TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

「戦う」ということ(1279)

2008-05-27 00:12:28 | tennis
 軽井沢の25000ドルでえりかんうれしい久々の優勝です。復調してきたかな~~?

 全仏の本戦が始まりました。全仏で3度の優勝をほこり、グーガの愛称で親しまれたブラジルの英雄クエルテンの最後の試合が終わりました。そしてバグダティスが初戦敗退…Mihoはまだ知りません!…ガスケが欠場。森田あゆみちゃんvsサバイの初戦をWOWOWで見ながらブログ中です。

 さて、話は選抜。

 今回の全国選抜では、いろんな事を考えさせられました。試合中に本当の意味で戦っているか?という事です。

 試合をしていると、自分が戦うことに集中できない、いろんな事象がおこります。例をあげると…
いつも決まる自分の武器のショットが全くコートに入らない、相手が何度もウソジャッジをしているように思われ相手のジャッジを信頼できない、審判が自分に対してばかり不利なジャッジをしてくる、前回の試合では楽勝した相手なのに今日の試合では圧倒的にゲーム差をはなされていく、などなど。

 そんな時にも、そういった事象までひっくるめて相手とファイトできるかどうか??…ここが大切です。

 ちょっとしたことで、気持ちが戦闘状態でなくなってしまう…そんな試合をいくつか見ました。逆に、どんなことがあっても最後まで戦う姿勢を崩さない選手も見ました。ショットが入らなくても入らなくても、最後まで声を出してファイトし、勝利に執着する姿は「この選手、思ったよりたいしたことないねー」という観客が多い中、私には逆に一番印象に残りました。この選手はコンソレで負けてしまった後も、友達と練習コートで熱心に練習していましたし、最終日ももちろん自分を倒した選手たちの最後の試合を見届けに来ました。

 ちょっとしたことで、戦うことをしなくなる選手には、這いつくばってでも最後まで戦う姿が、格好悪く見えるのかもしれません…でも、それが最もかっこいいことなのに。選手たちにこういう事を伝えていきたいといつも思います。

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1 コメント

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そですよね (yamagata)
2008-05-27 08:50:39
kimaちゃんに 賛成!
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