関東ジュニアでの私の生徒に起こったうそのような本当のお話。「let,no let事件」と名付けましょうか!
関東ジュニアの低年齢(12歳以下)のソロチェアアンパイア(選手がセルフジャッジをしますが、それをオーバーコールできる審判のことです)は毎日制服を着た高校生がインターハイ前の審判練習として入っていましたので、私の生徒Sはいやだなあと言っていました。
ところが、この日の審判はどうやら女子連の女性の方、本人は「よかったー!」といいながら試合に入りました。しかし、実際試合が始まると、あまり、なれてない様子。対戦相手はライン上やライン内側に決まったボールをすべてアウトにするジャッジをしているのに、審判は一度もオーバーコールなし。ま、そういうこともあるか、と思いながらスコアを取っていた時にその事件は起こりました!!!!!(驚きのレベル高い!)
Sがフォアハンドの高い打点のショットを打とうとしていた所、打つ瞬間のほんの零コンマ何秒か前に、となりのコートからボールがころがってきました。審判は大きな声で「レット!」と叫び、その直後、Sのボールはネットの一番下のあたりにつきささりました(つまりミスショットした)。すると直後に審判こう御叫びになりました。「ノーレット!!」
「レット」と「ノーレット」の間は約1秒ほど。私は目を丸くしながらしばし固まりました。ん??何?それ???隣のコートの試合を観ていた笠原コーチに、最近新しいルールできましたっけ?と聞いてしまったほどです。
ボールがとなりからころがってきて危ないからプレー中止!!……と思ったけどやっぱなしね!と
いう新ルールをこの審判、即席で作ってしまったのでした。しかも、同じことがこの試合中3回も起こりました。
いやいや、長いこと生徒の試合を観てきましたが、そうとうの珍事件です。試合後、本部の一番偉い方に報告はしておきましたが。
この事から、私の生徒は大きな事を学びました。対戦相手の特徴を観察して、賢い戦術選びをしなくてはいけないと同時に、自分の試合の審判をしている人のジャッジ力もするどく観察し、賢い対応をしなければいけない。このあと審判の実力をはかる重要なチェックポイントを教えておきました。すると、すぐ吸収したようで、その後、関東ジュニアでも、全日本ジュニアでも、「この審判は実力あるね」とか「この審判はダメだね」とかいつも観察していました。
私が審判の実力をはかるチェックポイントとしているのはこういった点です。選手Aが打ったボールが相手コートの微妙な所に落ちたとします。対戦相手の選手Bが手を挙げて「アウト」といいます。Aは入っていたんじゃないかと思い、即座に審判の顔をみます。この時いい審判はすでにそれを予測してAの方に顔を向け、毅然とした表情で「今のはたしかにアウトでしたよ」といわんばかりに手をあげています。実力のない審判はこの時、選手のほうを見ず、自信なさそうな表情で視線がいろんな方にただよいます。こんなだと、正しいオーバールールは期待できませんから、審判がいない状態でウソジャッジの多いプレーヤーと戦う時と同じように、決め球もラインのだいぶ内側を狙うようにしないといけません。
ま、フューチャーズやチャレンジャーレベルの大会で線審がボールスピードに追いつけず、ミスが多く、選手がそれにとまどう、あるいはうまく対処する、なんてシーンは普通に見かけますから、選手たちはこういう事も上達していかなくてはいけません。
今日も写真は低年齢の大会より。
関東ジュニアの低年齢(12歳以下)のソロチェアアンパイア(選手がセルフジャッジをしますが、それをオーバーコールできる審判のことです)は毎日制服を着た高校生がインターハイ前の審判練習として入っていましたので、私の生徒Sはいやだなあと言っていました。
ところが、この日の審判はどうやら女子連の女性の方、本人は「よかったー!」といいながら試合に入りました。しかし、実際試合が始まると、あまり、なれてない様子。対戦相手はライン上やライン内側に決まったボールをすべてアウトにするジャッジをしているのに、審判は一度もオーバーコールなし。ま、そういうこともあるか、と思いながらスコアを取っていた時にその事件は起こりました!!!!!(驚きのレベル高い!)
Sがフォアハンドの高い打点のショットを打とうとしていた所、打つ瞬間のほんの零コンマ何秒か前に、となりのコートからボールがころがってきました。審判は大きな声で「レット!」と叫び、その直後、Sのボールはネットの一番下のあたりにつきささりました(つまりミスショットした)。すると直後に審判こう御叫びになりました。「ノーレット!!」
「レット」と「ノーレット」の間は約1秒ほど。私は目を丸くしながらしばし固まりました。ん??何?それ???隣のコートの試合を観ていた笠原コーチに、最近新しいルールできましたっけ?と聞いてしまったほどです。
ボールがとなりからころがってきて危ないからプレー中止!!……と思ったけどやっぱなしね!と
いう新ルールをこの審判、即席で作ってしまったのでした。しかも、同じことがこの試合中3回も起こりました。
いやいや、長いこと生徒の試合を観てきましたが、そうとうの珍事件です。試合後、本部の一番偉い方に報告はしておきましたが。
この事から、私の生徒は大きな事を学びました。対戦相手の特徴を観察して、賢い戦術選びをしなくてはいけないと同時に、自分の試合の審判をしている人のジャッジ力もするどく観察し、賢い対応をしなければいけない。このあと審判の実力をはかる重要なチェックポイントを教えておきました。すると、すぐ吸収したようで、その後、関東ジュニアでも、全日本ジュニアでも、「この審判は実力あるね」とか「この審判はダメだね」とかいつも観察していました。
私が審判の実力をはかるチェックポイントとしているのはこういった点です。選手Aが打ったボールが相手コートの微妙な所に落ちたとします。対戦相手の選手Bが手を挙げて「アウト」といいます。Aは入っていたんじゃないかと思い、即座に審判の顔をみます。この時いい審判はすでにそれを予測してAの方に顔を向け、毅然とした表情で「今のはたしかにアウトでしたよ」といわんばかりに手をあげています。実力のない審判はこの時、選手のほうを見ず、自信なさそうな表情で視線がいろんな方にただよいます。こんなだと、正しいオーバールールは期待できませんから、審判がいない状態でウソジャッジの多いプレーヤーと戦う時と同じように、決め球もラインのだいぶ内側を狙うようにしないといけません。
ま、フューチャーズやチャレンジャーレベルの大会で線審がボールスピードに追いつけず、ミスが多く、選手がそれにとまどう、あるいはうまく対処する、なんてシーンは普通に見かけますから、選手たちはこういう事も上達していかなくてはいけません。
今日も写真は低年齢の大会より。
・・・っで、関東ジュニアでコーチが言ってたように(「年代が高い人はしっかり対処できるよ。
」と言ってたあれです)、審判にちゃんと色々なことを言えるようになりたいですね
でも、これからもどんな事件起きるかわかりませんから、学ぶことはまだまだありますね(笑)
なのでこれからもいろんな事を、しっかり観察していきたいでーす。
タイトルで「いい学習できましたよねー。」と書いているように、何事もポジティブに考えないとねー。
では、たくさん文章書いたので今日はこのへんで・・・バイバイキーン
審判も頑張って見てくれてんだもんね。
それには感謝②ですな。