習のことです。
まったく真剣さがないのです。半分遊びのような感じで、ストローク、ボレー、スマッシュ、クロスラリー…などなど、いろんな種目を数分ダラーっとやっては次の種目、笑顔もたくさんです。
「ながす」という言葉がぴったりの状態です。私の生徒がこんなだったら、「やる気がないんなら出て行けー」と叫んでいるかもしれません。「ふーんトッププロもこんな練習の人もいるんだなー」というのが感想でした。(いつも彼女がこんな練習なのかは別として)
そんな印象が強かったため、今日のピアースのすばらしいプレー、すばらしい集中力、それから解説者の「日頃、ものすごい練習をしているたまものだと思います」の言葉にとても不思議を感じました。フラストレーションの高い本番のために、練習でリラックスすることも大切なんでしょうかねー……
”トッププロ”は!!(ジュニアはダメよ!)
だったら、コンソレを入れるとか、3セットマッチを入れるとか何かを考えればよいのですがね。
さて話がそれました。
チェコのワールドジュニアテニスファイナルでも、ワールドスーパーでも、各選手がいろいろなゲームをして遊んでいます。
真剣に練習する一方で、遊びの中でリラクゼーションとその中でいろいろな技術を覚えて行きます。オーストラリアのロイヤルパークでも子供達が椅子をネット代わりにして遊んでいました。
アメリカのメジャーリーグの選手達は守備の練習を遊びの中で覚えるのだそうです。
遊びながら、楽しく技術を磨く。今の日本に最も欠けている点かも知れませんね。
テニスとは、ゲームであり究極の遊びなのかも知れませんね。