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町中華の思いで

こんや、町中華のオムライスを紹介するテレビがありました。オムライス自体はとくに興味はなかったのですが、店の様子はとてもなつかしく感じました。

小学生のとき、日曜日(当時は週休2日制ではない)の夕食は母の家事開放ということで、外食が定番でした。もよりえきの近くの中華屋さんで、チャーハンとか五目ラーメンを食べるのがプチぜいたく。

就職して数年後、実家から通っていたときも事情があって夕食は外食となりました。小学生のときとは違う中華屋さんは行きつけのひとつ。最初に日本酒とつまみとしての肉野菜炒めを頼むのが定番。日本酒は小皿のうえのコップになみなみとそそいでもらったものです。

家の近くの違う中華屋さんは、とくに日曜の夕食に利用しました。つまみのひとつとしてお新香をたのむことがありましたが、「実家から送ってきたので食べて」とミョウガをタダで提供してくれたこともありました。

結婚してから実家に行ったときは、また別の中華屋さんへ昼食を食べに行きました。もう出身は忘れましたが、東南アジアの方々が営業していました。五目ラーメンやチャーハンは特においしかったです。

最初の2つの中華屋さんは、後継者がいなかったことで廃業に。最後の中華屋さんはコロナ禍のためか廃業したようです。

町の中華屋さん。あこがれの職業のときもありました。残ってもらいたいものです。


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