大まゆ均の活動日誌

日本共産党 三木市議会議員 大まゆ均です。
議会のことや日々の活動を報告します。

常任委員会の再編について

2012-04-24 23:55:49 | 議会活動
 4つの常任委員会を2つにする条例改正案を5月議会に提案することについて議会運営委員会が行われました。
 常任委員会を2つにすることについては、以前から三木新党・市民クラブと公明党から提案がありました。視察経費が半分になるからというのが理由。
 これについては、3月30日に議員総会を開いたけれども賛否が分かれていてまとまらなかったものです。視察経費を削減するためなら2泊3日を1泊2日にするとか2年に1回にするとかの方法もある。定例会ごとに4日かけている日程が2日になる可能性がり、審議時間が短くなる。議会基本条例の策定を検討しているのでその中で委員会の在り方を含めて検討すべきだという意見がありました。
 各会派の意見が分かれている中で今後の検討課題だと思っていたら今日の議会運営委員会で2つの会派から条例改正案が出されました。提案者にはなんと議会運営委委員長の名前が載っていました。
 私は、「意見が分かれている問題について公平中立であるべき議会運営委委員長が提案者になって一方の意見を押し通そうとするのはどういうつもりか」と抗議しました。
 委員長は、提案者となることについては訂正するといいましたが、昨年から提案して十分議論したので5月議会で結論を出したいという意向は変えませんでした。
 委員会条例を何のために改正するのか①公開のもとで十分議論を尽くす委員会にすること②傍聴は許可制でなく人数に制限があるものの公開されていることや会議録を全文記録することになっているが条例は変更されていないことなどについて提案者に聞きました。
 ①については委員会を2つにしてもこれまでと同様に委員会開催日程をとるという答えはいただきましたが、その保障はありません。
 ②については、委員長から「別に条例改正案を提案してもらえばよい」との発言がありました。
 1つの条例に別々の改正案を提案する理由がわかりません。委員会の構成をどうするのかは全議員にかかわることです。十分な議論と納得で全会派が一致するよう努力が求められています。
 私は、経費のことも大切だが、委員会を活発にするためには、仮に2常任委員にするとしても一括議題方式を改め、1件ずつ議論すること、所管する担当部ごとに審査することが必要であると述べました。
 提案者は、現在の常任委員会の審査日程、方法で行うようにしたいと答えました。
 全会派が一致する案にするための提案者や委員長の努力を再度求めました。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。