野菜畑のひょうたん族

ひょうたん・たん・たん!大きくなあれ♪
野菜作りと日々の生活をやんわく綴ります。

そろそろ終わり?

2010-11-08 | 野菜


今日の収穫は、ピーマンとナス

もうすっかり
ピーマンは小さくなり
ナスはやせ細った。

そろそろ秋野菜も終りが来たころだ。
11月なのに、
霜月と言うほどに寒いのに
小ぶりに実を結んで
大人になろうとしたんだね。

よく頑張ったね。

最後の収穫がもうそこまで
迫ってきている。

一瞬の思い

2010-10-23 | 季節・花
とうとう、やってきた。
今年も。

ある日突然、
扉をあけると、
やってくる。


一瞬で世界が変わる

  …私はそう感じる。


金木犀の香りが
私の周りを、
私の家を、私の街を
包むとき。



私の家の金木犀と
2.3件離れた家の金木犀と
自転車でかけても10分はかかる病院の
金木犀たちは
人間には分からないように
コンタクトを取っているにちがいない。

秋のよき日に
一斉にドッキリをかけるごとく
この街を
甘い香りで覆うと。


目を閉じてじっとたたずみ
深呼吸すると、
金木犀の香りは
矢のごとく脳を駆け巡り
心の奥にしまっている
大切な想いを呼んでくる。


香りに伝えたい言葉が乗せられるのなら
その香りを誰に届けますか?
どんな言葉を伝えたいですか?

私は、一番大切な人に
「大丈夫だよ。私が守ってあげる。」

と伝えたい。

秋風にそよぐ

2010-10-21 | 野菜


生駒高原のコスモスは有名だが
我が町のコスモスもなかなかいい。

お向かいの畑が
コスモス畑に変身し、
スゥーと秋風が通ると、
ピンクの花びらがシャラシャラとゆれる。

子供だったら
かくれんぼができるくらい
背の高いコスモスたちは、

「私がいちばんきれいでしょ」
と言わんばかりに背伸びをしている。

蒼い空に想いを寄せて
ピンクをより赤く染めようと
ぱっちり花びらを開いているようで

とても いとおしい。

知らん豆②

2010-10-18 | 野菜
父さんは、大胆にも
豆を一盛ずつ、近所に配り始めた。

「ええっ、食べられるの?」
という声を無視して。



すると、


ご近所の、そのまたご近所に
その豆の「正体」を知っている方がいた。

その豆は、「ささげ」という。

そのまま煮てもおいしいし、
干して小豆のようにしてから、
食べるのもおいしいらしい。

「食べられる」ことが分かり、
始めに食べられないと言っていたおばちゃんも
手のひらを返したように、
「来年はうちも植えよう」と言っていた。

いやはや、
私の料理が失敗したのもあって
騒動に拍車がかかってしまったものの
知らないって、こんなに滑稽なことなんだと思った。

あとから
笑い話になったからいいものの。


この秋1番のミステリーでした。

知らん豆①

2010-10-17 | 野菜

この秋、
ご近所を巻き込んで大騒動!?があった。

うちの畑に父さんがまいた「豆」

夏のうちに急成長して、
ひょうたんのツルを追い越し、
なんと大胆にも
ひょうたんを覆い尽くすほどの
繁殖ぶりだった。

まるで、
「ジャックと豆の木」のように
ひと晩で天まで届くかの錯覚さえ
感じさせた。

私はおもしろがって見ていたが、
父さんは、
実がなれば相当のもんだと勘定していた。

近所のおばちゃんは、
「こりゃ、山ン中でなってる、
 食べられん豆だあな。」
と言っていたが。


秋になり、
じゃらじゃらと実が下がり始めた。
その数……
か、数えられません。。。

はたして、食べられるのか、




まるで毒きのこならぬ、
毒豆のように言っていたおばちゃん。

これは食べられるはずだと言い張る、父さん。

周りにこの豆を食べたことがある人はだあれもいず、
私が食べてみようという、
言いだしっぺもいない。

仕方なく
私がしぶしぶ、煮しめに入れてみたが、
赤く、パリパリになり、

結局食べなかった。

ひょうたん三兄弟♪

2010-10-10 | ひょうたん


たくさんたくさん

できたひょうたんの中でも

自慢したいのが、
「だんご三兄弟」ならぬ
「ひょうたん三兄弟」

一番手前がチョウナン、長男
二番目がジナン、次男
一番奥が、サンナン、三男
ひょうたん「三兄弟」♪


風が吹けば
お互いが揺れて踊り
カラカラと音がしそう…
見るからに仲良さそうでしょ

いやあ、お見事!!

自画自賛しすぎ?
でも、
嬉しいものなんですよね
育てた本人としては。

白い花たち

2010-10-09 | ひょうたん

ひょうたんの花は、白。
大きな葉の上に
薄地の白いレースのように咲く。

つるは、これでもかと
繁殖をするアメーバのように
どんどんエネルギッシュに手を伸ばすけれど、
その葉と葉の間から咲く白い花は
可憐で対照的だ。

が、
種植えの時に心配したことが嘘のように
7月から10月現在まで
まだまだ大丈夫よと
次々と咲き続けている。

「こんなにいらないんじゃない?」
という家族の言葉を背に
この子たちが
どこまで行こうとするのか

私は見守っていこうと思っている。

ひょうたんの形

2010-10-07 | ひょうたん
なんと
ひょうたんのつると葉っぱが
庭中の木々をおおい、
家の周りを緑で包み、

夏からすでに秋になった今

こっちにも、
あっちにも
こんなところにも
あんなところにも…

かわいいひょうたんから
地面をはいずるたくましいひょうたんまで

みんなうちの「ひょうたん族」


いやはや
すずなりというには大きすぎ
ニガウリの棚さえ
我が物顔でつるを巻く。

うちのひょうたんは、
バブルを生き抜いた女性たちのように
「強い!!」



柿と空

2010-08-06 | その他
夏真っ盛り。
きらめく青い空!!


本格的な
夏がやってきました。


柿の木の枝から覗く空は
南国のテーマのように
白い雲とマッチングして
何十年もの前から変わらない。


あまり気にかけていなかったけれど、
うちの青柿はじっくりと
長雨の間、実を作りあげていたのです。

感心、感心。

秋には食べられるよねぇ。

そうそううちには実のなる木ばかりだから
楽しみの実りがこれからぞくぞく登場します。


増えたひょうたん族

2010-07-18 | ひょうたん
ひょうたんが葉をしげらせ
つるもあらゆるところに伸ばし

大きく、大きくなりました。

芽が出たころは心配したけれど
今は、もうこの辺いらないだろう…
と言われるほどになりました。

いやいや
かわいいひょうたんの姿が見れるまでは
どこも切ってはいけませぬ。

夏の青い空に
ひょうたん鈴なり。

う~ん、

いまから楽しみ♪

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つまみに枝豆

2010-07-09 | 野菜
枝豆はふつう
皮の中の豆だけ食べる。

しかし、
最近は皮も食べられる枝豆がある。

うちの畑で、
その、皮まで全部食べられる
枝豆ができた。

塩でゆがいて
マヨネーズで食べる。

皮はシャキシャキして
水分があり
豆よりおいしい。
つまみというより
サラダ感覚。


そういえば、

小学生のころ、給食で
メロンがでたときの話。


ふつう、
かたい外側の皮は残すが、
メロンの皮まで全部食べた
男子がいて、

びっくりしたものだった。

しかし、
もしかして
彼の家では
皮まで食べられるメロンを開発していて
その習慣で、
食べちゃったのかなあ、

あのとき
笑ったのは私たちだったが、

実は,
うちにはすごいメロンが
あるんだけど、
まだ開発途中で言えないのさって
笑ってたのは
彼のほうだったりして。


あと
数年もすれば、

今は食べずに捨てているものが
食べられるようになるという
ホントの
エコ時代がくるのかもしれない。


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梅雨の晴れ間のひょうたん

2010-07-07 | ひょうたん
長い長い雨の日々…

今年はホントに
だらだらと降り続き、
時折
スコールのように激しく降った。


まだ梅雨明け宣言は出されていないが、
今日は久しぶりに晴れた!!

雨の上がるのを待って
成長ぶりを
確かめに行くと


ひょうたんたちは
葉っぱをうんと増やし、
つるをぐんと伸ばし
大きくなるぞと、

天に向かって指をさしている。


おみごと!

実ったイチゴ

2010-05-23 | 野菜
うちの
野放しのイチゴたちが
たくさん実をつけた。

野苺?と間違えるくらい
かわいくて、
ころころしている。

きっと、
肥料をあげなかったり
キンモクセイの下で
少々日陰だから?
かもしれないけれど。

それでも、
甘酸っぱくておいしい。
 




「イチゴ」には
特別の思いがある。

昔、
私が中学生のころ、
友達の間で
「いちご新聞」を読むのが
はやっていた。

イチゴの帽子をかぶった
キキ、ララのサンリオキャラクターが
たくさん出てきて
かわいらしく

10代前半の女の子には
人気だったのだと思うのだが、

私にとっては、
あこがれの先輩が読んでるという
うわさを聞き
先輩と同じものを共感したいという
思いだけで読んでいたものだった。




その先輩とは
その後
12年の時を経て
再会することになるのだが。


実らなかった初恋もまた
甘く酸っぱいイチゴと同じ。


イチゴ、
という言葉を聞くだけで

なつかしさがこみあげてくる。

みつの味

2010-05-19 | 季節・花
つつじのみつはおいしい

つつじの花のめしべを抜くと、
その先っぽに
甘いみつが付いていた。

子供のころ
学校の帰り道に
咲いているつつじを
友達と一緒に
よく取ったものだった。


今考えると

よく平気でそんなことをしていたなあ
と反省することだけれど…

あのころは、
あれはあれで
楽しかった。

赤いつつじ。

満開のつつじ。

両手を広げてかかえるほどの
大きなつつじは

おしくらまんじゅうしているように
絹のようにつややかな
花びらを寄せ合って

輝く紅色を魅せている。



おいしいつつじは
めでるつつじになった。

みつの味は
あのままなのか分からないけれど。

薔薇が咲いた

2010-05-17 | 季節・花
子供のころ、
庭のかたすみには
母が植えた小さな薔薇が咲いていた。

一枝に2、3個
ピンポンほどの
かわいらしい赤い薔薇。

梅雨前に毎年花を咲かせ、
そのたびに
私は

そのころ小学校の音楽で覚えた

「バ~ラがさいたあ
 バ~ラがさいたあ
 真っ赤なバ~ラがあ♪」

を幾度も歌ったものだった。



薔薇は赤色しかないと思っていた。
一人でさみしいときは
薔薇を見ると癒された。

だって、
「さ~びしかった僕の心は
 明るくなった」
          から。

歌の力はすごい。
そのままで美しい薔薇は
口ずさむ言葉と一緒に
心まで
満たしてくれた。


帰りの遅い家族が
帰ってくるまでの
白い時間を
私は薔薇の花のお絵かきで
埋めた。


今、

うちの庭では、赤い薔薇より
オレンジ色の薔薇が満開だ。

けれど
やっぱり
赤い薔薇が
なつかしくって
 いい。