大まゆ均の活動日誌

日本共産党 三木市議会議員 大まゆ均です。
議会のことや日々の活動を報告します。

デイサービスセンターの改修について

2015-12-26 17:38:12 | 議会活動


12月の補正予算でデイサービスセンター志染の改修のための設計費が750万円が追加されました。

デイサービスセンターの改修や補修についてのやり取りは次の通り

(大眉 均議員)
 平成27年度三木市一般会計補正予算でデイサービス志染を平成29年4月までに改修するための設計委託料750万円が計上されております。平成8年に建設されて19年が経過し、風呂の設備が古くなって狭いこと、廊下を仕切って更衣室にしていること、地域住民との交流スペースもデイサービスとして使っていること、玄関が狭くて送迎の車が着けにくいことなどから増改築が必要となっていました。3月議会でも取り上げてまいりましたけれども、主な改修点及び工事の設計内容と完成予定、改修計画や住民や社会福祉協議会の意見をどのように反映させることができるのか、お尋ねをいたします。

(森田健康福祉部長)
デイサービスセンター志染の改修についてお答えいたします。
 まず、改修箇所ですが、先ほどありましたように、大変狭くなっておりますので浴室、それから脱衣場、それから段差の解消や空調設備、給湯器の更新なども行う予定にしております。
 また、地域の住民が安心して過ごせる交流スペースもつくる予定になっております。
 それから、改修に向けてのスケジュールですが、このたび設計費のほうを議決いただきましたら、1月から3月にかけて設計を行います。当初、28年度当初予算のほうに工事費を盛り込み、28年6月からは工事にかかりたいと思っております。最終的には、29年4月のオープンを目指して行ってまいります。
 それから、利用者の声を反映できるかということですが、このたびの改修箇所というところを決めるに当たりましても、利用者の声を一番聞いております。指定管理事業者の社会福祉協議会とは綿密に話し合いを行っております。今後設計する段階におきましても、話し合いを行う中で反映してまいりたいと思います。
 それから、地域の住民の皆様の声ということで、地元のまちづくり協議会や老人クラブの皆様のほうにもお伺いしまして御意見などを聴取し、地域の皆様の声を反映して解消してまいりたいと思います。

(大眉 均議員) 
 デイサービスセンターの志染の改修につきまして特に送迎の車が非常につけるのが苦労されておるというふうに思うんですけども、その辺のところは計画にあるのか

健康福祉部長(森田登喜子)
 そのような点も利用者の声とかこれから聞く中で、今お困りの点でしょうから反映させて設計するようにしてまいります。

(大眉 均議員)
 7つの市立デイサービスセンター、在宅介護支援センターは、高齢者の介護サービスの事業を提供するとともに、安心サポートセンターとしてさまざまな相談機能も持ち、地域住民も利用する施設であります。7つの施設は指定管理者として社会福祉協議会が年間全部で管理料200万円で管理運営をされています。
 デイサービスセンター口吉川は、一昨年大規模な増改築が行われました。このたびの補正予算でデイサービスセンター志染の改修のための予算がつけられましたが、平成9年建築のデイサービスセンターひまわりは、志染の翌年に建築され、18年を経過して雨漏りがしており施設もかなり古くなっております。三木南と三木東が平成10年、三木北が平成11年、自由が丘が平成14年に建てられ、それぞれ13年から18年が経過しており年々修理箇所がふえてきているのではないかと思います。そのために社会福祉協議会は、修理のための費用がかさんでいるとお聞きいたしました。次の3点についてお尋ねいたします。
 1点目、デイサービスセンターの利用状況について、2点目、デイサービスセンターの改修計画について、3点目、施設の指定管理者管理料と修繕費の負担についてどのようにされているのか、

(森田健康福祉部長)
 デイサービスセンターについてでございます。
 まず1点目、デイサービスセンターの利用状況についてでございます。
 デイサービスセンターの利用者数については、ここ数年減少傾向にあり、平成26年度の実績におきましては前年度に比べ延べ利用者数として5万9,781人が5万7,515人に、定員に対する利用率が73.5%が70.5%に減少しているような状況です。しかし、この減少傾向の中でも平成27年4月から9月までの対前年度実績で比較いたしますと、延べ利用者数では口吉川が3.7%、三木北が3.0%伸びているような状況となっております。
2点目、デイサービスセンターの改修計画でございます。
 これにつきましては、現在平成28年度末を目途に公共施設等総合管理計画を策定すべく作業を進めておるところであり、デイサービスセンターの改修計画についてもその総合管理計画に組み込んでまいります。
 3点目の指定管理と施設の修繕費の負担については、指定管理における協定によりまして、1件当たり10万円以下の修繕につきましては指定管理者の負担で実施することとなっております。
 次に、1件当たり10万円を超える修繕の場合は、指定管理者は事前に市と協議を行い、修繕の内容、時期、修繕について市と指定管理者がどちらが負担するかなどを決定して対応に当たっております。

(大眉 均議員)
デイサービスセンターなんですが、先ほど言いましたけれども、実際にひまわりなんかは待ったなしの状況になってますよね。ところが、全体の公共施設の云々っていうふうな形でお答えになっても、実際に雨漏りがしとって、行ったらおしめが敷いてありまして、落ちてくるところにね、そんな状況が3カ所ほどあって、2カ所直されたというのは御承知やと思うんですね。そういう状況になっていて、今そんな状況で、それは確かにデイサービスセンター7カ所もあって今後どうするのかという課題はあるかもしれませんけれど、お聞きすると新しくした口吉川は利用者がふえていると、毎日毎日利用されている方が、あるいはそこでデイサービスをやっておられる方々が苦労されておられるわけですね。そういう点での改修計画を早く出していただかないとこれはまずいんではないかと思うんですけど、それはあくまでも公共施設の計画ができるまでは何も言えないということですか。

健康福祉部長(森田登喜子)
先ほど申しました公共施設総合管理計画の中の改修計画と違いまして、ひまわりという今ありましたその点につきましてはもう私どもも雨漏りの状態等を聞いております。それはその改修計画とは別に大きな修繕ということで考えております。別の考えで検討しておるところでございます。

(大眉 均議員)改修ではなくてとりあえずの修繕ということですよね。
 次から次へと毎年建てておりますから、これ同じようなことがずっと起こってきているわけですよね。志染の場合は1年おくれになっていますけど、いよいよめどがついてきたということなんですけれども、施設が古くなってきて利用者さんがおられるというような状況のもとでどうするのかということだと思うんですね。
 確かにデイサービスを利用されている方は減っているかもしれませんけれど、安心サポートセンターで高齢者の悩みや、あるいは成年後見の話やら、そういうことも相談に乗っていただいたりしておるわけですから、そういう点ではその利用者さんが単にその施設を使っておられる方が減っているということだけではなしに、今後の介護保険の制度そのものも条例改正で変わってくるわけですから、そういう点も踏まえて改修の計画が必要だと私は思うんですけど、その辺はまだ出てこないということですか。

健康福祉部長(森田登喜子)
 このたび口吉川に続きこの志染をすることになりました。これ以降につきましては、先ほども申しましたように、公共施設の総合管理計画の中で市の大きな計画の中で盛り込んでいきます。
 ただし、何度も言いますけれども、緊急の事態、利用者の方がお困りになるような緊急の事態につきましては、その計画とは別に随時対応していくことでしていきたいと思います。

(大眉 均議員)
 デイサービスセンターの指定管理料200万円の中で10万円以下は社協でやってくださいよ、10万円を超えた場合は協議ですよというふうになっているんですが、実際に協議になってるんですか。実際にはどちらが負担されているんですか。
 
健康福祉部長(森田登喜子)
 本年度につきましては、しっかり協議を行いまして運営に係るものということで指定管理者のほうで行うということで行っていただいております。その都度きっちり協議のほうは行い決定しております。

(大眉 均議員)
 協議した結果、社会福祉協議会が持っているということなんよね。実際にはこの春から介護報酬も下がっているんですよね、デイサービスの場合。そういう点からいうと、余裕がないと私は思うんですよね。そういう点からいうと、実態と、もうとにかく毎日毎日デイサービスしているから直さないと運営に困るということで、市は負担せずに社協が持っているというふうにおっしゃったんですけど、それはちょっとあれじゃないですか。市の施設なのに指定管理料の決まりは10万円以下だと、10万円超えた場合は協議するんだと、だけどかなりのお金をつぎ込んでおられるんじゃないかと思うんですけども、そういう実態は協議されてるから知っておられるんですね。そういう点で負担が非常にかかってきているということは、これはやっぱり考え直さなければならないんじゃないかと思うんですけど。

健康福祉部長(森田登喜子)
 今年度決定した分につきましては、きっちり協議がなされた後で社会福祉協議会の負担ということで直していただいております。
 何度も申しますが、ただその限界があると思いますので、先ほど申されたような、雨漏りであるとか、ちょっと大規模になるものについてはまた今後どちらが負担するかはきっちり検討して、社会福祉協議会と決めてるわけではございませんので、判断して修繕をしてまいりたいと思います。

(大眉 均議員)
 市の施設ですから、ぜひ社協のほうに任さずに市のほうも負担をしていただくと。それに、指定管理者の債務負担行為は年間500万円で5年間の予算がついているにもかかわらず、もうこの間ずっと200万円で抑えられておりますから、到底その200万円の中で10万円以下のものだけでも消化し切られないんではないかというふうに思うんですけど、よく実態をつかんでいただいて本当にその負担がないようにお願いしたいというに思います。

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