daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

巻頭の歌の意味③

2014年11月04日 | 萬世の歌
      


さて「巻頭の歌の意味②」に続けますね?
知勇兼備の雄略天皇を万葉集の巻頭に置いたことで「権威」が備わった。
権威を知らずに何も語れないから「権威の価値」を書きました。
すなわち、権威は民衆に崇め奉られる存在じゃない。
権威は「主役・民衆に尽すべき脇役」だと納得して戴けただろうか?

雄略天皇は悪逆非道な人物だったが心を入れ替えた、
仏説に暴悪な王・阿育(アソカ)が改心し立派に政治を執った結果・国が栄えたとあるけれど、両者の話は似ている。雄略天皇がどの程度改心したのか私には分らないが、民を邪鬼から護るためにはパワーが必要であり、阿育大王や雄略天皇の強さが生きたら社会は平和になるでしょう。

雄略天皇が民の真の護りになるまで私たちも見守る度量は必要でしょう。平成の雄略天皇・21世紀の阿育大王を育てるか、堅固な守護神の芽を摘みとるかですが、守護神の芽を摘むと言うことは民を邪悪から護る守護神を排除する愚行であり、それは邪悪を悦ばすだけなのです。ともあれ、万葉集の巻頭に雄略天皇は欠かせない根拠に納得していただきたいものです。




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